2010年2月 関西本部:JR東西線・東海道線 非協力乗車会の報告

「反対する会」関西本部では、2010年2月12日に、JR西日本 JR東西線・東海道線にて、非協力乗車会を行いました。

以下、2月12日の非協力乗車会に参加したメンバーからの報告です。

2010年2月12日(金)に行った関西本部:JR西日本線 非協力乗車会の報告

当会ではこれまで、関東・関西共に数々の非協力乗車会を行ってきたが、関西では大阪梅田に集合した後、主に地下鉄御堂筋線または、JR大阪環状線で行うことが多かったので、今回は少しルートを変え、JR東西線・北新地駅から尼崎を目指し、尼崎で東海道線・京都方面の列車に乗り換えて(大阪駅を通って)新大阪までというルートを取ることにした。

今回なぜこのルートを取ることにしたかというと、上記理由(いつもと違うルートを取りたかった)の他、JR大阪駅の東海道線ホームでは、助役や警備員などが女性専用車に乗り込んで来てまで男性を排除しているという情報をつかんでいたからである。

まず、19:30にJR東西線・北新地駅の改札前に集合。

参加予定者全員が揃ったので早速、改札を通ってホームに降り、19:37発・西明石行き普通列車の女性専用車に乗車。到着時、専用車内から男性客が1人降りたのを確認した。

車内は、座席はほぼ埋まっているものの、立ち客はほとんどいない状況で、かなり空いていた。一方、両隣の車両は立ち客で一杯で、ここでも専用車と一般車の混雑率の違いは明らかであった。

JR西日本では女性専用車のみ、全ての扉(の車内側)に鏡が取り付けてある。

恐らく化粧直し用のものと思われるが、こういうことをやっていることからも「痴漢対策」など単なる建前であるのは明らかである。

私たちが乗車した西明石行き普通列車の専用車内には、私たちの他にも1名の男性乗客が乗っていた。

私達は尼崎駅で降りたが、その乗客は尼崎駅を出発後も乗車し続けていた。

尼崎駅で東海道線・高槻行き普通列車(19:51発)に乗り換え。

こちらは先ほどの西明石行きよりも空いていた。

専用車内に私たち以外に2名の男性客の姿を確認。

次の塚本駅でもさらに1名の男性客が乗車してきた。

やがて列車は大阪駅に到着。

私たちがつかんでいた情報の通り、助役と警備員各1名が専用車内に乗り込んできて、私たちを排除しに来た。

助役:こちら女性専用車両です。

会員:こんなものは差別だから協力はいたしませんが何か?

助役:女性専用の車両ですので、隣の車両に移っていただけませんか?

会員:強制力はあるんですか?

助役:強制力はありませんが・・・

会員:強制じゃないんだったら中に入って来んなよ。

助役:こちらの方も?(と、他の会員のほうを見る)

会員:そうですが。(男性が乗っても)いいんですよねこれ?強制じゃないんでしょ?

助役:ご協力願います。

会員:中に入ってくるってどういうこと?あんた強制だろこれ。何が協力だ!

会員:協力しません。しつこいです。

会員:こうやって入ってくること自体、心理的圧力になるんだよ!それ協力って言うんですか?

助役:ご協力を・・・

会員:出来ません。あんたのやっていることは差別だってんだよ!

助役:ご協力いただけませんか。

会員:出来ません!!何回言わせれば分かるんだお前は!!

私たちが強く抗議したため、助役は私たちを排除するのは諦めて渋々引き下がったが、それでも他の男性客を排除しにかかっていた。

JR西日本については、先にも触れたとおり、専用車内に鏡を設置するなど、痴漢対策と言いつつ実際には女性優遇サービスと化している現状があるわけだが、同業他社においても、当初は痴漢対策と言って導入しておきながら、導入後、痴漢件数が減らない(または微増)と分かると、今度は自社路線での痴漢件数を隠蔽し、外部から問い合わせを受けても「当社では痴漢件数は把握しておりません」等ととぼけてみたり(実際には痴漢件数は把握していると思われるが)、あるいは女性専用車の導入理由を「痴漢対策」から「女性に安心して乗車いただくため」などと、さりげなく「痴漢対策になっていなくてもうまく言い逃れできるような理由」にすり替えたりするなど、ふざけているとしか思えないような対応をしている場合が多いのが現状である。

そもそも仮に痴漢対策であっても、このような「生まれつきの属性によって乗車を制限される車両」を「同じ運賃を払えば誰でも公平に利用できるのが本来」であるはずの公共交通機関に設けるようなことはするべきではない(他の施策を考えるべきである)。

ましてや先にも述べた通り、およそ痴漢対策とは言えない、痴漢対策を建前にしているだけの女性専用車など事実上のアパルトヘイトのようなものであり、公共交通機関においては言語道断のはずである。

それこそ公共の場における差別だとして、法に触れてもおかしくないことだ。

しかしながら鉄道事業者もその辺は分かっていて、そこで建前上「任意協力」ということにしているのである。

つまり「任意協力であって強制はしていないのだから差別ではありません」と、うまく逃げているのである。

そしてその上で、利用客にはそれを一切知らせず、強制であるかのように思わせておいて、法的な問題に触れないようにしながら「女性専用」を維持し続けているのだ。

しかも「任意協力」といいながら、実際には男性が乗車していると執拗に「お願い」といいつつ、事実上の強制に近いことをしてくる。

日本の鉄道事業者は一体、いつまでこんなおかしなことを続けるつもりであろうか。

大阪駅に数分間の停車ののち、列車は新大阪駅に向けて動き出した。

大阪駅でたくさんの人が乗ってきたため、車内は混んでいた。

数分で次の新大阪に到着、私達は電車を降り、そこで解散した。

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