5月22日のトラブルについて、神戸市交通局から回答

活動資料

今年(2026年)5月22日に神戸市営地下鉄で当会会員が女性客から腕を掴まれ、警察が出動するトラブルがあった(詳細は当会ニュース 当会会員の腕に掴みかかった女性客を通報 参照)が、このトラブルについて、会員が後日「任意協力なのに女性専用車両などという表示を出すからトラブルになる」等の内容で交通局にメールを出したところ、以下の回答があった。

このたびは、女性専用車両内でのトラブルにつきましてご報告いただき、誠にありがとうございます。

本件によりご不安な思いをお掛けしましたこと、心よりお見舞い申し上げます。

神戸市営地下鉄で運用している女性専用車両は、女性を標的とした迷惑行為等を未然に防止することを目的として、お客様の任意のご協力のもと導入しているものであり、特定の政治的な影響を受けて実施しているものではございません。

また、女性専用車両の表記につきましては、不特定多数のお客様にその存在を広く周知するため、あえて「男性も乗車可能である旨」を明記せず、「女性専用車両」と表記しております。これは当局の裁量の範囲内での対応であり、現時点では表記を変更する予定はございません。

今後とも、女性専用車両の趣旨について、より正しくご理解いただけるような周知方法につきましては、他社局とも歩調を合わせながら検討を進めてまいります。

万一、車内において暴力行為等が発生した場合には、ドア付近に設置しております非常通報装置にてお知らせください。乗務員が対応いたします。

何とぞご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

まず、「神戸市営地下鉄で運用している女性専用車両は、女性を標的とした迷惑行為等を未然に防止することを目的として、お客様の任意のご協力のもと導入しているものであり、特定の政治的な影響を受けて実施しているものではございません」との回答だが、神戸市議会の議事録を検索すれば、実際に女性専用車両が導入される前から公明党が交通局に導入するよう何度も働きかけ続けてきたことはすぐに分かる(下記画像)。

ちょっと調べればすぐに分かるのになぜ「特定の政治的な影響を受けて実施しているものではございません」などと回答するのだろう。

ウソはつかないでいただきたいものである。

当会などが行っている非協力乗車活動に対して「このようなことをしても女性専用車両はなくならない。反対派のイメージが悪くなるだけ」「女性専用車両を無くしたかったら痴漢を無くせばいい」などという批判をする者がいるが、痴漢対策などは表向きの建前で、実際には政党の選挙対策・実績作りのネタである。だから痴漢を無くしても女性専用車両はなくならない。

世間が「女性専用車両=痴漢対策」と思ってくれているおかげで「女性専用車両は差別だ」という意見が無効化され、女性専用車両が存続できているのである。

また、「女性専用車両の表記につきましては、不特定多数のお客様にその存在を広く周知するため、あえて「男性も乗車可能である旨」を明記せず、「女性専用車両」と表記しております。これは当局の裁量の範囲内での対応であり、現時点では表記を変更する予定はございません」という回答について、

要するに「当局の裁量の範囲内だから」「存在を広く周知するため」などと理由を付け、任意協力なのに「女性専用」とウソ表示を出すことを正当化したうえで「表記は一切改めません」とわざわざ宣言しているようなものである。

法の下の平等を定めた日本国憲法(交通局は公営であり、憲法が直接適用される)に触れないよう女性専用車両を「任意協力」にしながら、その「任意協力」を「無かったこと」にしてしまおうとしているのが、神戸市営地下鉄のやり方である。

つまり、世間を騙し通してしまおうとしているのだ。

しかし、これに抗議しても交通局の回答は先述の通りであり、このようなやり方に対して、実際に非協力乗車せず、ただメールや電話で抗議するだけでは全くダメだということが分かる。

交通局のこうした態度を見る限り、「反対派などまともに相手にせず放っておけばそのうちいなくなる」と考えているのではないだろうか。

交通局はウソをつき通そうとしているのだから、それを許してはならない。

情報元:

会員からの報告

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