2009年5月 関東本部:つくばエクスプレス(TX)非協力乗車会

当会関東本部では、2009年5月につくばエクスプレス(TX)にて非協力乗車会を行いました。

TXが呼んだ警官をはじめ、駅員や運転士に対して、毅然とした態度で抗議しました。

以下、その報告です。


懲りないTX!またもや警察を呼ぶ!八潮駅で警官と舌戦!

駅員や運転士に毅然と抗議!

追い出そうとした女性客には説明を

秋葉原駅から区間快速つくば行きの女性専用車に乗車した。

上の画像はその時のものだが、そのうち右の画像の車内の宙吊り広告は「女性専用車限定広告」なのである。

つまり、TXは女性専用車で金儲けをしているのである。

一体、これのどこが「痴漢対策」なのか?

車内で発車を待っていると、女性専用車案内の自動放送が1回流れた。

自動放送:「お客さまにご案内いたします。ただいまの時間、つくば方の先頭、1号車を女性専用車とさせていただいております。本日もご理解とご協力をいただきまして、ありがとうございます」

会員Y(以下「Y」)が乗客への周知を含め、各停の運転士がホームを歩いていたので、「非協力乗車中」のボードを出した。

各停の運転士が私たちに気づき、区間快速の運転士(以下「運」)に報告したようだ。

乗務員室の窓の閉まっていたカーテンを一瞬上げて、運転士は私たちが乗っているのを確認した。

そして運転士が肉声放送を流す。

運(車内放送):「お客様にお願いをいたします。ただいまの時間帯、この電車の一番前の車両は女性専用車とさせていただいております。お客様のご理解とご協力をお願いいたします」

しかし当然ながら私たちは降りるわけもなく、定刻通り電車は秋葉原駅を発車した。

南千住駅では、ベビーカーを押した若い女性が女性専用車に乗車してきた。

他の車両であれば、混雑していてベビーカーなんか乗せられる状況ではない。

帰宅ラッシュ時にもかかわらず、それだけ女性専用車は空いているのだ。

南千住‐北千住間で女性専用車の自動放送が流れる。

通常、自動放送というのは流れるタイミングが決まっているのだが、TXの女性専用車の自動放送は乗車する度に流れるタイミングが異なっている。

いつ流すかは運転士の判断に任せているようなのだ。

TXの運転士は女性専用車に男性が乗る度に自動放送を流して乗客に「強制」と思わせているのは既に明白なのだが、男性排除よりも、もっと他にやるべきことがあるのではないか?

北千住に到着すると、車両の中間付近に乗っていた会員に2人の駅員が声をかけてきた。

運(車内放送):「ただいま、車内の点検中です。発車まで少々お待ち下さい」

何やら駅員2人が実質強制の「協力要請」をしているようだ。

無理だと断念したのか、今度は乗務員室真後ろに乗っていた会員の方に来た。

非協力乗車ボードを見せたところ、駅員はかなり高圧的な態度で話しかけてきた。

駅員(以下「駅」):ご協力ください!

会員K(以下「K」):いや協力できません。

Y:任意でしょ?

駅:話があんならちょっと外に出て!

:話なんかないですね、私たちは運賃払って乗っているだけです。それの何がいけないんですか?

駅:話があんなら降りろよ。

※こんな言葉使いはとても乗客に対する言い方ではない。
 TXは一体どういう社員教育をしているのか?

:何で降りなきゃいけないんだよ!!?

  運賃払って正当に乗ってんだよ。それの何がいけないんだ?

駅:…。

駅:(ちょっと柔らかめに)話があんなら、ちょっと降りなよ…。

:何で降りなきゃいけないんだ?

駅:…。

:電車乗る権利があるんだよ、ちゃんと運賃払ってるぞ!それの何がいけないんだ?

駅:…。

:何で降りなきゃいけないんだよ?答えろ!?駅:話あんなら降りなよ…。

:私たちはあんたに話はないよ!だけどもあんたが話しかけてきたからそれに答えろと言ってるんだよ!

  何でそれに答えられないんだ?

  それと、別に私はあんたと話なんかしたくないんでね。

駅:…。

駅員が言葉を失った為、電車のドアが閉まり1分遅れで北千住駅を発車した。

鉄道会社は「話をする」という名目で私たちを女性専用車から降車させようとしてきたが、降りる必要がどこにあるのだろうか。私たちの目的地は北千住ではない。

むしろ鉄道会社の目的はとにかく「男性を女性専用車から降車させる」というところにある。

JR埼京線では駅員が「お客様が降りていただかないと電車が発車できません」と言ってきたことがあるが、当然、脅しに過ぎない。

理由はどうであれ、鉄道会社や国土交通省は「任意」すなわち、「一般の男性も乗車できる」と認めているのにも関わらず、駅員がわざわざ直接注意してくること自体が異常な行為だ。

今回の件をはじめ、「女性専用車」でのトラブルは、鉄道会社の駅員が引き起こしている事は言うまでもない。

北千住駅発車後、中年の女性(以下「女性」)が話しかけてきた。

女性:ここ女性専用車だってことは知っているのですか?

 K:知ってますよ。任意でしょ?

女性:任意とかじゃなくて、私たち女性の人はね、女性専用車だって事で乗ってるんですよ。
   だから協力するべきなんじゃないんですか?

 :(前述したボードを出して見せる)私たちはこういったカタチで乗ってるんですよ。
   男性全員を犯罪者扱いしている訳ですよ。
   私たち はその屈辱に耐えられないから非協力乗車をやってるんです。
   国土交通省も鉄道会社も任意だと認めているんですよ。

女性:どうして乗るんですか?

 :権利があるからですよ。
   でも「乗れる」って権利が私たち男性には事実上ないんですよ。

女性:そんなことないですよ。

 :いくら国土交通省や鉄道会社は表向きは「任意」だと言ってもね、
   現場では私たち(男性)は強制排除されている訳ですよ。

女性:私たちが安心して乗る為に…。

 :安心して乗る為に男性排除して良いんですか?

女性:だってそういう犯罪があるからじゃないですか。

 :犯罪があるからって善良な男性を排除して良いんですか?

女性:だって無理して乗る事ないじゃないですか?

 :権利を行使して何が悪いの?

女性:権利を行使するのは良いとは思うんですけど。

 :なら良いじゃないですか。

女性:でも、女性の立場をあなた達は全然考えてないじゃないですか。

 :だったらね、男性の立場を全然考えてないじゃないですか。

女性:そんなことないじゃないですか。10車両の内、9車両乗れるじゃないですか。

   (註:ちなみにTXは6両編成である)

 :その時点で不平等だね。

女性:どうしてですかー?

 :機会の平等ってご存じですか?中学校の公民で習いますよ。

この女性、理屈の話になると話をそらす。

女性:そんなに無理する必要ないじゃないですか。

 :別に無理はしてない、私は通勤で女性専用車乗る事だってありますよ。
   ここの路線じゃないけども。彼(K)だって毎日乗ってますよ。

女性:無理して乗る事ないじゃないですか?

 :別に任意なんだから良いじゃないですか。

女性:女性の立場はどうなるんですか?あなた達は女性の立場を無視してるじゃないですか?

 :立場の問題じゃなくて、これは人権の問題ですよ。

女性:だったら私たちの人権無視してるじゃないですか。

 :だからって男性の人権無視して良いんですか?

女性:でも自分たちの事だけじゃないですか?

 :自分たちだけの事じゃないですよ。男が差別されてるんだから。

女性:差別してないじゃないですか?

 K:してるじゃないですか!

 :じゃあ何で駅員が来たんだ?

女性:専用車って事でやってるからじゃないんですか。

 :(ボードを見せて)だから専用車自体が差別だから私たちはこういった形で乗ってるんじゃないですか。

女性:でもあなたたちの個人的な意見じゃないですか。

 :そうですよ、個人的な意見ですよ。不平等だと感じるから私たちは乗ってるんですよ。
   アパルトヘイトじゃないですか、これはアパルトヘイトですよ。

女性:どうしてそういう極論をいうんですか?普通の考えじゃないですよ。

 :極論じゃない現実を見て物事を言ってるんですよ。

女性:でも皆さん90%以上の方は分けて乗っていただいているじゃないですか?
   その人たちにはどうして言わないんですか?じゃあ乗りましょうって!

 :ん!?90%以上が分けて乗ってる?どういうことです???

女性:男性方は、ほとんどの方は女性専用だからと思って遠慮されている部分があると思うんですよ。

 Y:それはどうしてと思います?

女性:わからないです。

 :「女性専用」って名前だからですよ。実質は法律上は女性優先じゃないですか。
   強制すると憲法14条に違反するから、国土交通省はあくまでも任意だと言っているんですよ。

女性:そんなことじゃなくてね、女性は痴漢とかの被害があるからね。

 :だからね、痴漢があるからとかそういう問題じゃないんですよ。
   痴漢があるからって男性の人権を無視していいのですか?

女性:女性の人権はどうなるんですか?あなたは無視してるじゃないですか!
   自分の事は棚上にしてるじゃないですか!?

 :それは違いますよ。

女性:何が違うんですか?

 :実質、女性専用車が痴漢対策になってると思っているのですか?

女性:なってますよ!

 :いや、なっていないことにお気づきではないようですね。
   女性専用車って自分勝手な話なんですよ。一般車両の女性はどうするんだよ。何で守ろうとしないの?

女性:…。

 :私の妹だって、彼女だって痴漢に遭った事あるよ。

   でも私は専用車には反対しています。どうしてだと思いますか?

女性:知りません!

 :女性専用車は痴漢対策にはならないし、
   自分だけ助かれば良いっていう自分勝手なことしているから反対なんですよ。
   これには創価学会・公明党の政治的背景・圧力があるんですよ。

「創価学会・公明党」と言った途端、女性の態度が豹変する。

女性:政治的背景なんて関係ないじゃない!
   どうして女性専用車両があるのか、あなた達ちゃんと考えなさいよ!!

 :私は十分考えてますよ。

女性:勝手なこと言ってるからですよ。

 :勝手なことじゃない!私たちは運賃払っているんですよ。それの何がいけないんですか?

女性:別の車両に乗ればいいじゃないですか!!

八潮駅に到着、ホームには駅員も待機している。

そして、駅に到着してすぐに運転士が止めに入った。

:何ですか!?
  私たちは運賃払って乗ってるのに文句を言ってくるんでね。

運:えぇ、わかりますけど。一応、女性専用車という事ですので…。

:もうこれ以上、文句を言ってくるんなら私たちの権利が侵害されているという事で、あなたを訴えますよ。

運:わかりました。一応、女性専用車ということでお客様にご協力いただけないかという事でお願いしております、私たちは。

:あなた方はお願いだからね。

運:女性専用車と言いましても、女性以外にもお身体の不自由なお客様であったり、
  小学生以下のお客様であったり…。

:一般の男性も乗れるでしょ?一般の男性も乗れるって国土交通省もお宅の鉄道会社も認めていますよ。
  営業課に私、電話しましたよ。だけども何で私たちが文句言われなきゃいけないんだ?
  私らただ乗ってるだけじゃない。運賃を支払って乗ってるんだから(女性と)同等の権利があるんですよ!
  何で侵害されなきゃいけないんだ?

運:一応、ここは女性専用車両と言う事になっていますよね。

:一応?カタチ上でしょう?契約・法律上はそんな事にはなってないよ!

運:私たちはご協力をお願いしているだけです。確かにそれは間違いありません。
  ですが、今、女性専用車両として使わせていただいてます。
  まぁ、確かに6両分の内、1両使わせていただいております。
  他の男性のお客様からすれば、不愉快な思いをされる場合もあります。

:「場合」じゃなくて、不愉快な思いをしているから乗ってるんです。

運:ですが、逆に今、ここを女性専用車両として使わせていただいてて、
  お客様たちがいれば、女性のお客様たちも不快な思いをするんですよ。

:だったら専用車なんて設けなければいいだろ!!あんたらが設けるからこういう事になるんですよ!

運:なら何故、女性専用車両ができたんですか。

:知ってますよ。表向きは痴漢対策ですけど、創価学会・公明党、これが政治的圧力をかけて女性票目的で導入してんじゃないですか。

運:そんなことどうでもいいですよ。政治的背景なんてどうでもいいです。
  痴漢に遭われるお客様がいるのは事実なんですよ!

※政治目的に利用されている時点で、「痴漢対策」などただの建前と化していると思われるが…。
  それに痴漢に遭う人がいるからと言って女性専用車を正当化する理由にはならない。
  痴漢対策なら他の方法を模索するべきであり、政治目的で推進されている専用車など偽善である。

:では一般車両の女性はどうするんだよ?

運:(痴漢を)減らされれば良いじゃないですか!(←これが鉄道会社の本音だな!)

:良くないだろ!そういう問題じゃないんだよ。

※この運転士は「女性専用車があれば、ある分だけ痴漢が減る」と考えているのだろうか?
 だとすれば、「もう一度良く考えろ」と言いたい。
 女性専用車が出来たところで痴漢する者の数が減るわけではない。一般車両で悪さをするだけのことである。
 事実、女性専用車導入後、逆に痴漢件数が増えてしまった路線が多数ある。
 しかも、TXは痴漢件数がゼロの開業前から、女性専用車導入を決定していたのである。

 つまり、「あらゆる対策を講じても痴漢が減らないのでやむを得ず導入した」のではなく、導入において政治的背景が見え隠れしているのだ。

運:…。分かりました、警察を呼びます。

※ここでTXは警察を呼んだ。
 
警察を味方につけてまで強制排除しようとするTXの体質は相変わらずである。

しばらく、車内が静かになる。

鉄道会社は痴漢対策をしようというのではなく、とりあえず「女性専用車」を設けて、そこに乗っている女性が痴漢に遭わなければ良いという考えでいるようだが、そういう考え自体が間違っているのだ。

「誰でも、どの車両に、自由に乗れる」

これは運賃を支払った利用客なら男女問わずある当然の権利のはず。

それを「男性」というだけで強制的に車両から締め出しているのが「女性専用車」である。

「平等」とは偏りや差別がない事をいうが、男女平等と言っている現代社会で、これのどこが平等なのだろうか?

また、運賃を払った以上は「安心、安全に目的地まで行ける」というのも当然だ。痴漢の被害に遭っている女性がいるのは事実だろう。だからこそ、痴漢対策は必要だ。

女性専用車が根本的に痴漢対策になっていない理由は、一般車両に乗車している女性への配慮が全くない事だ。女性専用車に乗車している女性だけ助かればよいという問題ではない。つまり、全ての女性が女性専用車に乗らない限り、痴漢対策にならないだろう。

痴漢の被害に遭ったという新聞記事を見かけるが、女性専用車がある時間帯に被害に遭っている人もいる。女性専用車があるのにも関わらず痴漢の被害が発生するのは、「女性専用車は痴漢対策になっていない」という決定的証拠である。
つまり、「痴漢対策」というのは男性を締め出す為の表向きの口実なのである。

女性:あなた達のおかげで私たちは時間通りに帰れないんですよ。

 :私らは任意だって国交省が認めてるものに乗ってるんですよ。

 運:(警察を)今呼びましたので…。他のお客様のトラブルになりましたので…。

 運:(車内放送)「ただいま、車内の点検を行っております。発車までしばらくお待ちください」

 :(駅員に)どうして車内の点検扱いにするのかな?

 駅:…。

しかし、駅員は答えようとはしなかった。

乗客に遅延原因の真実も伝えられないのか、この鉄道会社は…。

女性:具合の悪い人がいたらどうするんですか?早く帰りたいって人はどうするんですか!?

 :(駅員に)もしあれなら降りた方がいいかな?

今度は駅員がいたので猛抗議!

:運賃払ってるんだから乗る権利があるんですよ。
  それを侵害されたんだからとんでもない話ですよ。
  大体ね、あなた達がこんなもの設けなければこんな事にはならないんですよ!

その時、何やら白い服を着た女性(以下「女性A」)が話しかけてきた。

女性A:急いでるんで降りていただけないですか?

  :だからね、私は降りても構わないってさっき言ったんだけどね。

女性A:じゃあ、じゃあ…。

  :(駅員に)じゃあ、もちろんこの人(女)も降ろしてください。

女性A:この人ってどの人ですか!?

  :こちらの女性の方です。

この発言によって、駅員・乗客の目が中年女性に集まる。

女性:(えっ!?)

 :当たり前じゃない!トラブル起こした張本人がいなくてどうするんだよ。

女性:私は答えただけ…。

 :答えただけってあなたの方から話しかけてきたんじゃないですか!

…とその時、

車両の中間付近にいた男性が大きな声で、「運転士さん、なに点検してんの?早く発車しようよ!」と言った。

どうやら警察が来るまで私も中年女性も降車させないようだ。(警察が来るまで待機)

すると、制服警官4人が来た。

警察(以下「警」)に事情説明する。

どうやら警察の登場で、私たちに話しかけてきた女性は困惑気味のようだ。

 :トラブルになった以上、当事者が降りるのは当然ですよ?

女性:私は当事者じゃないですよ!(オロオロ)

 :男性が専用車に協力するのと、警察に協力するのとどっちが常識なんですか!?

車内がシーンとした。

  警:とりあえず、関係者としてお話を聞きたいんですけど。

 女性:私は意見を言っただけ…。(オロオロ)

  :意見を言っただけでもトラブル起こしたのはあなたでしょ、私は黙って乗ってたんだからさ。

女性A:ここに乗ってる時点でおかしいんじゃないですか?

※会員Yの言うとおり、国交省も専用車は任意協力であるという事を認めているが、鉄道会社がそれを隠匿しているから、女性客からこういう発言が出る。

 :国土交通省も鉄道会社も男性の乗車は任意だって認めてるんですよ。

 警:(女性に対して)どういう状況だったというのを聞かせていただきたいので。

 駅:えっと、お客様大変申し訳ないんですが、とりあえず、降りてください。

 :だから私は降りるよ。

女性:何で私をターゲットにするんですか!?(オロオロ)

 :あなたが話しかけてきたからトラブルになったんじゃないですか!?
   だから降りるのは当然じゃないですか!常識ですよ。

 警:(私だけに)ちょっとお話聞きますから…。

 :(警官に)この人もなんで降ろさないんですか?この人が原因を作ったんじゃないですか!
   あの人降ろさなきゃ意味ないじゃない、寝ぼけちゃだめだよ、あんた!

 警:女性も降ろしますから!

私たち全員と女性は女性専用車から降車し、
その後、会員H(以下「H」)が、警察の論戦に加わる。

警官は最初こそ威勢がよかった。

警:女性専用車は時代の要請なんだから、あなた方、協力してやろうという気にならないの?してあげなさいよ!

H:何が時代の要請ですか!冗談じゃないですよ。

警:長年、女性が虐げられた歴史があって、こういうものができたの!我々男性は差別されてるんじゃなくて、一歩上にいるわけですよ。協力してあげたらいいじゃないですか?

:それは違いますよ!一歩上だなんて、冗談じゃない!あなた、どういう背景で専用車が導入されたか、知ってるんですか?

公明党をはじめとしたフェミニスト政治家が、女性受けだけを狙って、ろくに議論もせず、導入を強行したから我々は怒っているんですよ!

痴漢対策じゃないでしょう、こんなもの!

警:いや、政治の話をされると困るんだけど、これも決まりなんだから…。

:そんな決まり、ないですよ!日本は法治国家でしょう!
警:とにかく、こんなことやらないで会社に直接、交渉したらいいじゃないですか?

:そんなこと何度もやってますよ!だけど向こうが拒否して我々と会おうとしないんですよ。
ならば、こうするしかないじゃないですか!

だったら、警察からTXに「アイツらと会ってやれ、話を聴け」と言って下さいよ。

警:そんなことは我々にはできないよ。だけど、このままだと、あなた方が乗る→トラブルになる→通報されて我々が駆けつける、の繰り返しじゃないですか。困るんですよ、我々も…。

:(「女性専用車」の表示と脇にいた駅員を指差して)それはTXが、こんなインチキ表示をして法的義務のないことを負わせているからじゃないですか!

我々は何も違法なこと、法律に抵触するようなことはしていないんですよ!

ただ普通に、誰でも乗れるはずの電車に乗ろうとしただけで、なんでこんなことになるんですか?

おかしいでしょ!

警:じゃあ、どうしても協力する気はないと、そういうことですね?

H:当たり前じゃないですか。「性の村八分」に従うなんて、屈辱で耐えられません!

警:分かりました。では我々は引き揚げますから、我々がいなくなってから乗って下さい。目の前で乗られると、我々も立場がないもんで…。

そう言って警官は引き揚げて行った。

その後、遅れてやって来た電車の専用車に再び乗った。
八潮駅の駅員は苦虫を噛み潰したような顔で、我々をただ見送るしかなかったのである。

会員Yと言い合いになった中年女性もホームで警察から事情を聴かれていた。

何を話したかは不明だが、警官からは女性専用車に法的根拠はないこと、従って男性客を無理やり降ろすことはできないこと―などを説明したという。

これからは、ただ乗っているだけの男性客を追い出すような行為は厳に慎んでほしいものである。

そして、このような騒動になった最大の原因は、
「偽装表示」をして「女性専用車は強制」だと信じ込ませ、乗客を騙しているTXにある!

この点はこれからも、TXを運行する「首都圏新都市鉄道」に対して粘り強く改善を求めるつもりである。

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