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2021年7月 関西本部・泉北高速線、南海高野線、大阪メトロ御堂筋線、
非協力乗車会の報告

当会関西本部では2021年7月1日に、泉北高速鉄道和泉中央駅から南海高野線で難波まで乗車し、さらに難波から大阪メトロ御堂筋線で梅田まで乗車活動を行いました。
以下その報告です。

朝の泉北高速線、和泉中央駅から非協力乗車
泉北高速・南海は声掛けがなかったが、その後乗車した御堂筋線で声掛けあり。


和泉中央駅で・・・

今回は午前7:40に、泉北高速鉄道・和泉中央駅に集合。

和泉中央駅の改札口。
まだ人はそれほど多くないが、朝のラッシュがこれから始まるところ。


泉北高速鉄道は、大阪府和泉市にある和泉中央駅から堺市の中百舌鳥(なかもず)駅までを結ぶ泉北高速線を運行する、南海電鉄の子会社である。和泉中央からの列車の多くは中百舌鳥からそのまま南海高野線に乗り入れ、大阪ミナミのターミナルである難波駅まで走る。

今回乗車するのは和泉中央7:53発区間急行難波行だが、参加メンバー達は筆者も含め集合時刻よりかなり早い時間に和泉中央駅に着いたので、しばらくホームで出ていく列車を観察することにした。

(左)和泉中央駅ホーム。停車しているのは区間急行。この列車も女性専用車両設定対象だが、私達はこの2本後の区間急行に乗車した。

(右)和泉中央駅の駅名標


和泉中央からの列車で女性専用車両設定対象となっているのは、難波の4駅ほど手前の天下茶屋駅に朝7:20~8:30の間に到着する区間急行である。特急・準急・普通は対象外で、設定対象となる区間急行も、天下茶屋~難波間は設定解除である。

時刻は午前7時過ぎくらいだったが、そろそろ朝のラッシュが始まる時刻であり、ホームは徐々に人が増えはじめて来ていた。

私達はホームの女性専用車両乗車位置付近にいたのだが、駅員が時々肉声で「区間急行の前から4両目は、ただ今の時間帯、女性専用車両です」とアナウンスしていた。
そして区間急行が到着すると、駅員が女性専用車両の位置付近に来た。男性を乗せないように見張る役だろうか?

私達が乗る予定の列車はまだなので、私達は列に並ばずにホームで様子を見ていたが、見た感じ男性の乗車は無いようだ。
しばらくして、その区間急行はそのまま難波に向けて発車していった。

私達が乗車したのは7:53発。


その後、次の7:42発の区間急行には男性が乗車しているのが見えたが、どうやら通りぬけのようだ。
先ほど女性専用車両位置にいた駅員は、今は姿が見えない。男性が乗らないように見張る役では無かったのか?それとも単に席を外しただけか?

 (左)和泉中央駅では女性専用車両の位置にエレベーターがある。停車しているのは7:42発の区間急行。

(右)和泉中央駅ホームの女性専用車乗車両位置表示


この7:42発の区間急行も、特に何事もなく難波に向けて出発していった。

さて、次の区間急行は私達が乗る予定の7:53発である。私達はホームの女性専用車両乗車位置に並んだ。
周囲の女性客は特に声をかけてきそうな様子は無し。
和泉中央駅は行き止まりの終点のため全ての列車がここで折り返すが、7:53発の区間急行は発車時刻よりも結構前に和泉中央駅に入線してきた。

難波方面からの乗客が降り、入れ替わりに私達も含めホームに並んでいた乗客が乗車。私達が乗車すると1人の中年女性が少しだけこちらを見てきたものの、声かけはして来ず。始発駅ということもあり、車内はそれほど混んでいない。しかしこの先混雑が予想されるので、参加メンバー全員着席した。

しばらくして、運転士がホームを歩いて通り過ぎたが、私達には何も言って来ず。先ほど「男性が乗らないよう見張る役か?」と思われた駅員の姿も、現在は見当たらない。あの時、たまたま女性専用車両の前にいただけだったようだ。

男性客が一人乗車してきたが、しばらくして気がついたらしく降りていった。
その後、車内では「皆様にご案内致します。この電車の前から4両目は、天下茶屋まで女性専用車両としております。皆様のご協力をお願い致します。」と自動アナウンスが入った。その後、英語でも同様のアナウンスが入った。

その後も少しずつ乗客が乗車し、発車直前には立ち客がやや増えてきた。

なお、余談だが宮城県の仙台市営地下鉄南北線には、漢字表記は違うが読みが同じ「泉中央」駅がある。
そちらの路線では女性専用車両は設定されておらず、公共の場における差別は行われていない。

一方、神奈川県の相鉄(相模鉄道)いずみ野線にも、表記が違うが読みが同じ「いずみ中央」駅があるが、こちらは現在平日朝の上り全列車に(以前は平日夜の下り全列車にも)女性専用車が設定されている、トンデモ路線である。


和泉中央(泉北高速鉄道)~南海難波

発車時刻の7:53になり、区間急行は定刻通りに和泉中央を発車した。

和泉中央を出ると、区間急行は泉北線内各駅に停まる。
次の光明池で結構な数の乗客が乗車し混雑してきたかと思うと、栂・美木多(とが・みきた)でもさらに乗車し、その次の泉ヶ丘では「これでもか」というくらい多数乗車してきて、車内は身動き出来ないくらいの混雑になった。

泉ヶ丘を出て、次の深井駅発車後、また車内に自動の女性専用車両アナウンスが流れた。
そして深井の次の駅、中百舌鳥で泉北線は南海高野線に合流するが、区間急行は中百舌鳥を通過し、そのまま高野線に乗り入れる。深井の次に区間急行が停まるのは堺東である。

それにしても南海とその関連の路線は、関西の中では混雑が激しい。以前、和歌山から南海本線でも乗車会を行ったことがあるが、この時も途中からの混雑はかなりのものだった。

(2019年9月 関西本部・南海電鉄南海本線、大阪メトロ御堂筋線、JR大阪環状線、非協力乗車会の報告)
https://oawc.jp/report/2019/h-2019-09-kansai.html


列車は百舌鳥八幡(もずはちまん)・三国ヶ丘を通過し、高野線の主要駅の一つ堺東駅に到着、ここでかなりの乗客が降りたが、同じくらい乗車してきたため混雑は変わらず。

堺東を出た列車は浅香山駅を通過し、大和川を渡って大阪市内に入り、さらに我孫子前・沢ノ町・住吉東・手塚山と通過しながらしばらく古い感じの市街地を走るとやがて岸里玉出駅を通ぎたところで左から和歌山からの南海本線が合流。複々線になって次の停車駅天下茶屋に到着する。

先にも述べた通り、ここで女性専用車両は解除で終点の難波までは一般車両となるが、男性は誰一人として乗ってこない。もちろんいつも言っている通り、現憲法下では本当に法的に男性を排除できないため、女性専用車両として運行されている区間でも、実際には誰でも乗れる「女性専用車両という名の一般車両」だが・・・

天下茶屋で多数の乗客が降りたため、車内はまだ混んでいるものの少し余裕が出てきた。
そして天下茶屋を出て数分ですぐに次の停車駅新今宮に到着。ここでも多数の乗客が降りて、車内は立ち客がまばらにいる程度になった。

新今宮を出ると終点の難波まであと少し。数分走って列車は8:29頃、難波駅のホームに滑り込んだ。

以前、南海本線で乗車会をした時もそうだったが、南海電鉄は乗務員などによる直接の声かけは行わないようだ。
今回も、駅員・乗務員や警備員、他の乗客なども含め、私たちへの声かけは全くなかった。

南海難波駅に到着。



大阪メトロ御堂筋線 なんば→本町→梅田

南海の難波駅から、徒歩で大阪メトロ御堂筋線のなんば駅(大阪メトロの駅名はひらがな表記)に向かった。
なんば駅の改札口付近に到着すると、女性専用車両の自動アナウンスが流れていた。

当日の御堂筋線なんば駅。


時刻は8:30過ぎ。
最ラッシュ時は過ぎていると思われるが、やはりまだ御堂筋線なんば駅はかなり人いがたくさんいる。
ホームでは相変わらず、やたら派手な女性専用車両位置表示が目立つ。

女性専用車両の位置には駅員(氏名札によるとK氏)が立っており、私達が並ぶとすぐに声かけしてきた。

駅員K:すみません、ここ女性専用車両になってますよ。
会員A:知ってますが・・・。
駅員K:そうですか・・・

そう言ってお断りすると、駅員K氏はそれ以上は言ってこなくなった。
そして8:43発の新大阪行きが到着したので、そのまま乗車。
2駅先の本町駅で一度降りることにした。

なんば駅のK氏は一応、形式的に声をかけてきたという感じでまだマシだったが問題はこの後の本町駅である。

本町駅は以前から大阪メトロの駅の中では声掛けがうるさいところで、過去には女性専用車両に乗車した当会会員が駅員に強く腕をつかまれ、それでも降車しないと今度は「この男に注意してくださーい!!」とその駅員が周りの乗客に向け大声を出したということもあった。

(2014年10月 関西本部・地下鉄御堂筋線乗車会の報告)
https://oawc.jp/report/2014/h-2014-10-kansai.html


なんばから乗車した車内では特に声掛けも何もなく、心斎橋を過ぎてそのまま本町駅に到着。
予定通りここで一旦下車したが、本町駅では女性専用車両の位置に駅員Y氏が立っていた。

 本町駅に停車中の列車と、駅員Y氏(黄色〇印)
女性専用車両のみ白い車体広告が出されている。


ホームに並んでいるだけでは無反応だったが、8:49発の千里中央行きの女性専用車両に私達が入ると駅員Y氏はわざわざ車内に乗り込んで来て、やや大きめの声で声かけしてきた。

駅員Y氏:すみません、ここ女性専用車両になりますよ!
会員B:そういう嘘の声かけやめてもらえますか?
駅員Y氏:そういう事になっていますんでね、次から(他の車両に)移って下さいよ!
会員A:お断りします。

そう言って移動をお断りすると駅員Y氏は、電車を遅らせるわけには行かないと思ったのか引き下がって行った。

そのまま本町駅を発車。淀屋橋を過ぎ、車内では特に何もなく梅田に到着。
乗車会はここで終了した。

普段、南海や泉北高速ではあまり乗車会をすることは多くないし、御堂筋線でも夕方~夜間での乗車会が多く、この時間帯に乗車することはやはり少ない(平日の朝は、会員の多くが仕事のため参加しにくい)が、南海や泉北高速に関しては女性専用車両にあまり熱心ではなく、少なくとも今のところは「一応やっている」ような感がある。対して御堂筋線は今でも声かけはなくなっておらず、女性専用車両について南海より積極的といえるだろう。

特に今回の本町駅のY氏はやや高圧的とも取れる対応だったので、乗車の都合上梅田駅で(本当は本町駅でするべきところだったが)抗議を行い、その後解散した。


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