女性専用車両をめぐりトラウマを抱える女性

ニュース

先日、このような記事がネット上に掲載された。

32歳OLが「女性専用車両」に絶対に乗らない「ヤバイ理由」。JK時代に遭遇した「マジでありえない」トラウマ級のハレンチ体験とは
https://forzastyle.com/articles/-/72866

どの車両にも「変態」がいるじゃん!「同性からの痴漢」がトラウマの32歳OLが一般車両で浴びた「心ない一言」とは?
https://forzastyle.com/articles/-/72867

異性でも同性でも、男性から女性でも、女性から男性でも、痴漢は犯罪である。
女性専用車両は多くの鉄道事業者において「痴漢などの犯罪から女性を守るため」という理由付けがなされている。しかし、この記事に出てくる女性はその女性専用車両において女性から痴漢行為を受けたのだ。

女性専用車両を積極的に利用する人々の意見として「女性同士なら安心」というものがある。

しかし、女性同士でも痴漢は発生する。これでも「女性同士なら安心」といえるのだろうか。

また、記事の終わりのほうに出てくる男性がこの女性にナンパとみられる行動をした末に「男から声かけられるのもイヤな奴がなんであえて女専用車両に乗らないわけ?まぎらわしいんだよ」と吐き捨てることも、当然許されない。

この件について悪いのはもちろんこの男性であるが、一方で女性専用車両の存在が「女性専用車両に乗らない女性に対しては男性が何らかの接触をしても良い」という誤った考えを一部の者に植え付けることもありうる。

「女性は男性と接触したくないのであれば女性専用車両に乗るべきだ」「女性専用車両に乗らない女性には痴漢やナンパしても良い」などという考えは誤りである。女性も男性もどの車両に乗るかは自由であり、また犯罪や嫌がらせに遭うことがあってはならない。

女性専用車両は男性と女性、専用車に乗る人と乗らない人とで、無用な悪印象を与えることになるものである。

情報元:

32歳OLが「女性専用車両」に絶対に乗らない「ヤバイ理由」。JK時代に遭遇した「マジでありえない」トラウマ級のハレンチ体験とは
NPO法人「日本弱者男性センター」が、毎年6月と11月(19日が国際男性デー)の年2回、東京さくらトラム(都電荒川線)で「男性専用車両」を走らせていることをご存知だろうか。今年はこの試みが大阪市内の…
【後編はコチラ】どの車両にも「変態」がいるじゃん!「同性からの痴漢」がトラウマの32歳OLが一般車両で浴びた「心ない一言」とは?
【前編あらすじ】32歳の会社員・岸谷優莉さん(仮名)は、人口200万都市に暮らす独身女性。毎朝使っている地下鉄路線には終日女性専用車両が設置されているが、優莉さんは長らく一般車両を通勤の足として使っ…

投稿フッター

女性専用車両に反対する会では新規入会者、および寄付を随時受け付けています。
女性専用車両について疑問や不満がある方はぜひ 入会申し込みフォーム より当会へお越しください。
入会するほどではなくとも活動を支援していただける方はぜひ 寄付フォーム より寄付をしていただけますと幸甚です。
ニュース
シェアボタン

以下のコメント欄では当会会員以外も、どなた様でもコメントができます。

なお、コメントが当会にご意見・ご回答を求められている内容の場合には当会はコメント欄での返信は行わず、別途「ご意見・体験談の紹介」ページで当会公式の返答として掲載させていただく場合がございます。

0 コメント
古い順(昇順)
新しい順(降順) 「いいね」の順
Inline Feedbacks
コメントをすべて表示