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2020年11月 関西本部・大阪メトロ谷町線、京阪本線、
JR阪和線等、非協力乗車会の報告

当会関西本部では、11月2日に大阪メトロ谷町線や京阪線などで非協力乗車会を行いました。
コロナで一時停止していた活動について、現在、夕方~夜間の乗車会はほぼ再開しましたが、朝のみ女性専用車両実施の路線をメインにした乗車活動は今回、久しぶりの実施となります。

以下その報告です。

京阪樟葉・JR天王寺で声かけ
大阪メトロ谷町線・京阪線などで久しぶりに非協力乗車

今回は朝7:30に東梅田駅に集合し、以下のルートで乗車した。

大阪メトロ 谷町線 東梅田→天王寺 
大阪メトロ 谷町線 天王寺→天満橋 
京阪電鉄本線 天満橋→樟葉 
京阪電鉄本線 樟葉→京橋 
JR大阪環状線 外回り 京橋→天王寺 
JR阪和線 天王寺→長居 
大阪メトロ 御堂筋線 長居→天王寺 

東梅田~天王寺(大阪メトロ谷町線) 

谷町線東梅田駅ホームにはたくさんの人が電車を待っていたが、最ラッシュ時には少し早いせいか、まだ少々余裕がある。

東梅田駅の駅票(左)と当日の駅ホーム(右)
まだ朝早いせいか、若干人が少なかったが、このあとホームに人が増えてきた。


大阪メトロでは御堂筋線と、ここ谷町線で女性専用車両が実施されており、御堂筋線では平日の終日、谷町線では平日の朝9時までの運行となっている。

世間では女性専用車両は痴漢対策というのが当たり前の常識になっているが、大阪メトロ(旧:大阪市交通局)の女性専用車両は、大阪市交通局時代に市議会で公明党が強力にごり押しした結果であり、明らかな政治目的である。

もちろん、賛成派寄り偏向マスコミはそうしたことは一切言わないから、多くの国民は真実を知らず、「女性専用車両は痴漢対策のためにできたもの」と信じこんでおり、反対派に対して「女性専用車を無くしたいんだったら痴漢撲滅運動すればいいのに何でそんな簡単なことも分からないんだろう・・・」などと言う者もいる。

こういうことを言うのも、言う本人が本当のことを全く知らないからだが、仮に痴漢をゼロにしたところで女性専用車両はなくならない。

大阪メトロもそうだが、多くの鉄道事業者は女性専用車両に「女性専用車限定広告」と称して、女性しかいない場所に女性向け広告を出すと広告効果が高いということで、一般車両よりもかなり割高な広告料を取り、女性専用車両を営利目的に利用しているからだ。

ちなみに公明党は大阪市議会で女性専用車両を導入するよう交通局に何度も働きかけているが、その際に女性専用車両に広告を出すことも併せて提案している。

下記に示したのは、平成16年(2004年)の大阪市議会の議事録から一部抜粋したもの。

2002年に、御堂筋線に始発から午前9時まで女性専用車両を導入させることに成功した公明党は、その後さらに御堂筋線の終日化や他路線への拡大を要求していたわけだが、これはちょうどその頃の議事録である。

平成16年2・3月定例会常任委員会(交通水道・通常予算) 03月16日-04号   

◆井手勝子委員 
(前略)

 さきの代表質問の場において、我が党の待場委員から女性専用車両の拡充の質疑に対し、市長から御堂筋線について、ことしの秋をめどに終日実施をする旨のお返事をいただきました。
私どもに寄せられる要望が大変多かっただけに、歓迎したいと思います。
この英断によって、御堂筋線では女性専用車両の位置づけがより明確になったと思います。

 せっかくの施策でございます。女性はもちろん、多くの利用者にその存在を知っていただかなければなりません。
また、そのための方策として、車両の外装や内装、またホームの乗り口等に区別がわかるための一工夫が必要かと思います。この際、ただ色を変えるだけとかじゃなくて、広告とタイアップした手法などを用いて取り組んではいかがかと思いますがいかがでしょう。



◎金山交通局高速運輸部渉外・広告担当課長 
広告タイアップによります女性専用車両をもう少し目立たせたらどうかというお尋ねでございます。
 委員御指摘のとおり、女性専用車両を導入していることをより多くのお客様に知っていただくことが、その取り組みの趣旨をお客様に御理解いただけるとともに御協力いただけるものと考えておりまして、現在、車両や乗車位置を現行のものよりわかりやすくするための方策を検討いたしております。

 現在、女性専用車両の外装につきましては、2広告主6両にラッピングを行っておりますが、代理店が広告主と折衝中でございまして、全車両にラッピングを施せるよう努力してまいります。

(中略)

 今後とも、なお一層女性専用車両をわかりやすくするために、できる限り広告媒体を活用いたしまして、広告料収入の増収も図ってまいりたいと、このように考えております。

上記議事録の内容を見ていただければわかる通り、女性専用車両を分かりやすくさせたいのなら、単純に車両に色を塗れば良いだけであるが、なぜここで「広告」が出てくるのか?

実は当初、交通局は「朝ラッシュ時の安全性の確保や、列車運行の定時性の確保が難しくなること」及び「車両によって混雑差を生ずる可能性があること」などから、女性専用車両の導入・拡大に難色を示していた。そんな交通局にさらに女性専用車両を推進させるため、「女性専用車両を導入すると、広告料収入が入って交通局にもメリットがありますよ」と、このような提案をしたのではないだろうか?
だとすれば、もうこの時点(2004年)ですでに「痴漢対策」と言いつつ、実は女性専用車両の導入・拡大そのものが目的化していたと言えるだろう。


さて、ここ東梅田駅では時々ホームの女性専用車両位置に駅員が立っているということで、今回も立っているかと思ったが、今のところ女性専用車両位置に駅員の姿は見えず。

東梅田駅ホームの女性専用車両位置表示。
ピンク色基調で中国語・韓国語の表記も入った「新バージョン」である。


7:35発の八尾南行に乗るため、ホームの女性専用車両乗車位置に並んだ。周りの女性客は何も言ってこなかったが、しばらくして駅員がやってきた。私達のすぐ近くまで来たので声をかけに来たのかと思いきや、携帯で何やら話しだした。会話の内容から、乗客の忘れ物の話をしているらしい。電車が到着しドアが開いてもまだ携帯で話していたので、私達はそのまま乗りこんだ。

東梅田駅停車中に、車掌の肉声で「この電車の前から3両目は女性専用車両です」とアナウンスが入った。私達の存在に気づいたのだろうか?

車内は立ち客が多いが、まだ押し合いへし合いにはなっていない。

次の南森町で、女性専用車両の前を走る男性客がいた。階段を降りた目の前が女性専用車両だったのだ。
私達だったら電車が発車しそうなら迷わず乗るが、一般の男性客はそうはいかないのだろう。
駆け込み乗車を誘発するという点でよろしくないが、女性専用車両が痴漢対策でまかり通っている以上、こうしたことも「痴漢対策のためなのだから仕方ない」で片付けられるのかもしれない。

南森町駅。
階段を降りた目の前が女性専用車両(別の日に撮影)


南森町を発車後、「谷町線では平日の9時まで女性専用車両を設けております。ご理解とご協力を頂き、ありがとうございます」という自動放送が入った。世間は痴漢対策と思ってご理解ご協力しているのかもしれないが、私達からすれば「何がご理解ご協力だ!」である。

少しして天満橋を過ぎ、谷町4丁目で「この電車の前から3両目は女性専用車両です。」と、また車掌による肉声アナウンスがあった。
東梅田からここまでだけで3回と、かなりしつこい。やはり私達の存在に気づいているのだろうか?(誰かが車掌に「男性がいる」などと言いに行ったのだろうか?)


近くには通学の女子高生がたくさんいたが、私達のことは全く気にする様子はなく、友達どうしでおしゃべりに華を咲かせたり、参考書を読んだりしていた。

このまま谷町6丁目・谷町9丁目・四天王寺前夕陽ヶ丘と過ぎ、声かけは全くないまま7:50頃に天王寺駅に到着した。天王寺駅もエスカレーターのすぐ側が女性専用車両の位置になっており、南森町駅同様男性の駆け込み乗車を誘発するのではないかと思われる。谷町線はたまたま階段エスカレーターなどの位置に女性専用車両がピッタリ来る駅が多いということだろうか?

JR西日本のように、わざと女性専用車がなるべく階段やエスカレーター・エレベータ―の前に来るようにしているとんでもない鉄道事業者もいるが・・・


天王寺~天満橋(大阪メトロ谷町線)

天王寺で一旦改札口から出て、今度は逆方向の8:01発の大日行に乗車するため、反対側のホームに回った。本格的なラッシュ時に入り、ホームは人でいっぱいになっていた。ここでも階段を降りた目の前が女性専用車両だった。

谷町線・天王寺駅の駅標


女性専用車両前には駅員が立っている。とりあえず先の列車を一本見送り、ホ―ムにいっぱいいた乗客が列車に乗ってしまった後、声掛けしてこないかどうか確かめるため、敢えて駅員の前で女性専用車位置に並んでみた。しかし特に反応なし。並んだだけでは声をかけてこないようだ。
しかし過去に同じ大阪メトロの御堂筋線・本町駅で、並んだだけでは声をかけてこなかったが、乗車しようとしたところ駅員が両手を広げて乗車を妨害してきたことがある。

すぐに次の8:01発の列車がやってきた。私達はそのまま女性専用車両に乗りこんだが、ここ天王寺駅の駅員は全く何も言ってこなかった。これで良いのだ。

こちらの車内はラッシュ時ということもあり、結構な混雑だった。車内の見通しがあまり利かないが、少し離れたところに1人の男性客が乗っているのを確認。
こちらでも通学と思われる女子高生が多数乗車していたが、やはり私達のことは全く気にしていないようだった。

先ほどの八尾南行は女性専用車両アナウンスが結構しつこかったが、こちらの大日行は車内での女性専用車両の放送は全くなく、8:11頃に天満橋駅に到着した。京阪に乗り換えのためここで下車したが、私達と入れ替わる形で、1人の男性客が女性専用車両に乗車したのを確認した。

降りてから気づいたのだが、この天満橋駅もまた女性専用車両の位置のすぐ近くにエスカレーターや階段があり、何だかJR西日本の「わざと階段・エスカレーター位置に合わせた女性専用車」を思いだしてしまった。

乗り換えの京阪の列車の発車時刻までしばらく時間があったので、この後しばらく谷町線天満橋駅のホームに留まり、男性の乗車があるかどうか後続の列車を数本ほど観察した。少数ではあるが男性の乗車もあった。
また、私達の乗った列車の後続列車はいずれもそれほど混雑しておらず、列車によって乗車率がかなり異なるようである。


天満橋駅ホームの様子(左)
最ラッシュ時は過ぎたためか、やや人も少なくなってきている

天満橋駅ホームの女性専用車両位置表示(右)
緑色基調で中国語・韓国語表記がない「旧バージョン」である。



天満橋→樟葉(京阪電鉄線)

谷町線の駅から地下通路をしばらく歩いて、京阪の天満橋駅に到着した。
こちらも地下駅である。


8:33発の出町柳行特急の女性専用車両に乗るべく並んでいると、1人の中年女性客が私達の前に割り込んできた。

京阪の女性専用車両も大阪メトロ谷町線と同様、平日の朝9時までである。
但し、谷町線のように午前9時で一斉に解除されるのではなく、京阪は「始発駅の時点で午前9時を回っていない列車は、(9時を過ぎても)終点まで女性専用車両あり」である。
また、午前9時までは全列車女性専用車両ありの谷町線に対し、京阪では女性専用車両があるのは特急のみである。

電車到着の際「この電車の1番前の車両は女性専用車両です。」というアナウンスが流れた。
京阪では特急はクロスシート車(新幹線のような向かい合わせの座席)が入ることが多いが、この天満橋8:33発の特急はラッシュ時のせいか、ロングシート車だった。

車内に入ると、既に中年男性が一人と、その向かいの席に若い男性客3人(恐らく友達同士だと思われる)が座っていた。車内を見渡すと他にも男性客がいるようだ。車内は空いていたので、かなり車内の男性比率が高い状態になっていた。

列車は地下から地上に上がり、次の京橋駅に到着した。ここで、中年男性と若い男性客3人は下車した。

京橋駅に到着した時に車掌が肉声で「この電車の1番前の車両は女性専用車両です、皆様のご協力をお願いします。」とアナウンスしていたが、降りた男性客と入れ替わりに1人の男子高校生が乗ってきた。女子高生2人と一緒で、どうやらこちらも友達同士のようだ。

特急は京橋を出ると、次は枚方市までノンストップである。
外はどんよりと曇っていたが、全く声をかけられそうな気配もなく、車内も空いており乗車活動中とは思えないくらいリラックスして乗車できた。
普段、乗車活動中は突然何があっても対応できるよう気を引き締めて乗車しているのだが、この時は普通に電車で移動している時の感覚だった。

市街地を20分ほど快調に飛ばして枚方遊園の観覧車が見えてくると、その最寄りである枚方公園駅を通過して速度を落とし、次の停車駅枚方市に到着した。ホームには結構たくさんの人が並んでいた

枚方市から乗車してきた乗客も、特に私達のことを気にする様子はなく、列車はそのまま枚方市駅を発車した。
結局声かけはなく8:59頃に樟葉(くずは)駅に到着し、ここで私たちは一旦改札口から出た。

樟葉で下車



樟葉→京橋(京阪電鉄線)

樟葉駅から9:06発淀屋橋行特急の女性専用車両に乗るべく並んでいると、ホームの自動アナウンスで「この電車の1番後ろの車両は女性専用車両です。」という音声が流れた。

私達が乗車すると、すぐに車掌のY氏がホームから車内に向かって「この車両は女性専用車両です」と声かけしてきた。
会員Aが「『ある意味で』の理解はしています。」(女性専用車両は任意でしかないということを理解しているという意味)と返すと、Y車掌はすぐに引き下がって行った。

しばらく走って次の枚方市駅停車中には、Y車掌が自動音声で「この電車の1番後ろの車両は女性専用車両としております」という音声を日本語と英語で流していた。また、枚方市駅で男性客一人が乗車してきたので、Y車掌はその男性客のところにわざわざ行って声かけ。
近くにいた会員Bが、「任意なので移動する必要は無いですよ」と言ったものの、その男性客はやはり移動してしまった。


ちなみに女性客からの声かけはなかったが、9:27頃に京橋に到着して下車した際に、私達や他の男性客に声かけしてきた事について少しだけ抗議すると、Y車掌は「一言だけお声かけさせて頂きました、申し訳ございません。」
などと返してきた。どうやらこのY氏も、上からの指示に忠実に従う真面目な人間のようだ。

電車を遅らせるわけには行かないので、Ý氏への抗議はすぐ切り上げ、その後は京橋駅で今回の復路の件について駅員に数分間「任意だということを隠さないように」と抗議した。


京橋→天王寺(JR大阪環状線)

京阪からJRの京橋駅に移動し、ホームで環状外回り電車を待っているとアナウンスが入り、9:37分発の列車が10分ほど遅れているとのこと。しばらく待ってやっと到着した普通列車の女性専用車に乗車した。

時間帯の事もあってかこの電車は空いており、車内は私達の他には、女性客が数えられるほどの人数しか乗っていなかった。

途中の鶴橋駅に到着した際の、車内の写真。
JR西日本はこんなガラガラの列車でも女性専用車を実施している。


もともと、混雑する列車での痴漢対策という名目で導入された女性専用車両だが、JR西日本ではこのようなガラガラの列車にも、当たり前のように毎日・終日女性専用車が設置されている。
もはや「痴漢対策など、どこ吹く風」状態であるが、JR西日本に女性専用車の導入理由を聞くと、最近は決まって「女性のお客様に安心して乗車頂くため」などと言ってくる。
恐らくマニュアル化されているのだろうが、『痴漢対策』といってしまうとこのようにガラガラの列車にまで終日設定している説明がつかないから、『女性に安心して乗っていただくため」』などと言い換えているのであろう。

そう言っておけば、深く考えない人は「女性の安心=痴漢対策」と思いんでくれるし、また女性専用車をガラガラの時間まで終日実施していることについて突っ込まれても、「痴漢対策だけでなく、それも含めて女性の安心のため」と、うまく言い逃れできるのである。

まあ、「男性が存在しないと安心」という発想自体男性客に対して非常に失礼であるが、それ以前に、そんな理由で女性専用車を終日設定している時点で、痴漢対策ではなくもはや女性客へのウケ狙いサービスになり下がってしまっているのである。
それはJR西日本が「女性専用車、乗ってますか?」・「毎日終日運行しているからいつでも乗れる」・「行きも帰りも女性専用車、もう私の習慣です」・「私は乗る、女性専用車」などと、女性専用車を売り物のように宣伝していたことからも明らかだ。


この列車ではJR職員からの声かけはなかったが、このところJR西日本も一時期少なくなっていた男性客への声掛けを復活させてきており、「任意協力でしかないはずの(=本当は女性専用ではない)女性専用車という名前の車両」に、男性を可能な限り乗せないようにする取り組みを強化してきているのである。

言ってみれば、表向き「女性のお客様の安心のため」と言いながら、実際には男性が乗車しているとサービス上まずい(=女性のお客様の顧客満足度が下がってしまう)から、男性を乗せないように一生懸命になっているのである。
何度も言うが、「痴漢対策は世間を騙して納得させるための建前」である。だからこんなものに従う必要はない。

結局、特にこれといった事はなく環状線の列車は10:04頃に天王寺駅に到着し、私達は阪和線ホームに移動した。


天王寺→長居(JR阪和線)

天王寺駅で、阪和線のほとんどの列車が折り返す。

JR天王寺駅阪和線ホームに停車中の
10:12発鳳行き普通列車


ホームには、10:12発の天王寺始発の鳳行の普通が停まっていた。発車までまだ数分ほどある。
乗車して着席するとすぐに乗務員(運転士か?)のH氏が客室に入り、「女性専用車です」と声をかけてきた。

会員A:だから何ですか?
乗務員H氏:・・・(しばらく間が空いて)大丈夫ですか?

乗務員H氏は去って行ったが、何が大丈夫なのだろうか?
声をかけたら移動すると思ったら移動しなかったので、一瞬面くらったのだろうか?

その後、車掌が肉声で「この電車の前から3両目の車(くるま)は女性専用車両です。ご理解とご協力をお願いします。」
とアナウンスを流した。

しかし、しばらく経ってから私達以外にも1人の若い男性客が乗ってきて、座席に着席した。

定刻になり、列車は天王寺駅を発車した。その直後にもまた車掌が肉声で「前から3両目の車は女性専用車です。ご理解とご協力をお願いします。」とアナウンスしたが、若い男性客は移動しなかった。

その後美章園・西田辺・鶴が丘と過ぎ、特に他の乗客からの声かけはなく10:21頃に長居駅に到着、下車した。
その際に1人の男性客が私達と入れ替わる形で女性専用車に入っていったのを確認した。


長居→天王寺(大阪メトロ御堂筋線)

JR長居駅から大阪メトロの長居駅へは、徒歩で数分ほどかかる。

JR長居駅から大阪メトロの長居駅まで徒歩で移動。


建物の間をしばらく歩いて、大阪メトロの長居駅に到着。
ホームに降りると、ラッシュの時間は完全に過ぎたためか、人の姿はあるもののまばらだった。

しばらく待って、10:40発の千里中央行の女性専用車両に乗車した。

御堂筋線、長居駅の駅標(左)
長居駅に到着した電車(右)


車内は空席がほぼ埋まる程度だが比較的空いていた。つり革をもって乗車したのだが、そのつり革には「痩身エステ」の広告が掲出されていた。

大阪メトロでは女性専用車両のみ車体広告を施した車両をよく見かける。このページの最初の方、谷町線の項で触れた公明党提案による女性専用車限定広告だが、大阪メトロはつり革にも女性専用車限定広告を出しているのか?

こちらでは特にこれといった事はなく、10:46頃に天王寺駅に到着した。

天王寺駅で下車した際に、隣の車両のつり革を確認したところ、全く違う広告が出ていた。
これだけでは女性専用車両限定広告とは断定できないが、その可能性はある。

先ほどの阪和線での乗務員H氏の声かけについて、再びJRの天王寺駅に向かい、担当駅長に状況などを伝えた。

担当駅長氏は、阪和線の乗務員の「大丈夫ですか?」という発言については、
「余計な一言でしたね」と詫びた。

こちらから、「見た目が男性に見えるからといって、個別に声かけするのは失礼ではないですか?」といったことを話すと、当直駅長氏は、「あくまでお願いレベルですけども、これからもお声かけはさせて頂く事がありますがご理解いただけますか?」と回答した。

担当駅長氏は終始穏やかな物腰で話していたが、女性専用車が「実は任意」だと知らせない上に、男性に見えると言うだけでの個別の声かけに「ご理解」なんて、正直なところ「いたしかねる」。

女性専用車両の存在により苦しめられる人たちは実際に存在するのだ。

例えば「性的少数者の方たち」「障がい(内部疾患含む)を持つ男性」「高齢男性」「子連れの男性あるいは夫婦やカップルの男女」「男性に見える女性、あるいは男装的ファッションが好きな女性」をはじめ、不便を強いられたり不快な想いをする利用客たちである。

それを考えると、男性差別・弱者差別・少数者差別である女性専用車両に協力する気にはなれない。いや、むしろ協力してはいけないと考えている。


そういうと、「痴漢被害者がいるから仕方がないだろう」と言いだす者が出てくるが、何度も言っているように、「女性専用車両=痴漢対策は建前」である。

また監視カメラの設置や、どうしても混雑する列車が怖いという人には私服警官を付き添いで乗車させるなど、痴漢対策なら他にいくらでも方法はある。まあ、それでも女性専用車両を正当化するために痴漢対策を主張するタイプの賛成派は絶対に納得しないだろうとは思うが。

その後もしばらく担当駅長氏とやり取りしたのだが、予定としては天王寺で乗車会は終わりなので、最後に担当駅長氏には「お忙しいところありがとうございました」と礼を述べ、私達はここで解散した。

(このページを読んでの、ご意見ご感想等はご意見フォームまで)

女性専用車両に反対する会では、新規入会者を随時募集しています。
当会は男女を問わず、さまざまな年齢や立場の会員が在籍しています。女性専用車両について疑問に思っておられる方、不満に思っておられる方、ぜひ当会にお越し下さい。

入会申込フォームよりお待ちしております。

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