2019年7月~9月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。
なお、今回ここで掲載しました投稿には当会より青字で返信コメントをしております。
JR埼京線で任意確認乗車しようとして警備員に声をかけられた方からのご投稿
●性別:男性
●はじめまして。
突然ですがアドバイスを頂けないでしょうか。
長文失礼します。
2019年8月9日午前0時20分頃、JR池袋駅埼京線のホームの女性専用車両の位置で電車を待っていたら警備員が私の目の前にやって来て個人的に「協力お願いします」と声をかけられ、私が「こちらがすいているので」と言うと、それでも「乗車するなとは言えないのでご協力お願いします。」と言われました。どうして私に個人的に声をかけたのか聞くと、「男性の方にはみなさん声をかけています」と言われ、どうして私が男性だと判断したのか聞くと、「もういいです。」と迷惑そうに言われました。私がその警備員に名前を聞くと、答える必要ないと言われ、私がそれなら駅員さん呼んで下さいと言うと、「自分で呼んで下さい」と言われました。その後は私が何を言っても完全無視をされ、顔も向けませんでした。近くにいた別の警備員に言っても、全く同じ対応でした。そして私が何を言っても警備員二人して私を無視し続け、警備員同士で何か話ながら歩きだしたので、私は必死に「無視しないで下さい。あなたに話してるんですよ。あなたが声をかけてきたんですよ。」と少し声を大きくして言いながら警備員について行きましたがずっと完全無視されました。周りの人たちの視線も感じとても苦痛でした。結局警備員は改札の駅員のところに行き、事情を話していたので、私が自分の言葉で代わって話し始めると警備員はホームに戻る素振りを見せたので、私は「あなたもここに居てください」とその警備員が行こうとするのを止めようとして、少し手が警備員の肩に触れ、警備員から「触らないで下さい」と言われました。触ってしまったのは私の落ち度です。その後警備員はその場に残ったのですが、わざわざ少し離れた所に立って、その態度は迷惑な客に捕まったと言わんばかりの様子でした。
そして肝心の駅員も聞く耳もたずという態度で、勝手に男性だと判断して協力させるなど失礼だし人権問題だと私が言うと、私に「男性ですか?」と聞いてきたので、私が「男性です。」と言うと駅員は首をかしげ、男性を男性だと判断して何が問題なのかと言いたそうでした。
ちなみに私はある理由があり、女性と差別されたり女性と同等の権利が無いときに著しく精神的に苦痛を感じます。
私は終電があって議論してる時間がなく、駅員に後日また話しに来ると言うと、個人の案件をひとつひとつ対処しないと言われました。それでも私はとりあえずこの話をきちん話しにくると言うと、名前を聞かれたので、言いたくありませんでしたが、苗字だけ本名で伝えました。
それでもこのことを対処するかはわからないと言うので、また来ますのでよろしくお願いしますと無理やり強く言い切ってその場を去ってきました。駅員の名前は名札で確認済みです。
とにかく憤りで頭がおかしくなりそうで、後日話しに行くときはどういった所に焦点を当てて話したらいいのか、どのように相手が間違ってることを認めさせたらいいのか、何かアドバイスを頂けないでしょうか。話しに行って、また嫌な思いをすると思うと辛いのと憤りで押し潰されそうです。
どうかよろしくお願いします。
※(このHPをご覧の皆様へ)
===以下の文章は投稿者の方への返信ではなく、皆様への説明です===
この方にはまずメールを送信し、「抗議するなら、こうしたほうが良いと思う」というアドバイスを行いました。
しかし、こうした抗議は普段から経験を積んで慣れていないと、なかなか言いたいことが思うようにスッと出てこないですし、まして単独で抗議となるとかなりハードルが高いので、その後もこの投稿者の方とさらに連絡を取り合い、後日、当会の関東本部のメンバー達とともに、JR池袋駅に抗議に行くことになりました。
しかし、応対した警備員や駅員はやはり態度が悪く、ある駅員は「男性は乗れない」と言い放った上に国土交通省の「任意」という見解文を無視して「男性は乗らないようにお願いしている」等と、傍から見ても限りなく強制と取れる発言を繰り返しました。
こちらも過去に幾度も抗議を重ねてきた面々が過去の経験を踏まえて正論で対応いたしましたが、駅員のほうが感情的というか熱くなって大声を出して声を荒げる場面が何度もありました。
結局、夜の埼京線の女性専用車両の設定時間帯が深夜23時以降のため、各自自宅に帰る終電の関係もあり、あまり抗議に時間をかけることが出来ませんでした。
もちろんその後、差別ネットワークとともにJR東日本の本社にも抗議するなどしましたし、今後もさらに抗議活動は行っていきます。
この投稿者の方の立派なところは勇気をもって自ら動かれたことです。
このような方には当会も可能な限りの協力を致します。
時折当会に「○○線で乗車活動してください。」というご意見投稿が来ることがありますが、投稿をしている本人は何も動こうとせず、ただ当会を動かそうとしているだけという場合が結構あります。
しかし、今回の投稿者の方はそういう方ではありません。
以前にもこのご意見紹介のページで述べましたが、反対派の中で「反対する会や差別ネットワークがやってくれるだろう・・・」という、他人任せな空気が蔓延するとごく一部の人間が活動するだけで、大多数の反対派は何もせずにただ期待するだけという状態になってしまいます。
これではいつまで経っても、反対運動が拡がって行きません。
もちろん実際には動きたくても動けない人がいらっしゃるのは承知しておりますが、動ける方はどうか動いていただきたいのです。
この活動は一人でも多くの人が実際に動くことが重要なのです。
もちろん、「合法の範囲内で・・・」が絶対条件ですが。
現在、個人的に実際に乗車などの活動をされている皆様ももし何かありましたら当会体験談フォームまでご連絡ください。
日本に蔓延する女性優遇に疑問を持たれている方からのご投稿
●性別:男性
●外国の女性車両の動画ですが、これは酷すぎると思いました。

ここまでやりますかってのが正直な印象で傷害罪でもっていかれてもおかしくないですよね?
日本は女性優遇しすぎです。女尊男卑が浸透しています。
あとJAM国際鉄道模型コンベンションについてです。
女性料金って何ですか?これって性別確認しているのでしょうか?障がい者には手帳提示しろっておかしくないですか?女も性別確認書類であるパスポート旅券を持参提示すべきですよね?
女性料金というのであれば旅券又は戸籍謄本持参提示を義務付けるべきではありませんか?運転免許証は性別記載がないので性別確認出来ません。
見た目で決めるとなればミスターレディや性同一性障害、男装女子、男の娘はどう言う扱いになるのでしょうか?
ゲームセンターの女性専用プリクラも疑問です。意味不明です。性別確認行ってる気配はありません。
女性専用車両という言い方が良くない。デパートや大型スーパーのエレベーターには「福祉エレベーター」「思いやりエレベーター」と言うのがあるので「福祉車両」とした方が良いのではと思います。高齢者や怪我人、障がい者まで追い出そうとするならば、福祉車両とした方がよっぽど気が利いてると思いますし、「福祉車両」であれば、終日設定してもクレームは出ないと思います。
男が嫌ならばどうしてタクシーやハイヤーの女性運転手を注文して利用しないのでしょうか?
同性の盗撮犯やスリは許せるのでしょうか?
※ご投稿ありがとうございます。
まず、この動画ですが
https://togetter.com/li/1346019
当初、「女性専用車両に乗車した男性の障がい者を追い出した、女性客の酷い行為」として紹介されたものの、後に「男性のほうが悪さをするために障がい者のふりをして乗りこみ、排除された」という話になったように記憶しています。
しかし、いずれの話も噂であって本当の真偽は不明のため、仮に上述した場合の内容であったと仮定してコメントいたします。
こうなると「こういう男もいるのだから、女性専用車両を法的に強制して、男はいかなる理由があろうとも絶対に乗れないようにすべき」などと言いだす賛成派も出てくるわけですが、しかし少なくとも日本の公共交通機関において、男性を男性であるというだけで法的に排除することは不可能です。
本当に男性のほうが障がい者のふりをして、悪事を働く目的で女性専用車両に乗車したのなら、それはそれで良からぬ行為ではありますが、良く考えるとこの男性も「女性専用車両だから」そこを選んで乗車したのであって、女性専用車両がこの男性の行為を誘発したとも取れます。
この男性は結局そのまま降ろされたからまだ良かったものの、もしこれがナイフを持った凶悪犯だったら・・・と思うと、ちょっと背筋が寒いですね。
それならまだ女性専用車両をやめて、他の男性の目がある状態にしておいたほうが少なくともこういう「悪さをするために、女性専用車両を選んで乗る」などという輩は出てこないでしょう。(当会が女性専用車両に乗車するのは、任意確認のためであって、悪さをするのが目的ではない)
もっとも、これでは「女性専用車両を維持し、さらに男性排除を強化したい賛成派」は納得しないでしょうが、こうなってくると「防犯対策がしたい」のか、単に「女性だけの聖域を強化したい」のか、分からなくなってきますね。
あと、仰っているような鉄道模型コンベンションの女性料金やゲームセンターの女性専用プリクラなどは公共交通機関ほど厳格な公平性は求められないものの、結局世間の流れに悪乗りしているようなものですね。
「今の世の中、男性を優遇したら差別だと大騒ぎになるが、女性を優遇しても、男性だったら大してクレームもして来ない(出来ない)だろうし、またそうすれば、女性客の各足が伸びるだろう」という思惑があるわけです。
鉄道模型コンベンションの女性料金も恐らくは見た目で判断しているのでしょうね(障がい者は見た目では分からないこともあるから、障がい者手帳を見せろということでしょうか?)。
また、ミスターレディや性同一性障がい、男装女子、男の娘などの扱いについては、恐らく最初から考えにないのではないでしょうか?
このあたり、見た目で判断して男性客にだけ声かけする鉄道事業者の姿勢とよく似ているようにも思えます。
女性専用プリクラについても結局は女性の特権意識に訴えかけて儲けにつなげようということではないかと思います。
しかし、これを防犯対策と言っておけばもっともらしく聞こえるし、また文句を言う者がいても「男が犯罪するから悪い」で片付けられるから、非常に都合が良いのです。
これも女性専用車両をやっている鉄道事業者の姿勢に非常に良く似ているようにも見えますね。
こういうと、「プリクラが撮れなかったといって、それがそんなに問題か?」・「たかが数百円程度の差でいちいち騒ぐ男は器が小さい」だの何だのと言いだす輩が必ず出てきますが、問題は金額等ではなく、「なぜこんなことが出来るのか?」ということです。
要するに女性優遇をやっている側が「こういうことをしてもどうせ大したクレームは来ないだろう」と思っているからではないでしょうか?
そうした「見くびり」が一つの大きな問題なのだと思います。
関西でJRとやり合っておられる方からのご投稿
●性別:男性
●車内や駅ホームで繰り返されるの女性専用車両のアナウンスが不愉快でなりません。
とくに不愉快なのは「ご理解・ご協力をお願いいたします。」というフレーズ。
いったい何を理解して、何に対して協力するのか不明です。
理解できない者はアホだと言いたいのか。
「お願い」ということは、協力しないという選択があるはずです。
活動報告を見ると、貴会の地道な活動のおかげで、鉄道会社はあからさまに手出しすることは少なくなったように見受けられます。
JR西日本のやつらは以前、電車の運行を止めてまで貴会の会員を強制的に車外に引きずりだそうとしたこともありますが、それは攻撃以外の何ものでもない。
電車を運行せず、乗客や駅で待っている人にも迷惑をかけても意に介さない。思考停止人間の集まりです。
それと個別に注意するのは「お願い」する域を超えています。声かけなんて生やさしいものではなく、歴とした嫌がらせです。
また、女性専用車両のせいで、女性の人にも嫌な目に遭わせているのは、全く罪なことです。一般車両に乗っている女の人に「おまえは女性専用車両に行け」と罵声を浴びせる人間のクズなど。
この男は女性専用車両にはわだかまりがあるのに、どなっても反撃されなさそうな人を選んで憂さ晴らしするなんて、最悪です。
あと、障がい者なら男でも女性専用車両に乗ってもいいというのは、障がい者の男は「男性」ではないということなのか、とも言いたくなります。いや、女性専用車両に乗ることを認めるなと言いたいのではありませんが。
実は、私は両下肢麻痺で立つことも歩くこともできない車椅子利用者です。
ホームと車両の段差も少なくなってきていますし、駅のエレベーター設置には鉄道会社に感謝していますが、女性専用車両は不愉快で仕方が無い。
エレベーターからホームに出たら、女性専用車両の位置なんてときは、(なんでわざわざ避けなければあかんねん)てことで、女性専用車両に乗ることもあります。しかし、やはり圧力というものを意識してしまいます。
貴会に入会して共に活動をしたい気持ちもありますが、私は別のことでJRとやりあっていますので、そちらに専念いたします。
私鉄とはそれほど軋轢はありません。JRの連中は本当に思考停止人間が多くいます。
(いや、JRに限らず日本中がそうなっているのかもしれませんが)
もし、たまたま駅で貴会の活動に出会ったら、飛び入り参加したいなんてことも思っています。
※ご投稿ありがとうございます。
車内や駅ホームで繰り返されるの女性専用車両のアナウンスが不愉快でなりません。
とくに不愉快なのは「ご理解・ご協力をお願いいたします。」というフレーズ。
いったい何を理解して、何に対して協力するのか不明です。
理解できない者はアホだと言いたいのか。
「お願い」ということは、協力しないという選択があるはずです。
仰る通り、「協力しない」という選択肢があるからこそ、女性専用車両が公共交通機関で罷り通っているわけです。
しかし、鉄道事業者はこのあたりが結構狡猾ですから意識して任意協力であることを認識している者以外は強制力があるように勘違いさせられてしまうんですよね。
活動報告を見ると、貴会の地道な活動のおかげで、鉄道会社はあからさまに手出しすることは少なくなったように見受けられます。
JR西日本のやつらは以前、電車の運行を止めてまで貴会の会員を強制的に車外に引きずりだそうとしたこともありますが、それは攻撃以外の何ものでもない。
活動報告をご覧になってすでにご存知かと思いますが、2014年にはJR東西線の御幣島駅でJRの職員が車内に乗り込んできて、会員の腕をつかみ、車外に引きずり出そうとしましたし、その前の2011年にはJR塚口駅で実際に当会の会員を力づくで降ろした駅員(達)もいました。
現在では関西はもちろん、札幌・名古屋・福岡などでも男性を強制的に降ろそうとするようなことはなくなりましたが、最近では首都圏の鉄道事業者が何とかして男性を一人も乗せないようにしようと声掛けをうるさくしているようですね。
関西でも女性専用車両を終日やっているようなところは最近になってあまり声掛けしてこなくなりましたが、平日朝だけのところだとやはり何とか男性を乗せないようにしようと声掛けがしつこいことが結構あります。
また、女性専用車両のせいで、女性の人にも嫌な目に遭わせているのは、全く罪なことです。
一般車両に乗っている女の人に「おまえは女性専用車両に行け」と罵声を浴びせる人間のクズなど。
男性の中にこういう考えの者がどうやらいるようですが、「女性は女性専用車両に行け」と言うのは実は女性専用車両に反対する行為ではないんですよね。
女性専用車両の存在を前提に、「そちらに行け」と言っているわけですから・・・。
もちろん、同じ運賃を支払っている以上、男性が(女性専用車両という名の付いた車両も含め)どの車両に乗ろうと自由でなければならないのと同様に女性専用車両という名の付いた車両があるからといって女性に「そっちに行け」と強制することもできません。
あと、障がい者なら男でも女性専用車両に乗ってもいいというのは、障がい者の男は「男性」ではないということなのか、とも言いたくなります。いや、女性専用車両に乗ることを認めるなと言いたいのではありませんが。
実は、私は両下肢麻痺で立つことも歩くこともできない車椅子利用者です。
ホームと車両の段差も少なくなってきていますし、駅のエレベーター設置には鉄道会社に感謝していますが、女性専用車両は不愉快で仕方が無い。
結局のところ、本来優先するべき高齢者や障がい者などよりも女性というだけで健常者まで男性の障がい者以上に優遇した結果、話がおかしくなっているわけですね。
で、「障がい者や高齢者よりも、女性の健常者を優先するのか?」という批判をかわすために後付けの言い訳のように「障がい者は男性も乗っても良い」ということにしているわけです。
ですから、これはもう不愉快というより、それ以上のレベルの話だと思います。
貴会に入会して共に活動をしたい気持ちもありますが、私は別のことでJRとやりあっていますので、そちらに専念いたします。
私鉄とはそれほど軋轢はありません。JRの連中は本当に思考停止人間が多くいます。
(いや、JRに限らず日本中がそうなっているのかもしれませんが)もし、たまたま駅で貴会の活動に出会ったら、飛び入り参加したいなんてことも思っています。
別のことでJRとやり合っておられるとのことで、どうぞそちらの方で頑張ってください。
この先もお互い「おかしなものはおかしい」と、声を上げていきましょう。
やはり、黙っていたら何も変わりませんから・・・。