阪急電鉄は2016年3月19日のダイヤ改正より、神戸線の平日朝の上下線の通勤特急14本に女性専用車両を導入すると発表した(3月19~21日が土日祝に当たるため、女性専用車両の実施開始は3月22日になると思われる)。
女性専用車両となるのは最も神戸寄りの一両。
このところ、関西や名古屋で女性専用車両の新規導入・拡大が相次いでいるが、関西や名古屋は最近になってそんなに痴漢被害が深刻になってきたのだろうか。
かつて、「公共交通は同じ運賃を支払えば誰でも公平に乗車できるのが原則だが、痴漢被害が深刻だからこういう施策もやむを得ない」として導入された女性専用車両だが、この頃では痴漢云々とは関係なく、「既に定着しているから」と平然と導入・拡大されている感がある。
情報元:阪急プレスリリース