当会に寄せられたご意見(2018年7月~9月)

2018年7月~9月の間にいただきましたご意見投稿の中から投稿者が「公開しても構わない」とご回答されたご意見の一部をここでご紹介します。


前回ご投稿をご紹介しました、内部障がい者の方からのご投稿

●性別:男性

●詳しい経緯と内容はこちらに掲載してありますので、今回は要約でご報告をさせていただこうかと思います。

301 Moved Permanently

質問の内容は以下の通りです。

Q. 女性専用車両に男性は乗車できるのか?

A. ご協力という形で乗車は原則ご遠慮いただいている。我々は乗れないと断言することができない。

Q. 他の車両に乗れなかったとしても同じ対応なのか?(※遅延、運転見合わせなどでも解除しない例があるため)

A. 原則ご遠慮いただいている

Q. 障がい者は乗車できるのか?

A.介護が必要になる障がい者は無条件で乗車できるが、それ以外は程度によりご遠慮願っている

(注:この時駅員氏は最初に「お客様の程度にもよるんじゃないですか?」という回答をしており(私がたまたまヘルプマークを身につけていたためかと思われます)、そこに続けて上記の回答を行っています。が、これに関しては対応した駅員氏の見解であり、駅員ごとに見解が違うために駅員によって対応も変わる、というのがミソです)

Q. 乗車を制止して声をかけるのは乗車拒否にあたるんじゃないのか?(注:身体に触れない場合)

A. 乗車拒否には当たらない。あくまでもお願いであり、強制ではない。もしかしたらそこでご協力いただけるかもしれないから拒否という認識ではない。

Q. ではそこで乗っても問題ないということでいいのか?

A. できれば乗っていただきたくはない。乗らない方がトラブルにならないので電車も遅れない。

Q. ご遠慮いただいている理由は?

A. お客様同士のトラブルを防止するためにご遠慮いただいている。男性には場合によって声をかけている

Q. 今までトラブルになったことがない(乗客とのトラブル。以前投稿した津田沼駅の件はガードマンとのトラブルだったためここではカウントしていません)が、それでもトラブルが発生すると思っているのか?

A. 今まで起こっていなかったとしても、これからはご乗車いただかない方が身のため。

Q. 男性には声をかけるのに女性には声をかけないのか?(※女性への声掛けとは、女性専用車両に男性が乗っても問題ない、という内容の声掛けを指します)

A.しない。トラブルの原因になるため男性に乗車をご遠慮いただき協力をお願いしている

Q. もしそれで乗り遅れた場合の責任はとれるのか?

A. 取れない。でも(女性専用車両には)乗っていただきたくはない。

Q. では、仮に移動をするとして、他の車両に移動し、乗車するまでの間電車を発車させないことは可能\なのか?

A.可能。ただし駅員の采配次第だから状況による。発車メロディが鳴っていればほぼ不可能。

(首都圏の駅では制止させられた時点でその電車にはほぼ乗れない、という認識になります。そうでなくとも秒単位で列車の運行が管理されている以上は駅員の独断で行うことはできないので待つことが可能というのは(ごくごく一部の余裕があるローカル線を除いて)虚偽の事実になってしまいます)

Q. 混雑緩和策の一つとしてある「分散乗車」は、女性は10両で行うのに対し、男性は3号車(※女性専用車両)以外の9両で分散乗車をしろということなのか?

A. その通りで間違いない。遅延していて混雑が悪化していても、原則男性の女性専用車両への乗車はご遠慮いただきたい。

ほかの9両で乗車できない場合はあきらめて次の電車をご利用いただくことになる。

Q. 女性専用車両に法的な効力はあるのか?

A. ない。法的な効力自体はなく、あくまでもお願いにとどまっている。

以上です。

貴会でも再三「女性専用車両には男性も乗車できるという周知をするべき」という申し入れをしているようですが、鉄道会社(今回はJR東日本)の方は、そのような周知はそもそもする気がないと聞いて取れる内容でした。

補足ですが、この時対応していただいた方は男性の駅員です。

ぜひ、上記の質問について貴会の皆様の意見を伺えたらと思います。

当会からの回答

※注:この方は以前(2018年4~6月分のページ)でも「女性専用車両に乗車活動された、内部障がい者の男性からいただいたご意見投稿」として、ご投稿を紹介させていただいた方です。

(以下、投稿者様への返信です)

もはや痴漢対策ではなく、「男性を一人も乗せないようにすること」が目的になっていますね。

前回のご意見投稿でも申し上げた通り、「たとえ障がい者であっても、男性は出来るだけ女性専用車両には乗せないようにしている」わけです。

関東で活動している差別ネットワークの動画を見ていただいてもわかる通り、女性専用車両に乗る男性に声をかけてくる駅員や乗務員に男性が「私が痴漢だと思うから出ていけといっているのか?」と問うと、大抵「そのようには思っていない」と否定します。

ではなぜ、痴漢だと思っていないのに排除しようとするのか・・・

答えは女性専用車両が痴漢対策ではなく、「男性がいないこと自体をウリにしたサービスだから」です。

男性が痴漢であるかどうかには全く関係なく、男性がいる事自体がサービスダウンになるから、何としてでも排除したい(下の回答では「男性を排除するためのものではありません」と言っているが、実際には排除しようとしている)わけです。

(前回の当コーナーで紹介したJR東日本の回答を再度掲載します)

『いつもJR東日本ならびにJR東日本ホームページをご利用いただきましてありがとうございます。

このたびは、弊社社員の応対により、お客さまには朝から大変ご不快な思いをさせてしまいまして誠に申し訳ございません。

女性専用車両はお客さまのご理解とご協力のもとに成り立っているものであり、強制的に乗車を禁ずるものでなく、男性のお客さまを排除するためのものではございません。

また、お身体の不自由なお客さまとその介助者の方、また小学生以下の男の子はご乗車いただくことはできますが、他のお客さまからのご意見などにより、駅係員が身体障がい者手帳をお持ちであることを確認させていただく場合もございますことにつきまして、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

弊社といたしましても、職場におけるOJTや勉強会等を通じ、日頃から接遇や業務中の態度について指導教育を行っておりますが、いただきましたご指摘を受け、指導が行き届いていないことを痛感しております。

このたび頂戴いたしましたご指摘を真摯に受け止め、お客さまの立場に立った応対をおこなうよう引き続き教育指導に努めてまいりますので、何卒ご容赦を賜りますようお願い申し上げます。

今後も、みなさまに愛され、親しまれるJR東日本をめざしてまいりますので、引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

東日本旅客鉄道株式会社

女性客(恐らく、一部のクレーマーだと思いますが)の声にはしっかりと対応して、男性に対しては障がい者であっても「障がい者手帳を持っているか確認させていただきます」・「障害の程度によってはご遠慮いただきます」などと、「男性を出来る限り乗せない努力」をする一方、反対派の「男性も乗れることを周知するべき」という声については、完全に無視するばかりでなく「乗らないほうが身のため」などという態度を取っているわけす。

要するに女性客のクレームには従順な一方、反対派に対しては「敵に回しても問題ないだろう」とばかりに見くびっているわけです。

こういうポスターを作って駅に貼りだすくらいですから、JR東日本がいかに「女性客の声しか聞く気がない」か、良く分かると思います。

だから、乗車するのを諦めたらJRの思う壺です。

どうか今後も頑張って乗車活動をお続けください。


女性専用車両に乗車活動された男性からのご意見投稿

●性別:男性

●昨年2017年になりますが、東急田園都市線の各駅停車で非協力乗車をしました。空いていてなにも言われませんでした。これからも続けたいと思います。

私も女性専用車両、男性専用車両ともに反対です。横浜市交通局やJRなどの公の交通機関でも行われていることは極めて遺憾です。鉄道事業者が商業主義に走っていることは明らかです。大手私鉄では名鉄のみが女性専用車両を導入していません。

当会からの回答

※ご投稿ありがとうございます。

田園都市線で非協力乗車をなさっているとのことで、どうかこれからも頑張ってお続けください。

一人ひとりの力は小さくてもたくさん集まれば大きくなっていきます。

可能ならば録音か録画もされればより確実かと思います。

もし他の乗客や鉄道員から不当な対応をされた場合にその証拠になりますから。

大手私鉄では唯一、女性専用車両を全く導入していない名鉄ですが、実はかなり前は一時、女性専用車両を導入しようと躍起になっていた時期があったようです。

もっとも、列車の編成や運用があまりにも複雑すぎて、とても女性専用車両を導入できる状態ではなかったため、現在に至るまで、導入はされていません。

今では鉄道事業者も私達のような反対派の存在をよく知っているでしょうから、これからも積極的に活動を続けて、鉄道事業者に「女性専用車両を運行していると面倒だ」と思わせるところまで持っていきましょう。


女性専用車両の任意性を隠蔽しようとする鉄道事業者の対応について、考察くださったご意見投稿

●性別:男性

●専用車のどこが協力なんですかね?

発車時刻過ぎても誘導し続けて協力しないと、遅れは協力しない者の責任とか危ない考えですね

事態が緊迫してくると法を説いて誰もが利用できるから差別じゃないだなんて、現場は明らかな差別行為だと思うのですが?

おそらくは乗れることがバレたら男性が乗るから隠すところが本心なのでしょうが?
これまた勝手な想定で失礼な話だと思いますね。

ワザワザとか乗り込むと言った表現も合法の上では無力だし

それに私もワザワザ乗り換えに便利な号車に乗ってるので大きなお世話だと思うし
一両削ら黷?分散も時差通勤も無いと思ってます。

当会からの回答

※ご投稿ありがとうございます。

最後のほうが少し文字化けして届きましたが、そのまま掲載します。ご了承ください。

結局のところ、鉄道事業者は「痴漢対策」ではなく、女性専用車両を守るのが目的になっているのですよ。

そして、そのために狡猾なウソを重ねるのです。

鉄道事業者にいつまでもこういうことをさせないためにも反対派は活動を根気強く続けなければならないわけです。


女性専用車両に深い疑問を持たれている女性の方からのご投稿

●性別:女性

●私は女性ですが以前から女性専用車両には違和感を持っていました。

まず私の持論から書くと「女性が安心して乗れる」ではなく、「だれもが安心して乗れる」電車にすることが、鉄道会社の責務であると考えます。

確かに痴漢は恐怖ですし、屈辱的です。

しかし本当に痴漢対策をするなら安易な男性排除に走るのではなく、防犯カメラの設置のようにテクノロジーを用いた防犯体制、あるいは鉄道警察官などのプロによる防犯体制をとることが本筋だと思います。

これらは痴漢に限らず、その他の犯罪防止にも役立てられて合理的です。
公共性の高い鉄道事業で属性による客の選別をしていれば、男性差別という意見が出てもこれは必然でしょう。

追伸:何のサイトか忘れましたが、「女性専用車両に乗らない女性は痴漢されても自業自得」という書き込みがあり、もはや痴漢の身勝手なエクスキューズのネタにすらなってるかもしれない、とも思いました。

当会からの回答

※当会にご投稿ありがとうございます。

まず私の持論から書くと「女性が安心して乗れる」ではなく、
「だれもが安心して乗れる」電車にすることが、鉄道会社の責務であると考えます。

まさしく「正論」です。

しかし本当に痴漢対策をするなら安易な男性排除に走るのではなく、防犯カメラの設置のようにテクノロジーを用いた防犯体制、あるいは鉄道警察官などのプロによる防犯体制をとることが本筋だと思います。

これらは痴漢に限らず、その他の犯罪防止にも役立てられて合理的です。

公共性の高い鉄道事業で属性による客の選別をしていれば男性差別という意見が出てもこれは必然でしょう。

これもまさに仰る通りだと思いますが、鉄道事業者は「大衆の無知」に付け込んで、痴漢対策をしているフリをしながら、自らの利益を推進しているようなフシがあります。

そして、多くのマスコミもそうしたところには触れず、反対派のことを「鉄道事業者が女性のためを思って設置している車両に文句をつける輩がいる」みたいなニュアンスで報道しているのが実際のところです。

追伸:何のサイトか忘れましたが、「女性専用車両に乗らない女性は痴漢されても自業自得」という書き込みがあり、もはや痴漢の身勝手なエクスキューズのネタにすらなってるかもしれない、とも思いました。

結局、女性専用車両はこうした身勝手な言い分を正当化するためのものになってしまいますね。

実際に痴漢をするような者の中にはネットで言うばかりでなく、「女性が女性専用車に乗っていなければ、痴漢OKの意思表示だ」と勝手に解釈して、本当にそう思いこんでしまったりする者もいるそうですね。


当会サイトをいつもご覧くださっている障がい者の方からのご投稿

●性別:男性

●女性専用車両は京王線でできた時から反対意識はありました。女性専用車両が京王に初めてできた時、私は小4でした。そのころ、まだ関西は女性専用車両はなく関西にできてほしくないと思った矢先でJR西日本が女性専用車両を導入しました。しかし平日朝夕ぐらいならいいだろうと思っていました。しかしJR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大はしてからはJR西日本は好きな会社ではなくなりました。その時に女性専用車両に反対していている団体がないか調べてこのサイトにたどり着きました。私も女性専用車両には反対しています。そのため2010年11月からこのサイトを見て応援しています。

それから私は鉄道趣味の中心を京阪に移しました。つまり京阪電鉄に「逃げて」きました。なぜなら京阪は女性専用車両の毎日終日運用をするはずがないからです。私は近鉄大阪線沿線に住んでいます。近鉄大阪線では女性専用車両は一切導入されていません。私の住んでる三重県では女性専用車両は導入されておらずここに住んでよかったと思っています。京阪と近鉄は女性専用車両には消極的な感じがするいい会社だと思っています。

後、阪急が女性専用車両に熱心というのは聞きましたが私は阪急はめったに乗りません。阪急は宝塚歌劇団の親会社であり宝塚歌劇団が好きではないためです(私はそういう上品系は好みではありません)。色も上品すぎて好きではありません。そのため京都と大阪の間は京阪を利用しています。私はアニメ好きで京阪はよくアニメと提携しているのも京阪が好きな理由です

後JR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大する以前から許せない会社がありました。それは神戸市営地下鉄と北神急行です。

神戸にきて「ここ毎日終日女性専用車両やっているのか!」と思いました。なのでそれ以来、神戸にはあまり行っていません。

私的な思いとしては女性専用車両に代わる痴漢対策として有料座席を普及させたらいいと思っています。私は痴漢対策なら有料座席だと思っています。実際、西武鉄道がSトレインを導入しましたしJR西日本などの女性専用車両・席に熱心な会社までも有料座席を導入したいと言っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。そして女子学生にも有料座席を通学に利用してもらったり女性客にも有料座席を利用してもらったら痴漢対策になります。事実、近鉄特急には学生の利用者も頻繁に見ますがあまり有料座席で痴漢に遭いそうな人が乗っているのは見たことありません。東京に来た時にも東京の有料座席に乗りましたが痴漢に遭いそうな客はいませんでした。だから痴漢対策は着席サービスに切り替えてほしいと思っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。

JR西日本はもう好きになるつもりはありません。なぜなら福知山線で事故を起こしたからです。私は京阪電鉄至上主義です。

あと反レイシズム情報センターが女性専用車両に男性の乗り込みを明確に禁止すると東京メトロにいっていますがこれは実施にならないよう祈っています。

以上です。女性専用車両に反対する会を応援しています。頑張ってください。

※(当サイトをご覧の皆様へ)
この方は自らが障がい者施設に通っておられることを明かしたうえで、投稿してこられました。

ご本人が「公開して構わない」として投稿されてきたこと、および匿名であることなどを踏まえ、この方が障がい者であることをここに表記しております。ご了承ください。

表向きは「障がい者は男性でも乗れる」と言いながら、実際には障がい者であっても男性は可能な限り乗せないようにしつつ、「臭いオヤジがいなくて快適」という、一部の身勝手な健常者の女性客の声を全面的に優先する鉄道事業者の姿勢を思い出しながら、皆様にこの男性の障がい者の方が一生懸命書いてくださったご投稿をお読みいただければと思い、掲載いたしました。

以下、投稿者様への返信です。

女性専用車両は京王線でできた時から反対意識はありました。女性専用車両が京王に初めてできた時、私は小4でした。そのころ、まだ関西は女性専用車両はなく関西にできてほしくないと思った矢先でJR西日本が女性専用車両を導入しました。しかし平日朝夕ぐらいならいいだろうと思っていました。しかしJR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大はしてからはJR西日本は好きな会社ではなくなりました。その時に女性専用車両に反対していている団体がないか調べてこのサイトにたどり着きました。私も女性専用車両には反対しています。そのため2010年11月からこのサイトを見て応援しています。

約8年前から当サイトをご覧くださっているわけですね。本当にありがとうございます。
女性専用車両は最初から痴漢対策とはおよそ言えないような代物でしたが、関西での終日実施のため、一部「本当に痴漢対策か?」と疑問を持った方はおられたようです。

しかしマスコミ等でも、そのあたりのことがほとんど問題視されることなく、いつの間にか「あって当たり前」になってしまいました。

終日実施は論外ですが、たとえ平日のごく一部の時間帯であっても、そもそも女性専用車両は痴漢対策とは言えないものであり、またやり方としても問題が大ありなので認めてしまってはいけません。

賛成派がよく「平日のごく限られた時間にたかが一両あるだけで何がそんなに問題なのか」などと言ってきますが、誰も文句を言わなくなると今度はそこから「拡大しろ」などと言う者が出てきます。

それから私は鉄道趣味の中心を京阪に移しました。つまり京阪電鉄に「逃げて」きました。なぜなら京阪は女性専用車両の毎日終日運用をするはずがないからです。私は近鉄大阪線沿線に住んでいます。近鉄大阪線では女性専用車両は一切導入されていません。私の住んでる三重県では女性専用車両は導入されておらずここに住んでよかったと思っています。京阪と近鉄は女性専用車両には消極的な感じがするいい会社だと思っています

京阪も近鉄も女性専用車両の実施時間帯は限られていますが、実際に乗車してみると京阪も結構狡猾というか、男性を出来る限り乗せないことにかなり積極的ですよ。

2018年5月 関西本部:京阪電鉄線&JR西日本線&神戸電鉄線 非協力乗車会

また現在、奈良線だけで女性専用車両を実施している近鉄も、以前は非協力乗車する当会会員をしつこくマークし、その会員が本社に抗議すると今度は本社の社員が「女性専用車両は鉄道営業法に基づいており、強制力がある」などと、とんでもないことを言いました。

2012年12月 近鉄への質問状提出について

当会が抗議してかなりおとなしくなりましたが、以前は近鉄もそういう対応をしていたわけです。

京阪も近鉄も今以上に女性専用車両を拡大してくるようなことは当面なさそうですが、しかしながら女性専用車両を実施している時間帯が他より少ないからといって、油断は出来ないということです。

後JR西日本が女性専用車両を毎日終日に拡大する以前から許せない会社がありました。それは神戸市営地下鉄と北神急行です。

神戸にきて「ここ毎日終日女性専用車両やっているのか!」と思いました。なのでそれ以来、神戸にはあまり行っていません。

神戸の地下鉄も最初からおかしかったですね。

2002年の導入当初から、混雑のない昼間や土日まで含め、毎日・完全終日実施で女性専用車両を導入しました。

しかも、沿線でサッカーの試合などがある時だけ「混雑するので解除」するなど、痴漢対策ではないのは明らかです。

私的な思いとしては女性専用車両に代わる痴漢対策として有料座席を普及させたらいいと思っています。私は痴漢対策なら有料座席だと思っています。実際、西武鉄道がSトレインを導入しましたしJR西日本などの女性専用車両・席に熱心な会社までも有料座席を導入したいと言っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。そして女子学生にも有料座席を通学に利用してもらったり女性客にも有料座席を利用してもらったら痴漢対策になります。事実、近鉄特急には学生の利用者も頻繁に見ますがあまり有料座席で痴漢に遭いそうな人が乗っているのは見たことありません。東京に来た時にも東京の有料座席に乗りましたが痴漢に遭いそうな客はいませんでした。だから痴漢対策は着席サービスに切り替えてほしいと思っています。痴漢対策なら有料座席だと思っています。

確かに有料座席も痴漢対策としては一つの方法かもしれませんが、そもそも鉄道事業者は痴漢対策のために女性専用車両を導入しているのではなく、女性専用車両を正当化するために痴漢対策をその理由にしているわけですから、痴漢対策のために有料座席を積極的に推進するということはないと思います。

有料座席を推進したとしても、それは多分別の理由によるものと考えたほうがよいでしょう。

あと反レイシズム情報センターが女性専用車両に男性の乗り込みを明確に禁止すると東京メトロにいっていますがこれは実施にならないよう祈っています。

今年2月の差別ネットワークの騒動のあと、反レイシズム情報センター(ARIC)と称する団体がそのような要求を東京メトロにしたりしましたが、女性専用車両への男性の乗車が禁止されていないのは単なる「制度や法律の不備」ではなく、「禁止出来ない理由」があるわけです。

ですから、これについてはそもそもその要求自体が「無茶」であり、恐らくこの先も実施されることはないと思います。

投稿フッター

女性専用車両に反対する会では新規入会者を随時募集しています。
当会は男女を問わず、さまざまな年齢や立場の会員が在籍しています。
女性専用車両について疑問に思っておられる方や不満に思っておられる方はぜひ当会にお越しください。

入会申し込みフォーム よりお待ちしております。

ご意見・体験談の紹介
シェアボタン

以下のコメント欄では当会会員以外も、どなた様でもコメントができます。

なお、コメントが当会にご意見・ご回答を求められている内容の場合には当会はコメント欄での返信は行わず、別途「ご意見・体験談の紹介」ページで当会公式の返答として掲載させていただく場合がございます。

0 コメント
Inline Feedbacks
コメントをすべて表示