女性の方から当会に寄せられたご意見(2009年9月)
こんにちは。
わたしは34歳の女性で、現在妊娠5ヶ月ですが、結婚前は頻繁に痴漢被害に遭っていました。
まぁ、そういう男性もいるのでしょうが、警戒しないといけないのは痴漢であって男性ではないと思います。
ですから、すべての男性を排除してしまう車両というのは、すべての男性を痴漢と同等にみなしている。ということで、こんな暴論はないとわたしは思っています。
女性の男性に対する敵対心が、こういう車両を正当化してしまったのか。と思うと、疑問がいっぱいです。
男性の方からいただいた、「女性専用車両」表記についてのご意見・ご質問(2009年10月)
2008年ごろより、貴ページを大変興味深く拝見させていただいております。私も、女性専用車両に対しては多くの矛盾や理不尽さへ強い怒りを感じております。
貴ページにて紹介されている内容の中でとても気になった、「女性専用車両」という名称が「景品表示法」への抵触の可能性ですが、同法の原文をみる限り「消費者に誤認させる誘導」などかなり抵触していると思われます。
御会は、公正取引委員会に景品表示法についての申し入れなどはされたのでしょうか。
活動報告をみた限りにおいてはないように思われました。(あった場合にはご容赦願います。)
公正取引委員会に直訴し、広告として誤っているものであれば指導させることはできないのでしょうか。
※このご質問に対しては、当会より「当会として正式に行ったものではないが、当会のある会員が『女性専用車両という名称・表示は景品表示法違反ではないのか?』との申し入れを公取委に対して行った」こと、及びその結果、公取委より「法律違反として調査するまでには至らなかったが、指摘については、今後の参考にさせていただく」というような回答があったということで、返信いたしました。
専用車に乗車した女性の方からいただいたご意見(2009年10月)
現在妊娠6か月にはいり、女性専用車両を利用しようと思い乗車しましたが、名称のせいか本当に女性ばかり。男性の目がないことをいいことに好き勝手使われてる印象があります。(化粧をしたり、食事をしたり、眠りこけていたり)本当に必要性があるのか疑問に感じます。
妊婦である私は座れずに立ちっぱなしでした。
妊婦は弱者に当たらないとは思いますが、あのような現状を見ては、正直なところ女性専用車両というものに疑問を感じます。せめて「弱者専用車両」に名称を変更して運用をしていただきたいです。
女性全般よりも、対象にしたほうがいい人に対しての記載が小さすぎることも問題かと思います。障がい者の方や、補助者、中学生以下の男児が乗ることができるという事実を知らない人や、実際車両を見てもわかりづらいです。
よく、妊婦は時間帯をずらして出勤しろ、と言われますが、痴漢被害者に対しても同じことが言えると思います。混雑する時間帯だからこそ、痴漢被害にあいやすいことも確かだと思います。(私も被害者です)
妊婦が健常者と言われるのであれば、痴漢被害にあわれた女性だって健常者です。それならば時間帯をずらせば解決するはずなのです。それなのにいちいち車両を準備することがナンセンスです。明らかに便乗して乗車している女性が大半だと思います。
普通車両でつらい思いをしながら通勤をしている男性、専用車両に乗りたがらない女性。それならばもう少し車両のあり方を変えるべきかと思います。