2023年4月 関西本部:JR大阪環状線&JRゆめ咲線&JR東西線等非協力乗車会

当会関西本部では、4月15日にJR大阪環状線、JRゆめ咲線、JR神戸線、JR東西線で非協力乗車会を行いました。

途中、大阪環状線の西九条駅で、ホームに立ってマイクで案内をしていた駅員(JR西日本の制服ではなく、『WEST JAPAN RAILWAY CAMPANY』ロゴの入った青いジャンパーを着ていたので、アルバイトか委託業者か何かか?)が、乗車しようとした私達に声をかけてきました。

当会サイト内「声かけ実態調査」にも記載の通り、JR西日本は「女性客から通報がない限り男性には声かけしない」という回答をしておりまた当日、乗車会前にも会員の一人がJR西日本お客様センターにそのことを確認していましたが、今回、ホーム上乗り換えで私達が乗ろうとしたのを見て声かけをしてきたことから女性客からの通報とは考えにくく、どういうことかとJR西日本お客様センターに抗議しました。

以下その報告です。


JR西九条駅で駅員が声かけ。その場で抗議

社内で対応の周知が出来ていないのか? あるいは駅員の個人的判断か?

大阪~桜島

今回はJR大阪駅に19時集合。

今回のルートは、

①大阪~桜島(JR大阪環状線内回り・JRゆめ咲線 西九条乗り換え)
②桜島~大阪(JRゆめ咲線・JR大阪環状線外回り 西九条乗り換え)
③大阪~尼崎(JR神戸線)
④尼崎~京橋(JR東西線)
⑤京橋~天満(JR大阪環状線内回り)

である。


大阪駅から桜島駅まで1往復し大阪駅に戻ってきた後、今度はJR神戸線・東西線などを使って、大阪環状線の天満駅まで大回り乗車する。

JR大阪駅、大阪環状線ホーム

私達が乗車するのは大阪駅19:04発の内回り列車だが今、目の前にその1本前の列車が停まっている。乗客の中に男性が1人混じった状態で大阪駅を出て行った。

その後すぐに私達が乗る予定の列車がやってきたので乗車。車内は立ち客がわずかにいる程度で混んでいない。

大阪駅を発車した時点では、男性は私達だけのようだったが、次の福島駅で男性が1人乗ってきて着席した。

そのまま野田駅を過ぎ、特に何事もなく西九条駅に到着。

ゆめ咲線乗り換えのため、下車した。私達と入れ替わりに父親と子供の親子連れが女性専用車に乗車していった。

西九条で乗り換えた19:12発桜島行きは、空席が多く空いていた。

そのまま西九条を発車、近くにいた女性客のグループは何気ない会話をしており、私達のことは全く気にしていない様子。

安治川口駅・ユニバーサルシティー駅を過ぎて乗客が降りていき、終点の桜島駅に着く頃には私達以外に一組の親子連れが乗車しているだけだった。

19:21桜島駅到着。桜島駅で改札の外に出て、切符を買い直し。

終点桜島に到着

桜島~西九条

桜島駅は行き止まりの終点なので、ここから西九条方面に引き返す。
19:30頃、再び桜島駅の改札内に入り、ホームで列車を待つことにした。

次に私達が乗車するのは19:43発、西九条行きである。

ホームは人気が少なく閑散とした感じだが、時々人が階段を降りてホームにやってくる。

当会ではいつも「JR西日本は女性専用車を故意にできるだけ便利な位置に持ってきている」と言っているが、ここも女性専用車が階段の目の前である。

桜島駅も女性専用車が階段の目の前
折り返し、桜島19:43発に乗車

しばらく待っていると、折り返し19:43発の西九条行きになる桜島止まりが入線してきた。

少しの乗客が降りていき、入れ替わりに私達が乗車した。

降りてきた乗客の中に若い恋人らしき乗客もいた。

まだ発車まで10分近くあるが、この時点で女性専用車にいるのは私達だけだった。

その後ポツポツと乗客が乗ってきたが、ガラガラであることに変わりはない。

終点駅なので、車掌がホームを歩いて反対側の車掌室に移動する。

その際、私達の方をちらっと見たが、特に何も言ってこなかった。

しかし、その後この車掌は「この列車の前から〇両目は終日女性専用車です。皆様のご理解ご協力を・・・」と肉声でアナウンスしてきた。


これだけならお決まりの「仕事」かも知れないが(とは言っても、こんな差別的かつウソの案内をしている時点で失礼であるが・・・)その後さらに数分経って発車直前にまた「女性専用車にご協力ください」とアナウンスしてきた。しつこい。

何度アナウンスしたところで私達には無駄である。

結局、私達の他に女性客が5~6人程度の状態で桜島を発車した。

少し走ってすぐに次のユニバーサルシティー駅に到着。有名なユニバーサルスタジオジャパン(USJ)の最寄り駅である。

ホームにはUSJからの帰りであろう若者や家族連れなどが多数、列車を待って並んでいた。

列車はここで数分程度停車する。ここで一旦下車して後続の列車に乗り換えようとしたが、ホームにいた警備員や駅員も私達に声をかけてくるような様子もなかったので、そのままもとの列車に戻り西九条駅まで行くことにした。

ユニバーサルシティー駅で一旦降りた

車内は座席が埋まり、少し立ち客もいるくらいの乗車率である。

女性専用車内には確認しただけで私達以外に4人くらい男性客も乗っている。

私達も含めると結構な数の男性が乗っているが、周囲の女性客は特に気にする様子はなく、何気ない会話をしていた。

ユニバーサルシティー駅を発車し、次の安治川口駅を過ぎてこの列車でも直接の声かけはなく西九条駅に到着、大阪環状線に乗り換えるためホームに降りた。

西九条~大阪

西九条駅では女性専用車の位置に駅員(といってもJRの制服を着ておらず、『WEST JAPAN RAILWAY CAMPANY』のロゴの入った青いジャンパーを着用していた)が立って、マイクで「足元〇印4号車は女性専用車です」と繰り返し放送していた。

大阪環状線の列車が到着し、私達が乗り込もうとするとその駅員が「ここ女性専用ですよ」と声かけしてきた。

会員の1人がすかさず「どういうことですか?」と返すと、「いや、いいです」といって逃げていった。

確か、今ではJR西日本は「女性専用車に男性がいても、基本声かけはしない。ただし女性客から申告があれば声をかける場合もある」というスタンスだったはず。

これは当会ホームページにも掲載しているし、また今回の乗車会直前に会員の1人がJRお客様センターに問い合わせて、やはり「基本声かけはしない」ということで確認を取っていた。

今回、私達が西九条駅で下車してすぐ、乗り換えのため女性専用車に乗ろうとしたところで声をかけてきたことから、これは女性客から通報があったのではなく、その駅員の判断によるものと考えられる。

声をかけてきた駅員

話が違うじゃないかということで、他の会員が逃げていく駅員に「氏名は?」と問いかけるも、答えずさらに逃げていった。(この駅員は名札もつけていなかった)

もちろん、女性専用車と名前がついていても、これは乗客(主に男性客)に、男性は乗車禁止だと勘違いさせるためのもので、本当は女性専用ではない。

誰でも乗れる車両であり、乗る・乗らないはあくまで乗客の意思に任されている。だからこそ公共交通機関で女性専用車(と名のつく一般車両)が運行できており、また裁判でも「(任意協力だから)差別ではないし問題ない」という判決が過去に出ているのである。

「痴漢対策だから何をやっても差別ではないし問題ない」のではない。

これまでからも当会サイトで繰り返し述べているとおり、JR西日本の女性専用車は客寄せサービスとしての側面が強く、およそ痴漢対策とは言いがたいが、百歩譲って痴漢対策だと認めたとしても女性専用車は不適切である。

「目的は手段を正当化しない」のだ。
差別ではないというなら、なぜ女性専用車を法律で強制出来ないかを考えてみれば良い。

駅員が逃げ去った後、大阪環状線の列車の女性専用車に家族連れの父親と思われる男性が乗車し、列車は西九条駅を発車、さらに福島駅からも別の家族連れの男性が乗車してきた。

私達は続いてJR神戸線に乗る予定だったので、大阪駅で下車した。

JR神戸線 大阪~尼崎、JR東西線

大阪駅で先ほどの西九条駅での駅員の対応について、JR西日本お客様センターに電話をかけ、事情を説明した後、きちんと社員教育するよう申し入れた。
対応したオペレーターからは「不快な思いをさせて申し訳ございませんでした」との謝罪を受けた。

電話を切った後、次は大阪駅5・6番ホームに向かい、ここからJR神戸線の列車に乗るためホームの女性専用車位置に全員で並んだ。

大阪駅6番ホーム
20:30発の新三田行に乗車


当日は土曜日だったが、やはり関西最大のターミナル駅である大阪駅の人出は結構なもの。
男性が多人数で女性専用車位置に並ぶと、かなり目立つが周囲の女性客からは特に声かけなどはなく、到着した20:30発の新三田行き普通に乗車した。

車内は座席がすべて埋まっていて立ち客もそこそこいる状態だったが、次の塚本駅で結構まとまった下車があり、立ち客は少なくなった。
塚本駅を出ると、次はJR東西線乗換駅の尼崎である。そのまま声かけなどはなく、20:37頃無事に尼崎駅に着いたので私達は下車、跨線橋を渡ってJR東西線の列車が発着するホームに移動した。

ここもまた、見事に女性専用車がエスカレーターを降りたちょうどその場所である。

エスカレーターを降りた目の前が女性専用車(尼崎駅)
同左

ホームに降りてしばらく女性専用車乗車位置で並んで待っていると、JRの職員がホームを歩いてきたものの、並んでいる私達には何も言ってこず、そのまま通り過ぎた。

20:46発同志社前行き快速が到着したので、乗車。車内は座席はほぼ埋まっているものの、立ち客はほとんどおらず比較的空いていた。
ここでもやはり近くの女性客は私達の存在を気にすることなく、何気ない会話をしていた。

尼崎を出てしばらくすると地下に潜り、加島・御幣島みてじまと駅を過ぎていく。御幣島駅はかつて2014年に、乗車していた私達に女性客が文句を言ってきたことを発端とするトラブルに見舞われ、その後、恐らく女性客から通報を受けた駅員が多数車内に乗り込んできて、私達に対し「降りてください!」と約20分も電車を止めた上、会員の腕をつかんで引っ張るなどしたため、当会から警察に通報するなどした「御幣島事件」があったところである。

今では、JR西日本も「女性客から通報がないかぎり声かけはしない」としている(声かけはしてきてもほとんどの場合すぐ引き下がるようになった)ので、随分変わったものだとは思う。

列車は20:58頃北新地駅に到着、JR東西線の途中駅だが、少しでも多く任意周知するため、ここで降りて後続の列車に乗り換える。

JR東西線、北新地駅で一旦下車

ホームでしばらく並んで21:06発の普通松井山手行きに乗車。

女性客の1人がこちらを見てきたものの、声かけは無し。

大阪天満宮・大阪城北詰と駅を過ぎ、地上に上がると京橋駅。ここで大阪環状線に乗り換えるため下車した。

京橋~天満

京橋駅のホームに降りると、ホームは人で一杯だった。

ホームを歩き、階段を上って大阪環状線ホームに移動する。

京橋駅東西線ホームは人で一杯だった

京橋駅の東西線ホームは人で一杯だったが、大阪環状線に向かう階段や大阪環状線ホームは人が少なく空いていた。

東西線ホームから大阪環状線ホームへの階段
京橋駅大阪環状線ホームは、人が少なく空いていた


程なくしてやってきた、大阪環状線内回りの21:20発桜島行き普通に乗車。

車内は少し空席もあり、比較的空いていた。近くには座席で会話している恋人らしき乗客もいる。

そのまま列車はゆっくりと京橋駅を発車。桜ノ宮駅を過ぎ、特に何事も無く天満駅に到着し、乗車会はここで終了とした。

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