当会に寄せられたご意見(2014年7月~8月)

2014年7月~8月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。

今回、当会とは別団体の差別ネットワーク様による動画、「絶叫する女 擁護する女」がネット上で話題になったこともあり、大変多数のご意見投稿をいただきました。

ここで紹介できなかったものも多数あります。

ご意見投稿をくださった皆様、ありがとうございました。

また今回は中学生など、若い世代の人から当会支持のご投稿をたくさんいただきました。

皆さんまだ若いにも関わらず、文面からもしっかりした人間性が伝わってくるようで、読みながら感心いたしました。


電車通学の中学生の方からの投稿

●性別:男性

●貴会の活動は度々拝見させて頂いております。 私も通学に電車を利用するのですが、ある日女性専用車両から男性が排撃されるところを目撃し、女性専用車両について疑問を持ち始めました。自分の疑問を具体的な項目毎にまとめ、鉄道各社に問い合わせたりもしました。しかし、回答の期限ギリギリに、しかも一つ一つの項目には答えず、「女性専用車両につきましては、痴漢行為による精神的・肉体的な苦痛を抱えている女性のお客さまがいらっしゃる現状を考え、安心してご乗車いただくために、導入しております。」これだけが返ってくる始末です。これが女性専用車両の現状だと思います。私はまだ中学生ですので、貴会の活動を直接応援することは出来ませんが、将来まだ女性専用車両が残っていたら、是非入会させて頂きたいと思っております。

最後になりましたが、貴会の活動がいつか実ることを祈っております。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

現在中学生ということは物心ついた時から女性専用車が存在している世代の方ということになりますが、あなたのような若い世代の人がこうして女性専用車両に疑問をもち、しっかりと考えてくださっているということ、こちらといたしましても心強く思います。

よく、世の中では女性専用車両は「痴漢対策」だと言われますが、実際には別の目的で推進されたものであるということは当会サイトを度々ご覧くださっているのであれば、よくお分かりいただけるかと思います。

選挙での女性票狙いで女性専用車両を推進した政党の存在。そして女性専用車両導入後、女性専用車両を広告料収入源に利用し始め、その上、痴漢件数が減らないと分かってもそれを隠ぺいしてさらに女性専用車両は続行し、女性専用車両よりはるかに効果の高いことが証明された車内監視カメラも何かと理由をつけてやろうとしない鉄道事業者・・・

しかし、表向き「痴漢対策」だとか「弱者保護」と言っておけば、女性専用車問題を詳しく知らない人々はたいていそれで納得してしまうので、鉄道事業者としては便利の良い理由なんですよね。

中学を卒業されましたら、当会にお越しください。

お待ちいたしております。


大阪の学生さんからの投稿

●性別:男性

●こんにちは。僕は大阪市交通局谷町線沿線の中高一貫校に通うものです。

さて、会の皆様がお調べになった通り僕の乗る駅も、降りる駅も一番ホームや改札口に近い車両はみな女性専用車両です。以前、たまたま来た車両に乗った時、駅員に「ここは女性専用車両」と言われました。その時に僕は剣道着や体操服などの大きな荷物を持っていたので、「ほかの車両に移るととても混んでいて、荷物が邪魔になる。」や、「善良な男性客まで排除するのはひどい」と紳士的かつ冷静に対応しました。

すると調子に乗った駅員が、「お前がいると邪魔」だの「降りろ」など無礼極まりない暴言を吐いてきたのです。もう少しで腕をつかまれて引きずり下ろされそうになりましたが、間一髪、「それ暴力やぞ」と威嚇したので駅員はすぐに引き下がりました。

ある日、たまたま皆様方のサイトを見つけました。読んでみると、あなた方の勇気ある行動と、なおかつ決して味方にも甘くない本当の意味での同志としてのつながりに心を打たれました。そして、京王電鉄やつくばエキスプレス、東京急行電鉄などの男性差別鉄道会社への怒りが、より強固なものになりました。

僕は学校の科目では理系が苦手です。僕は法律の専門家になって、いずれ女性専用車両をなくしてゆく立場になりたいです。そのために、苦手を克服できるように頑張りたいと思います。

最後に皆様方へのお願いです。皆様方は、終日女性占領車両のところのみ非協力乗車をされているように思えます。(思い違いだったらすみません)ですが、まだまだ女性占領車両で苦しんでいる、またはサラリーマン・学生シュウマイとならざるを得ない善良な方々がたくさんいらっしゃいます。ぜひ、朝は早いですが、皆様お誘いあわせのうえ、谷町線や一部時間帯のみ女性占領車両の路線でも、非協力乗車をしていただけたらと思います。

皆様の活躍を陰ながら応援しています。これからも頑張ってください。

悪文をだらだらと失礼しました。

当会からの回答

朝の女性専用車への非協力乗車についてですが、各自仕事を持っているので、谷町線のような平日の朝のみ実施の路線で、会として集まって非協力乗車会を行うのは現在のところ難しいです。

このあたりが、一般の会社員などの集まりである当会の悩みの一つではあるのですが、もちろん会員各自の意識は高いので、会として行う乗車会のほか、各自、自分の通勤で使う路線で個人的に非協力乗車を行いながら通勤しています。

もう少し人数が増えれば関西でも同じ路線で通勤する会員同士で朝の乗車会なども可能になるかもしれません。

あなたの現在の年齢がわかりませんが、もし15歳以上(中学生は除く)でしたら入会可能ですので、もしよろしければ当会への入会もご検討ください。


当会へのご意見

●性別:男性

●女性専用車両(この名称には疑問を抱いているが)関連の動画等をみておりこの度メッセージを送信いたしました。

活動応援しておりますので頑張ってください。

自身の意見としましては鉄道会社の社員の理解を深めさせる事が重要と考えております。そのために鉄道会社との意見交換会等の機会を増やして行くことが重要ではないかと考えております。

当会からの回答

※当会にご意見をいただきありがとうございます。

当会は会としてまたは会員個人として鉄道会社に対して直接働きかけることもあります。

これは当会Webサイトに掲載しているものだけに限りません。

実際は掲載している数を大きく超える任意確認乗車/非協力乗車会や鉄道会社への抗議、地方自治体への接触を試みています。

とくに鉄道会社は再三の働きかけによって男性客への言動を大きく軟化させるようになりました。

当会は女性専用車両の廃止を最終的な目標としていますが、鉄道会社社員による声掛けや女性専用車両から男性客を排除する行為に対する抗議もひとつの活動ととらえ、日々活動を行っています。

今後とも当会の活動にご支援をいただければ幸いです。


当会の存在を初めて知られた方からの応援メッセージ

●性別:男性

●このような会があるのを初めて知りました。

暑い夏の通勤ラッシュ時に女性専用車両などがあるのはどう考えても間違っていますし、こんなふざけたやり方ではなく、痴漢対策なら、もっと違うやり方を取るべきです。

私の先輩が発車しそうになった電車に慌てて乗った際、たまたま間違えて女性専用車両に乗ったそうです。

その時はなんとか間に合ったという安心感と、ホッとして携帯をいじっていたので、全く気付かなかったそうです。   しばらくして、いい年したオババが注意してきたそうです。

その先輩は、周りを見て初めて気付き、すごく恥ずかしい思いをしたそうです。

そして次の駅で車両を乗り換えた際に、なんでこんなわざわざ乗り換えまで自分がさせられなきゃいけないんだというのと、恥をかかされたというのと、注意をしてきたのが、痴漢など全く関係ない、いい年したオババという事に段々怒りが沸いてきたそうです。

私は、他人事ながらこの話を聞いてすごく腹が立ちました。

こんなふざけた出来事をなくす為にも、女性専用車両などなくすべきと強く思っておりました。

応援している人はたくさん居ると思うので、がんばって下さい。

当会からの回答

※当会へのご声援ありがとうございます。

ご投稿の件ですが、確かに女性専用車両というものがあるがゆえ起きた事象であり、同時に世間で思われている「痴漢対策・弱者保護」からかけ離れ、一部の女性の「縄張り」になっているということをよく示す事象でもあると思います。

当会の会員の中にも、同じような経験をしたことがきっかけで入会した人が結構います。

もしよろしければ、当会への入会などもご検討ください。


動画をご覧になった(と思われる)方からのご意見

●性別:男性

●専用車両に反対です。 公共交通機関の趣旨を乱す、差別と「わがまま」だからです。静かに非協力乗車をする、無害な男性に対する一部女性の攻撃的なアプローチを見れば明らかです。男性に話かけられた訳でも無いのに、自ら声かけして奇声を上げる行為は、被害者面を装って男性を排除・隔離したいだけです。本当に男性に対してトラウマや苦手意識のある人は、見ず知らずの男性に声かけなんてしないでしょう。

当会からの回答

※ご意見ありがとうございます。

仰る通りで、痴漢対策・弱者保護と言いながら、実際には女性特権車両と化しているのが現状だと思います。

あなたの仰る「自ら声掛けして奇声を上げる」というのは、恐らく差別ネットワーク様の動画(絶叫する女 擁護する女)のことを指しておられると思うのですが、この動画の女性も本気で取り乱しているのではなく、「泥棒が大声を出されるとあわてて退散する」のと同じように、動画の主(ドクター差別氏)が慌てて退散すると思って、わざと大声を出したのでしょう。

大体、移動中は女性専用車両に乗車している時以外、常に男性がいる場所にいるわけですから、本当に男性がいるだけで取り乱してしまうのなら、外を出歩くときは常に「絶叫」していなければならなくなります。


女性専用車両反対派の中学生の方からいただいた応援メッセージ

●性別:男性

●動画サイトで貴会の存在を一年前くらいに知りました。

専用車両には断固反対です。貴会の存在を知るまでは、「もしかしたら期待できるかも」
なんて思っていましたが。たまたま見つけたドクター差別氏の動画や貴サイトを見て真実を知りました。ただの女性向け快適サービスでしかないと。

当初の痴漢対策という目的をはるかに逸脱し、そのおいしさ(広告収入など)に気づいてしまった鉄道会社の行為はもはや罪です。

女性専用車制度が簡単に変わるものではないということは十分承知しています。恥ずかしながら、私は中学生で物心ついた時から女性専用車両があった世代です。そんな中で専用車両に疑問を持てたのは貴方の活動があったからだと思います。世間からの冷たい目にさらされることも多くあると思います。ですが、めげずにこの活動を続けてほしいと思います。応援しています。

当会からの回答

※ご意見・ご声援ありがとうございます。

仰る通り、女性専用車両は痴漢対策ではありません。

当会が長い間活動を続けてきた中で、実は男性も女性専用車両に乗車できることや女性専用車両が痴漢対策になっていないことを知る人も増えてきています。

その一方で、これらの事実を知らない人もまだ多く存在しており、活動の継続の必要性を認識しています。

今後とも当会へのご支援をよろしくお願いいたします。


当会へのご提案

●性別:男性

●インターネット等で活動を知りました。

そこで、アイデアを提供させてください。

女性専用車両が出来た背景には痴漢防止とゆう大義名分がついていますが、実際には極端なフェミニスト集団がいると思います。

そこで、彼女らを利用して問題提起をするべきだと考えました。

彼女らは女性の権利、特権などが脅かされるのを極端に反応して活動します。

この特性を利用し逆差別をする事で女性専用車両の存在に疑問を抱かせるべきだと思います。

具体案として女性専用車両が有る電車は女性専用車両以外の車両は男性専用車両との解釈の元、女性を追い出し女性専用車両以外に乗ることを攻撃工作をしてはどうかと考えました、この方法だと女性差別だと言い出すフェミニストが必ず出て来ます、そういった人々に女性専用車両の存在が差別の元凶だと主張して問題を大きく取り上げてもらうべきだと思います。

この提案を是非ご検討のほどよろしくお願いします。

当会からの回答

※ご提案いただきましたことには御礼申し上げますが、このご提案は申し訳ございませんが当会としては受け入れることが出来ません。

なぜなら、女性専用車両以外の車両から女性を追い出そうとした時点で、私達のほうが強要罪になりかねないからです。

女性専用車両に乗っている男性を無理やり移動させようとすれば強要罪になる可能性があるのと同様、女性専用車両以外の車両に乗る女性を無理に女性専用車両に追いやろうとした場合もやはり、強要罪になる恐れがあります。


女性専用車両は女性差別では? とのご意見

●性別:男性

●はじめまして。 このような活動があることを始めて知りました。私は東海地区出身の20代男性です。 さて、私は、女性専用車両が「女性差別」なのではないかと考えています。 誰しも、降りたいホームに一番近い車両に乗る権利があるはずです。女性専用車両は、女性が自由に車両を選ぶ権利を無視していると思います。   と、思うのですが、それを確かめようにも、私の廻りにいる女性は、女性専用車両の利用頻度が低く、5,6人に尋ねたところ「そんなこと、考えたこともなかった」といわれてしまいました。   これはお願いになるのですが、本活動のメンバーに女性がいらっしゃれば、是非、「女性差別」という面についてどう考えていらっしゃるのか尋ねてみていただけませんか。

私見ですが、そもそも女性差別であるということが証明できれば、より多数の味方を得ることができるのではないかと思います。

長文・乱文失礼いたしました。

これからも本活動が隆盛であられますことを心より祈念いたします。

当会からの回答

※女性専用車両は女性差別になるのではないか、女性会員に意見を聞いてほしいとのことでしたので、 当会の女性会員の一人に、あなたからの投稿を見ていただき、回答してもらいました。

以下、あなたのご意見投稿に対する当会女性会員(ハンドルネーム:花水木)の回答です。

◆回答◆

ご意見、ありがとうございます。

私は数少ない「反対する会」の女性会員です。

まず、少々誤解があるようなのですが、「女性専用車両は、女性が自由に車両を選ぶ権利を無視している」のであり、よって「女性差別である」とお書きになっていらっしゃいますが、すべての女性は専用車にも乗れれば、普通車にも乗れるということで、むしろ優遇されているのです。

日本以外で女性専用車両をやっている国のうち、イスラム圏の国々などでは、女性は基本的に女性専用車両にしか乗ってはいけないというルールがあるみたいですし、これなら女性差別にもなると思いますが、日本では、すべての車両に自由に乗れる女性に対して、対する男性は、どんなに空いていても女性専用車両には事実上乗れないという制約があります。ですから、男性のほうが選択肢が狭く、男性こそ差別されていると考えます。

導入された理由は、痴漢対策といわれていますが、実際には痴漢対策かどうかも怪しい上、痴漢対策だとしても、痴漢する男性はごく一部に過ぎないのに、すべての男性を痴漢予備軍として、男性は乗ってはならんという車両を作ることは、男性への大いなる無礼であり、差別です。

私達は、男性女性半々の世界で生きています。

どんな人にも父や母や兄や妹がいます。

我々の会は、男女がいがみ合わず、それぞれの良さを生かして、住みよい社会を目指しています。

今の時代は女性がかなり強くなり、男性受難の時代ではないかと思います。

男性よ頑張れ、男女が手を携えて共に歩んでゆきましょう、そんな思いでこの会に入っています。

ご質問にうまく答えられたでしょうか。

また疑問がございましたら、お寄せください。

花水木


女性専用車両賛成派の女性からの投稿

●性別:女性

●はじめまして。

私は女性専用車両利用者の30代女です。

反対派の方はどんな考え方を持っているのだろうと思い、当サイトを拝見いたしました。

女性専用車両は男性も利用でき、男性が乗ってきたからといって冷たい目で見たり追い出したりするのは許されないことであるというのは勿論わかっています。ので皆様の抗議乗車について何も言おうとは思いません。

ただ私は女性専用車両がある限り利用させていただきますし、廃止には反対をするだけです。

このサイト以外の反対意見を見ると、追い出された、冷たい目で見られたという男性被害者の意見と一緒に、「なんで痴漢にあいそうもないババアやブスが乗っているのか」という意見がとても多いです。(まぁ私もババアですが、ババアでもブスでも痴漢にあう時はあいます)

まぁ、究極ですが、特に痴漢被害にあいやすい人が乗れないからババアとブスはご遠慮くださいと言われたら私は乗りません。それくらい、痴漢被害は多く恐ろしいのです。

女性専用車両ができたところで痴漢は減っていないのは確かですが、専用車両があることで痴漢にあわずに済んでいる人も確実にいます。

小学生中学生で、毎日あうが怖くて何も言えないという被害者は多いです。刃物で脅されながら触られている子もいます。私も似た経験があります。私が中学生の時は女性専用車両はありませんでした。

回りの人が気づかないというのも問題ですが、自分の身は自分で守れで済ませていい問題ではないと思います。

当時専用車両があったら……という思いから、今まさにそんな思いをしている人のためにも女性専用車両を廃止することは反対します。

専用車両で化粧や通話などのマナー違反行為をする女性、男性利用者を追い出そうと騒ぎを起こす人、専用車両に乗ってるのはブスばかりなどという発言をしている人も、痴漢と同罪と考えます。

専用車両は痴漢対策ではないというのが団体の考えであるのはわかっていますが、痴漢を減らすことに役立っていなくても、痴漢にあっても何も言えない人の役には確実にたっている以上、廃止には反対です。

賛成派の一つの意見として書かせていただきました。

ありがとうございました。

当会からの回答

※当会にご意見投稿ありがとうございます。

女性専用車両内で痴漢犯罪が発生するのはごく稀でしょうが、全体での痴漢件数が減っていないということは、女性専用車両ができた分が痴漢や冤罪の被害を女性専用車両以外の車両に「しわ寄せ」していることになります。

ですので、「痴漢が減らなくても女性専用車両内の人が助かっているのだからそれでいい」と言うのなら、ちょっと厳しい言い方になるかもしれませんが、これでは女性専用車両以外の車両での被害を「度外視」していることになり、「木を見て森を見ず」ということになってしまいます。

女性専用車両以外の車両では今まで以上に痴漢被害が多発しているし、痴漢する輩も女性専用車両以外の車両でやりたい放題ですから、やはりこれは問題でしょう。

また、女性専用車両を利用する女性の7割以上が「臭いオヤジがいなくていい」・「空いてて楽」・「化粧や食事ができる」などの、痴漢対策とはかけ離れた理由で賛成しているという調査結果もあります。

誠に残念なことですが、女性専用車両は世間で思われている「防犯対策」や「弱者保護」とはかなり違った利用のされ方をしているということです。

そして当会がいつも申し上げている、そもそも女性専用車両は選挙の女性票欲しさなどで一部の政党・政治家が動いた結果であるということや、一部の鉄道事業者が女性専用車両に女性向け広告を募集し、割高な広告料で利益を得ているというようなこともあります。

こうして見ていくと、女性専用車両を実施している側・利用している側双方が痴漢対策と言いながら、実際にはそこから大きく外れていることがわかります。

私達は女性専用車両がアパルトヘイトに近似の差別であるという観点からも女性専用車両に反対しておりますが、同時に「痴漢対策など建前」の女性専用車両をいつまでも続けるのではなく、本当の意味で痴漢対策・防犯対策をせよという意味でも活動を行っております。

そしてそのために車内監視カメラや警備員等の増員等を提唱しているわけです。

中でも車内監視カメラは痴漢が多いことで有名だったJR埼京線の痴漢件数を約6割も減少させたという、素晴らしい実績を残していますが、これまでそういう提案を行うと、痴漢被害を減らすことを主張していた賛成派が一転して(痴漢件数6割減の実績は無視で)反対し始め、いろいろと難癖をつけて「監視カメラは役に立たない!」と、監視カメラ案を潰そうとして来たりということが何度もありました。

そういう賛成派はその時点で「痴漢被害を減らす」とか「被害者を救う」というのは建前で、「実は女性専用車両を守りたいだけ」ということを露呈してしまい、化けの皮がはがれるわけです。

もちろん、あなたはそんな人ではないと思いますが、もし痴漢被害を本気で減らそうと思うなら、女性専用車両にこだわるのではなく、本当に痴漢被害を減らすためにどうすればよいか、そしてそのように鉄道事業者を動かすにはどうすればよいかを考えていただけたらと思います。

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女性専用車両に反対する会では新規入会者を随時募集しています。
当会は男女を問わず、さまざまな年齢や立場の会員が在籍しています。
女性専用車両について疑問に思っておられる方や不満に思っておられる方はぜひ当会にお越しください。

入会申し込みフォーム よりお待ちしております。

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