JR西日本の女性専用車のドアには鏡が設置されており、時折その下に主に女性向けの広告が掲出される。
当会がこれまで「JR西日本の女性専用車は痴漢対策とは言えない。そもそも痴漢対策に鏡が必要なのか?」 等と批判してきたものだが、この度、この鏡面広告が今年度(2014年度)限りで廃止となることが判明した。
これは、JR西日本の子会社で広告媒体を担当するJR西日本コミュニケーションズが当会会員の問い合わせに対して、明らかにしたもの。
同社によると、「ミラー広告については、女性専用車両にご乗車される女性のお客様の利便性向上を目的として掲出しておりましたが、ご利用の実態を踏まえ、来年度からは取りやめる予定です。ご理解をお願いいたします」とのことである。
単に、「鏡が利用客からあまり利用されていなかったから」なのか、(主に反対派による)「鏡面広告に対する批判の声が大きくなってきたから」なのか、取りやめの理由については定かではないが見方によっては「痴漢対策に鏡が必要なのか?」「女性専用車は痴漢対策ではない」という批判をかわすための取りやめと見ることも出来なくはない。
情報元:当会会員による問い合わせ