2026年1月 関西本部:JR西日本各線で非協力乗車

活動履歴

2026年1月18日朝、大阪駅からJR西日本各線で非協力乗車を行いました。

乗車会前半では特に声かけなどはなかったのですが、後半の方で乗務員や女性客による声かけがありました。


今回のルート

今回は以下のルートで乗車会を行った。

  1. 大阪→天王寺経由→西九条(大阪環状線)
  2. 西九条→ユニバーサルシティ(ゆめ咲線)
  3. ユニバーサルシティ→西九条(ゆめ咲線)
  4. 西九条→大阪(大阪環状線)
  5. 大阪→新大阪(JR京都線)
  6. 新大阪→久宝寺(おおさか東線)
  7. 久宝寺→王寺(大和路線)
  8. 王寺→木津(大和路線)※女性専用車無し
  9. 木津→徳庵(学研都市線)
  10. 徳庵→京橋(学研都市線)
  11. 京橋→大阪(大阪環状線)

1. 大阪環状線外回り:大阪→西九条(天王寺経由)

今回はJR大阪駅の大阪環状線ホームに朝8:00集合。

8:02発の普通・外回り(京橋・鶴橋方面)に乗るため列に並んでいると、自動アナウンスと駅員の肉声で女性専用車の案内が流れた。私達は駅員の目の届きそうな位置にいたが特に声をかけられることはなかった。

しかし、駅員は私達に気づいているのか「前から5両目・4号車は女性専用車です。」というアナウンスを繰り返し流すなど、男性を乗せないようにしているような感じだった

大阪駅8:02発の環状外回り列車に乗車

列車が到着し乗車すると、座席はほぼ埋まっている程度で混雑はしていない。車内の男性は今のところ私達だけのようだ。会員A・B・Cの3名が並んで座ると、隣にいた女性客が席を立って別の場所へ移動していった。

天満駅を発車。乗り降りはあるものの、車内の混雑状況はほとんど変わらない。ここで会員Dから「途中から合流したい」と連絡が入った。

列車は大阪市内のビル群の間を走り、桜ノ宮駅手前で川を渡ると朝日が差し込んできた。街には薄いモヤがかかり、朝日に照らされて少し幻想的な雰囲気だ。

桜ノ宮駅を出て京橋駅に到着。乗客に混じって高齢の男性や高校生と思われる男性が乗車してきた。続いて、先ほど連絡をくれた会員Dも乗車し、私達の前まで来て挨拶を交わした。

大阪城公園駅、森ノ宮駅を過ぎ、玉造駅付近では夫婦らしき男女が乗車。京橋駅から乗った高齢男性と高校生もまだ車内にいる。

鶴橋駅ではやや多めの降車があり、その中にこれまで確認していなかった男性客が1人いた。いつの間にか乗っていたようだ。 桃谷駅でも少し降車があり、車内には空席が目立ち始める。

寺田町駅を過ぎ、有名な高層ビル「あべのハルカス」が見えてくると、大阪環状線の主要駅である天王寺駅に到着。ここでもまとまった降車があり、車内はかなり空いた。天王寺駅では数分停車し、ホームでは女性専用車の案内放送が流れていた。

あべのハルカス(別の日に撮影)

ホームに駅員が立っていたので、声かけがないかどうかの確認のため会員BとCが停車時間中に一旦ホームに降り、駅員の近くから再度乗車したが声かけはなかった。

天王寺駅発車後、しばらくすると車窓に通天閣が現れ、関空快速と並走しながら新今宮駅にほぼ同時に到着。関空快速が先に発車し、私達の乗った列車は引き続きホームで停車。車内には私達以外に数人の女性客がいる程度だ。

先ほど関空快速が発車したホームに後続のJR難波行きが到着し、接続を取ってから発車。乗り換え客が少し流れてきたが、車内は依然としてガラガラのまま新今宮駅を出た。

次の今宮駅からは1人の男性客が乗ってきてそのまま座席に座った。

その後も特に声かけなどはなく列車は進み、弁天町駅を過ぎてしばらくすると、左側からゆめ咲線の線路が近づき合流。ゆめ咲線からの列車と併走しながら8:42頃、西九条駅にほぼ同時に到着した。

2. ゆめ咲線:西九条→ユニバーサルシティ

西九条駅のホームには駅員がいたものの、私達への声かけはなかった。

降りたホームの目の前にはゆめ咲線の桜島行き普通列車が停車している。先ほど西九条駅到着直前にゆめ咲線から併走して入線してきた列車で、ここから桜島方面へ折り返すようだ。発車時刻は8:49でまだしばらく時間がある。

ホームでは駅員がマイクを使い、肉声で女性専用車の案内を繰り返していた。発車が近づくにつれ車内は女性客が増えてきたが、その中に外国人の男女1組の姿もあった。多分、夫婦かカップルだろう。

そのまま列車は西九条駅を発車。外国人の男女も乗り続けていたが、次の安治川口駅でいったん降車した。ここで下車するのかと思いきや、ホームを歩いて隣の車両へ再び乗車していった。どうやら “Women only” の表示を見て移動したらしい。女性専用車は「専用」「only」と言いながら実際は任意協力であるにも関わらず、外国人まで騙してしまうのかと改めて感じた。

車内にはもう1人別の男性客が座っていたが、こちらは移動する様子はない。

安治川口駅を発車し、8:54頃にユニバーサルシティ駅に到着。車内の多くはUSJへ向かう乗客だろうと思っていたが、予想通りほとんどの乗客がここで一斉に降りていった。

私達もここで降りた。

ユニバーサルシティ駅で一斉に下車
改札へ向かう階段も人で一杯

私達は大阪駅から大阪環状線を4分の3周して西九条駅まで来てゆめ咲線に乗り換えたが、ゆめ咲線は次の桜島駅が終点で、これ以上の大回り乗車はできない。そのため、ここでいったん改札を出ることにした。

改札付近では駅員が「本日、たいへん多くのお客様にご利用いただいております」とマイクで案内していた。しかし、乗客の多くは家族連れや友人同士、あるいはカップルと思われる男女であり、こうした人々の中の男性が痴漢犯とは考えにくい。もし本当に痴漢対策が目的なら、この路線に女性専用車は必要ないはずだ。

本当に痴漢対策なら――。

3. ゆめ咲線&大阪環状線:ユニバーサルシティ→大阪

ユニバーサルシティ駅とそこからUSJへ向かう道は人であふれており、朝から大変な賑わいである。もちろん今日の私達はUSJに用はないのですぐに駅の改札内へ戻り、9:05発の西九条行き普通列車に乗ることにした。

桜島方面のホームや改札口が列車到着のたびに人で埋まるのとは対照的に、西九条方面のホームはほとんど人がおらず閑散としている。

ホームには他の駅では見かけないユニバーサルシティ駅独自の女性専用車表示があちこちに貼られており、外国人男性客を少しでも遠ざけようとするJRの姿勢がうかがえる。 駅の自動アナウンスでは「この電車の前から5両目・4号車は女性専用車です。皆様のご理解とご協力をお願いします」と繰り返し流れていた。

ユニバーサルシティ駅の女性専用車位置表示

やがて桜島駅からの列車が到着したが、車内にはほとんど乗客がいない。この時間にUSJから帰る人がいるはずもなく、ユニバーサルシティ駅から乗車したのは私達のほか地元客と思われる女性が数人だけだった。

西九条行きが到着
車内には誰もいない

もし女性専用車が本当に痴漢対策のためのものなら、こうした状況で女性専用車が必要とは到底思えない。

本当に痴漢対策なら――。

ガラガラの車内

列車はガラガラのまま9:09頃にこの列車の終点の西九条駅に到着した。

4. 大阪環状線外回り:西九条→大阪

西九条駅のホーム向かい側に停車していた9:10発の大阪環状線の外回り列車に乗り換えた。

西九条駅で大阪感応線に乗り換え

この列車も女性専用車内は座席がほぼ埋まるくらいで比較的空いている。

この列車では特筆するべきことはなく、9:16頃に大阪駅に到着。JR京都線に乗り換えるため下車した。

5. JR京都線:大阪→新大阪

大阪環状線ホームから歩いてJR京都線ホームに移動し、ここから9:25発の高槻行き普通列車の女性専用車に乗車。車内はガラガラである。

大阪駅JR京都線ホームに移動
大阪駅停車中。車内はガラガラ

JR京都線やJR神戸線の普通列車は大阪駅で数分ほど停車するものが多い。

私達の乗った列車も快速列車先発待ちのためしばらく大阪駅に停車していたが、その停車時間中に母親と男児の親子連れが乗ってきた。また、1人の男性客が女性専用車を通り抜けていった。

大阪駅発車後に車掌が「前から3両目、女性専用車の表示のある車両は終日女性専用車です。」と肉声でアナウンス。

この列車でも特筆するようなことはなく、淀川を長い鉄橋で渡って9:29頃に次の新大阪駅に到着した。

ここでおおさか東線に乗り換えるため下車。

新大阪駅に到着

6.おおさか東線:新大阪→久宝寺

JR京都線ホームから歩いておおさか東線のホームに移動。そこで9:42発の久宝寺行き普通列車を待つことにした。

9:42発久宝寺行きに乗車


ホームの自動アナウンスと駅員による肉声でそれぞれ女性専用車の案内があったものの、私達には個別の声かけはしてこず。

しかし列車が到着した際に別の駅員が車イスの乗客を対応していた際には、他の車両から乗せていた(下の写真)

新大阪駅を発車。車両は221系で車内はクロスシート(向かい合わせの座席)である。

新大阪駅ホームで車椅子対応する駅員
車内はクロスシート

途中のJR淡路駅で1人の男性客が乗車してきた。

この男性は次の城北公園通駅で降りていった。

車内はほぼ座席が埋まっており、そこそこの乗車率である。

JR野江駅を出てしばらくすると、進行方向右側から学研都市線の線路が現れて鴫野駅に着く。そしてここから次の放出はなてん駅までおおさか東線は学研都市線と併走する。そして放出駅からは学研都市線と別れ、おおさか東線は久宝寺駅に向けて南下していく。

途中のJR長瀬駅付近では右側の車窓、遠くの方にあべのハルカスが立っているのが見えた。

JR長瀬駅付近から見たあべのハルカス(黄色〇印内)

あべのハルカスのほぼ真下には先ほど通った大阪環状線のJR天王寺駅がある。ここから直線距離で6~7㎞くらいだろうか。さっきはあそこにいたんだなと思うとちょっと不思議な気分だった。

JR長瀬駅を過ぎたあたりから車内は空席が目立つようになってきて、新加美駅を出る頃には車内はガラガラになっていた。

女性客からの声かけ等は全くなく、終点の久宝寺駅には10:15頃に到着した。

久宝寺駅に到着

7. 大和路線:久宝寺→王寺

久宝寺駅でしばらく待って、10:23発の王寺行き普通列車に乗車。車内はガラガラ。

途中駅で乗客が降りてさらにガラガラに。

この列車でも特筆するようなことはなかったが、それにしてもこんなガラガラの列車に女性専用車は明らかにおかしい。

柏原駅を過ぎたあたりから徐々に山の中に入り、大阪府と奈良県の境を超えて再び平野部に戻ると、三郷さんごう駅を過ぎ、しばらくして左から近鉄生駒線、右側に留置線と市街地が見えてくるとまもなく王寺駅である。

結局、最後までガラガラのまま王寺駅に到着した。

王寺駅の駅標
すぐ隣に近鉄生駒線も発着する

8. 大和路線:王寺→木津(女性専用車設定なし)

王寺駅でしばらく待って11:00発の奈良行き直通快速で移動。

この列車には女性専用車の設定はない。JR西日本は毎日・終日女性専用車設定だが、列車の車種や編成長によって設定のない場合がある。

大和路線の場合、女性専用車があるのは6両編成の列車のみだが、そのほとんどはJR難波~王寺間の普通列車に充当されている。そのため同じ大和路線でも王寺駅から先の奈良方面には、一部時間帯を除き女性専用車のある列車はほとんど来ない。

私達が乗車しているこの列車にはうれしート(通勤型車両での有料着席保証サービス)がある。

大和路線のうれしート
快晴の奈良盆地を走る

快晴の奈良盆地を疾走し、11:15に奈良駅に到着。下車。

奈良駅でしばらく待ち、11:24発の京都行きのみやこ路快速に乗車した。奈良駅構内の自動放送では「この列車には女性専用車の設定はございません」と案内が流れた。

JR奈良駅のホームで

JR奈良線の列車(奈良駅~木津駅間は大和路線に乗り入れ)にはもともと女性専用車の設定がない。しかし大和路線と車両を共用しているため、女性専用車ステッカーが貼られた車両がJR奈良線を走ることがある。

発車後の車内でも「この列車には女性専用車の設定はございませんのでご注意ください」と改めてアナウンスが入った。設定がないことを伝えるのは良いとしても、女性専用車のない路線にステッカー付き車両を走らせるのは紛らわしいことこの上ない。

列車はやがて木津駅に到着。ここで学研都市線に乗り換えるため、いったん下車した。

9. 学研都市線:木津→徳庵

木津駅からは11:59発の塚口行き区間快速に乗車する。発車までまだ30分近くあったが、列車はすでにホームに停車していた。

とりあえず車内に入ったが、発車まで時間があるためか女性専用車だけでなく他の車両にも乗客は誰もいない。

木津駅のホームにはすでに11:59発区間快速が入線していた
車内には誰も乗っていない

学研都市線の木津駅〜同志社前駅間は、日中は1時間に1本しか列車が来ない「都市近郊ローカル線」といった趣の区間である。そして、この区間を走る列車もガラガラであることが多いが、それにも関わらず全列車に毎日・終日女性専用車が設定されている。

どう考えても、痴漢対策としての実効性を期待したものではない。

一方、私達の乗った列車は「うれしート」の設定対象外ではあったが、学研都市線でも通勤ラッシュ時など時間帯によっては設定されることがあるため、座席に番号が振られるなど準備がされているという。

そこで、時間つぶしも兼ねて最後尾車両まで見に行くことにした。

先ほど大和路線の王寺駅から乗った奈良行きはクロスシート車だったが、これから乗る学研都市線の列車はすべてロングシート車(横長座席の通勤車両)である。ロングシートに指定席料金を払って乗る人がどれほどいるのかと思いつつ、うれしートが設定される最後尾車両に向かうと、優先座席になっている部分に座席番号が振られていた。

どうやらうれしート実施時にはここが指定席となり、同時に優先座席としての扱いも停止されるようだ。

うれしートになる座席。網棚に座席番号が振られている
左の写真のアップ。座席番号の表示がある(黄色○印)

優先座席を停止してまで指定席にするのであれば、女性専用車を「追加料金を払えば誰でも乗れる指定席」にして運用を停止すれば良いのではないか(混雑しないため、結果的に痴漢対策にもなるだろう)とも思うが、JR西日本にとっては優先座席より女性専用車の方が“優先度が高い”のだろうか。

しかしながら、混雑のない時間帯や土休日まで含めて毎日・終日女性専用車を運行していること、さらには過去に「女性専用車、乗ってますか?」「毎日、終日運行しているからいつでも乗れる」「行きも帰りも女性専用車、もう私の習慣です」といった宣伝を行っていたことなどから考えると、JR西日本は表向き「迷惑行為防止(=痴漢対策)」と説明しつつ、実際には女性専用車を“女性客向けサービス”として位置づけていると考えられる。

つまり、「女性客を呼び込みたい」というレディースデー的な発想が背景にあるのだろう。

鉄道事業は公共性の高い事業であり、その中でこうした施策を行うことは差別云々だけでなく企業コンプライアンスの観点からも疑問が残る。しかし世間が「女性専用車は痴漢対策」「男性は黙って受け入れるべき」といった認識を持ち続ける限り、JR西日本は(表向き痴漢対策の)女性専用車を続けることができるのだろう。

もっとも、すべての鉄道事業者がここまで積極的に女性専用車を“サービス”として扱っているわけではない。女性専用車の拡大を掲げる政党などの圧力により、渋々導入した事業者もある。とはいえ、これも痴漢対策というより「政治的要請への対応」という側面が強いが。

さて、うれしート(になる座席)を見て時間をつぶした後、発車時刻が近づいてきたので女性専用車に戻り、全員着席して発車を待っていた。すると、ホームを歩いていた車掌がわざわざ女性専用車内に入り、声をかけてきた。

車掌:「ここ女性専用車ですけど、分かっておられます?」

会員A:「承知しておりますが…」

会員B:「任意協力なのになぜ声をかけるのですか。JRさんは男性が女性専用車にいても声かけしない方針に変わったのでは?」

車掌:「移動しろとは言っていません。分かっているかどうか聞いただけです。」

この説明は正直なところ詭弁に近い。

なぜなら、任意協力であることを知らない乗客ならその声かけで「乗ってはいけなかったのか」と、慌てて移動する可能性が高いからだ。つまり「任意協力であることを知らせずに男性乗車禁止と勘違いさせて移動させようとしている」と受け取られても仕方がない行為(車掌にそのつもりがなかったとしても)である。

この車掌の対応が会員Bの怒りに火をつけてしまった。車掌は車外に出て車掌室へ向かったが、会員Bが追いかけて抗議した。

この車掌のような行為を「まあいいか」と放置しておくと、同じように声かけをする乗務員が増え、やがては「乗車していただけの男性客を強制排除する」という事も起きるようになりかねない。実際、過去には当会の男性会員が女性専用車(と名の付く一般車両)に乗車していただけで降車を求められ、拒否したところ乗務員などから複数人がかりで力づくで引きずり降ろされた例もある。

2011年12月 JR西日本福知山線での強制排除について

その後、当会が何年にもわたって抗議を重ね、ようやく鉄道事業者(JR西日本以外も含む)が「男性が女性専用車にいても基本的に声かけはしない」という方針に切り替え始めた経緯がある以上、今回のような行為を見過ごすわけにはいかない。

しばらくして会員Bが戻り、列車は定刻通り11:59に発車した。木津駅発車時点で女性専用車にいたのは私達と女性客3人のみ。途中駅で少しずつ乗客が増えたものの、車内は依然として空いている。

祝園ほうその駅付近からは車窓右側に近鉄京都線が並行し、時折近鉄電車が行き交うのが見えた。下狛しもこま駅を過ぎてJR三山木駅に到着した。すぐ横には近鉄の三山木駅が見える。ここでも数人が乗車したが、車内はまだガラガラだ。

同志社前駅からはここ始発の列車が加わり、日中の本数は1時間に1本から30分に1本へと倍増する。しかしそれでも大都市近郊の路線としては少ない本数である。

続いて京田辺市の代表駅である京田辺駅に到着。ここではややまとまった乗車があったが、まだ空席は多い。祝園駅付近から並行している近鉄京都線はここでもまだ並行しており、京田辺駅の少し東にある近鉄の新田辺駅の方が人で賑わっている。

京田辺駅を過ぎると近鉄線と別れ、学研都市線は大阪方面へ向けて西寄りに進路を変える。大住駅を過ぎ、次の松井山手駅からは複線となり、列車本数も大幅に増える。

松井山手駅ではしばらく停車時間があったが、その間に乗車してきた女性客が私たちに声をかけてきた。

女性客:「ここ、女性専用車だと思いますよ。」

会員A:「承知しております。」

会員D:「乗務員の真似ごとはやめてください。」

会員B:「任意協力です。わざわざ言いに来る必要はないでしょう。」

恐らくこの女性客も声をかければ私達が慌てて移動すると考えていたのだろう。思惑が外れたためか、気まずそうに別の座席へ移っていった。

松井山手駅を発車し、列車は再び大阪方面へ向けて走り出す。

次の長尾駅では車掌による女性専用車の案内放送が肉声で流れた。日中で車内も空いているにも関わらず、こうした案内が続くあたり“痴漢対策”というより“既成事実の維持”が目的化しているように思えてしまう。

大阪郊外の田畑や住宅が入り交じる風景の中をしばらく走り、列車は四條畷しじょうなわて駅に到着。ここで私達は西明石行きの普通列車に乗り換えた。

四条畷駅で乗り換え

西明石行き普通列車は四条畷駅12:56発である。当駅始発だろうか。車内はガラガラだった。

次の野崎駅では男性と思われる乗客が女性専用車に乗車してきた。

私達はこの列車で途中の徳庵駅まで乗車したが、この列車の車掌は女性専用車についてのアナウンスは(少なくとも私達の乗っていた区間では)全く行わなかった。女性専用車のアナウンスをするかしないかはある程度、乗務員各自の裁量に任せられているのだろう。

それにしても今日は良い天気である。まだ1月で季節は真冬だがこの時期にしては暖かい。そんな中、列車は高架に上がりそして大東市の代表駅である住道駅に到着。このあたりまで来ると沿線は市街地の中である。

列車はそのまま高架を走り続けて鴻池新田こうのいけしんでん駅を発車し、その次の徳庵駅で私達は下車した。

徳庵駅ホーム

なぜここで下車したのかというと、先ほどおおさか東線で放出駅を通ったからである。

徳庵駅の次は放出駅だから、このまま乗り続けると同じ所を2度通ることになる(大回り乗車のルールで、改札を出ずに同じ所を2度以上通るのはNG。今回は1日乗車券の類は使用していない)

だから、ここで一旦下車して入り直すのである。

次の列車までしばらく時間があるので、徳庵駅の改札を出たところでしばらく待機することにした。

徳庵駅改札階(2階)からホームを見下ろす。

そして先ほどの木津駅での車掌の対応や、松井山手駅で女性客に声をかけられたことについて会員BがJRお客様センターに電話をかけ、抗議をした。特に木津駅での車掌の接客対応についてはこのようなことがないようにと強く言った。

会員Bによると、電話に出た女性のオペレーターは丁寧で対応もよく「ご不快な思いをさせまして申し訳ございません、今後このようなことがないよう指導しておきます」と言っていたとのこと。

10. 学研都市線:徳庵→京橋

徳庵駅の改札内に戻り、13:21発の列車に乗車。

先ほどおおさか東線で通った所を今度は逆方向で放出駅→鴫野駅と通り、京橋駅で下車した。

この列車では特に何もなし。

11. 大阪環状線(内回り):京橋→大阪

京橋駅で学研都市線ホームから歩いて大阪環状線ホームに移動。

ホームでも女性専用車の自動放送があった。

京橋駅大阪環状線ホーム

そして13:40発の大阪環状線内回り列車に乗車。男性の乗車が複数あり、形骸化していた。

列車は京橋駅を発車。

桜ノ宮駅を出て次の天満駅でも男性の乗車が結構あった。そして列車は大阪キタの中心部に入り、大阪駅に到着。

大阪駅に到着

私達はここで下車したが、入れ替わりに男性客が乗車。

時刻は14:00近くになっており、私達はここで解散。各自それぞれの方向に散っていった。

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