2025年1月~6月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見、および当会サイトのコメント欄にいただきましたコメントの一部をここでご紹介します。
女性専用車両についての疑問
女性専用車両についての疑問
一昨年の2月か3月に意見投稿させてもらった者です。
いつも、意見や体験談の投稿や活動、ニュースを楽しみにさせてもらっています。
本題に戻りますが、以前の投稿と同じく疑問に思った件について、意見させてもらいます。
1つ目に、意見や体験談の投稿を見てる際に女性専用車両賛成派の投稿を見たりしてますが、何故投稿内容が似たようなのようなのでしょうか?
内容的に、「女性が安心して」とか「男性は加害者で女性は被害者だ」等の言葉を使ってるのを多々見かけます。
2つ目は、女性専用車両はわがままな女性のプライベートスペースになってるのではないかと思ってます。
コレも、過去のアンケートにもあった「男性が居なくて快適」とか「ゆっくり化粧ができる」又は「飲食ができる」という理由だと思いますが、何故その為に男性の方が協力しなければいけないのでしょうか?
それと何故、鉄道会社は女性の安心ばかりで乗客全員の安全を守ろうとしないのでしょうか?
すごく不思議でなりません。
最後にこの前、お出かけで西鉄薬院駅から天神駅へ向かう際に女性専用車両の表記に変化がありました。
以前は対象が急行・特急でしたが、現在は急行のみになっていました。
今後も応援しています!
頑張ってください!
当会からの回答
いつも当会サイトを閲覧くださり、ありがとうございます。
今後とも活動にもサイト内容の充実にも励んで参りたいと思います。
女性専用車両賛成派の投稿内容が似たりよったりなのは、おそらくですが結局、みんなが「女性専用車両は痴漢対策」と思っているからではないでしょうか。「女性が安心して」とか「男性は加害者で女性は被害者だ」というニュアンスの言葉を使えばもっともらしく聞こえるからだと思います。
もちろん、女性専用車両が政治目的で推進されていることや、JR西日本や熊本市交通局など、一部の鉄道事業者が客寄せや金儲けに女性専用車両を運行しているとしか思えないような実態があるのを知らないからというのもあるかと思いますが、しかしながら現状を見ていると多くの賛成派はそうした事実を知っても無視するのではないかと思います。
「男性が居なくて快適」「ゆっくり化粧ができる」「飲食ができる」など、勘違いした女性客が一部にいるのは以前からですが、世間ではまず問題にはされないというのが、残念ながら実際のところですね。
世間でありがちな『深刻な痴漢被害から女性が逃れるための最後の手段』という認識と、こうした利用者の「実態」の間に非常に大きな乖離があるわけですが、やはり賛成派にとって都合の悪いことは無視されてしまうのが現実のようです。
ただひとつ気をつけなければいけないのは、こうした勘違いな賛成派がいるのも確かに問題ではあるのですが、これは女性専用車両を導入した結果生じた副次的な問題であるということです。
もちろん女性専用車両を「絶対に正しい」と主張する賛成派に対してこうした事実を主張し「このようなものは痴漢対策ではないし、協力させられる謂れもない」と反論するのもひとつの方法ではありますが、しかしながら仮にこうした勘違いな女性客がいなくなって、全員が「痴漢対策のために利用しています」というようになったら問題は解決か、といえばそうではないということです。
女性専用車両の問題の本質は「差別である」ということであり、差別が解消されない限りは女性専用車両問題が解決されたとは言えないでしょう。
西鉄ですが、以前は朝1本だけ女性専用車設定の特急があったようですが、今は朝に特急が運行されなくなったことで結果的に急行のみになったようですね。
以前は西鉄で非協力乗車をすると、助役が乗り込んできてこちらが乗車活動をやめるまで添乗してついてくるというようなことがありましたが昨年、当会の会員が個人的に西鉄福岡駅を訪れ(そのときは休日だったので乗車会は出来ず)駅事務室の職員に確認したときには「今はそのようなことは行っておりません」と言っていました。
そして、先日実際に西鉄で乗車会を行ったところ、乗務員からの個別の声掛けはありませんでした。
また今後とも当会サイトをよろしくお願いいたします。
高速夜行バスの女性専用席への疑問
先日夜行バスに乗りました。
その中で女性席というものがありました。
私が取った席は4800円の普通席だったのですが、カーテンはありません。
ですが、女性席は3900円でカーテン付きでした。
おかしいと思いますし、値段もおかしいです。カーテン無しが高くてカーテン付きが安いは納得出来ません。
それに女性が安心できる意味が分かりません。
先日、別の夜行バスで隣席の男性客にホモ行為・痴漢されたと言う男性客も居ます。
痴漢は男性が女性にするもんだと思い込んでるのが間違いです。同性間や痴女については全く考慮されてないわけです。
バスツアーでドライブインや土産物店でオバタリアンが平気で男性トイレに入ってきて用足ししていてコレには全くクレーム付けないのもどうかしてると思います。
性別によるものや安心安全と言うのであれば3列席にすべきです。4列のままなら2席購入すれば良いだけで、これで解決できる問題です。
そもそも女性席と言うものおかしいです。男性席も設けるか、廃止すべきです。楽しんごやミッツマングローブ、KABAちゃんなど、性同一性障害やミスターレディー、ニューハーフや性転換者はどないすんねんって思いました。
当会からの回答
ご投稿ありがとうございます。
ご紹介のバスがどちらの路線のものかは分かりませんが、高速夜行バスだけでなく、鉄道やその他いろいろなところで「女性を犯罪や迷惑行為から守るため」と言いつつ、実際には女性客の囲い込みに走っている例が散見されますね。
以前、「乗ってますか女性専用車」「毎日終日運行しているからいつでも乗れる」「行きも帰りも女性専用車もう私の習慣です」などと女性専用車を宣伝していたJR西日本や、「乗客が減ったので話題作りのため、アイデアの一つとして」と、明らかな客寄せ・増収策として女性専用車両(後に女性優先車両と改称)を導入した熊本市交通局などの例もあります。




しかし、「女性を犯罪や迷惑行為から守るため」と言えばもっともらしく聞こえるし、また差別だと反対意見が出ても「男が犯罪するせいでこうなったんだから男が悪い」と責任を男性側になすりつけることもできます。
賛成派だけでなく、反対派の中にも女性専用車両や女性専用席を痴漢対策だと疑いなく信じている人もいるかと思いますが、そうしたところから社会の認識を変えて行く必要もあるでしょうね。
2025年5月の阪急神戸線乗車会についてのご意見
「上司と話した結果、特別に特定のお客様に女性専用車両の説明を行うことは公平性の観点からふさわしくないため行えない」というのが本当なら、特定の男性に見える乗客に個別に声をかけて車内から退出させるのは、まずくないですか?
三宮駅では、ホーム上の混雑する場所に押し屋を配置せずに、変わりに一番空いている西寄りに駅長か助役と思われるような人を配置したり、駅員を2名配置したりして、放送を聴かずに乗り込んだ男性客に個別に声をかけて下車させます。
当会からの回答
【補足】
このご意見は当サイトの「活動履歴」内【関西】2025年5月 阪急神戸線で非協力乗車会のページの内容について寄せられたものです。
ページの途中で「当会会員に暴言を吐いた女性客に女性専用車両は任意協力であると伝えよ」と駅員に要求したが、後日その駅員から「上司と相談した結果、特別に特定のお客様に女性専用車両の説明を行うことは公平性の観点からふさわしくないため行えない」という回答があったことについて述べています。
【回答】
まず、仰るとおりで「上司と相談した結果、特別に特定のお客様に女性専用車両の説明を行うことは公平性の観点からふさわしくないため行えない」と言いながら、女性専用車両(と名の付く一般車両)に乗車した男性(と阪急側が判断した)乗客に「特別に特定の(男性の)お客様に女性専用車両の説明を行っている(→女性専用車両ですのでと説明して降車を要求している)」時点で自己矛盾も甚だしいのですが、要するにこんな矛盾した理由をつけてまで「女性専用車両が任意協力であることは絶対に女性客には知らせない」という意思表示をしているというわけです。
つまり、「強制できない女性専用車両」を維持するため「これからも任意協力であることは一切伝えず乗客を騙し続けます」と宣言しているようなものです。
だからこそ、こちらとしては今後も継続して可能な限り女性専用車両に乗車し続ける必要があるわけです。
「神戸三宮駅で男性に個別の声掛けをしている」という情報ありがとうございました。
今後、神戸三宮駅でも声かけチェック(女性専用車両位置に並ぶ。または折り返し始発の場合は車内で待機)を行う必要がありそうですね。
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このように阪急は乗客を騙し切ろうとしています。
私達としてもそうした動きに対抗するため、今後も可能な限り乗車会は続けていきますが、「平日の朝」という条件があるため、どうしても乗車する回数や人数などに制約が出てしまいます。
インターネット上などでは未だに当会のことを「無職の非モテ・キモオタ集団」などと何の根拠もなく決めつけたり、さらには本当にそうだと思い込んでいる輩もいるようですが、実際は会員の多くが仕事を持ちながら活動に参加している会社員などです。
そのため、平日の朝に参加できる会員はどうしても限られてきます。
有休を取るか、たまたま平日が休みの仕事についている会員しか参加出来ません。
また、当会で活動している会員も仕事や家庭の事情、さらには本人の健康上の問題などからやむを得ず活動から離れていく人が、少しずつではありますがどうしても出てきます。
当ページをご覧の皆様で阪急のこの姿勢は許せないと思った方、是非当会へのご入会をご検討ください。
よろしくお願いいたします。