2007年12月 関東本部:東急東横線 非協力乗車会の報告

東急東横線にて非協力乗車を行いました。

当会では女性専用車両が違法な男性差別であると考え、その撤廃を目的に抗議活動を行っています。
紳士的に抗議活動をするよう心掛けていますが、相手側の態度次第ではやむを得ず、それ相当の対応を取らざるを得ない状況も出てきます。

下記の報告は、鉄道会社側が「女性専用車は任意協力であること」を周知しないことにより、ほとんどの方が、「女性専用車両に男性は乗っていけない」と、思い込んでいることが原因で発生したトラブルです。

女性専用車両を一刻も早く廃止し、男女が憎しみ合わずに乗車するという、本来の公共交通機関のあるべき姿を取り戻しましょう。


東急東横線女性専用車両非協力乗車ルポ
女性客が暴力!
激しい掴み合いになり、車内騒然、我々は横浜駅助役に猛抗議!!!

私たちは最近、東急東横線の女性専用車に非協力乗車した。

この日の参加者は男性6人。今までの非協力乗車の中でも最大級・迫力満点の大騒ぎに、17時45分渋谷発の通勤特急車内は騒然となった。

イザコザは渋谷で我々が専用車に乗り込んだ直後に発生した。2、3人の女性客が次々と我々に注意してきたのだ。

それにしてもTXのおとなしい女性客とは違い、東横線の女性客というのは、何故こうも傲慢で独り善がりなのか。

「男性がいて迷惑なんです!」

若い女性のこの一言に、私も思わずカチン!

「あなた、それ差別発言ですよ!エイズ患者や障がい者にも同じこと言えるんですか?」

女性は黙り込んだが、今度は隣にいた別の若い女性がつべこべ言い出した。

女:「ここにいる女性に不愉快な思いをさせることが…」

私:「黙って乗ってるだけで、なんで不愉快なんですか?」

女:「痴漢からの逃げ場が…」

仲間:「私も同性からの痴漢に遭ったことありますよ。だから乗っているんです、なんか文句あります?」

女:「抗議するなら、別のことをやるべきでは…」

私:「してますよ。してるけど埒が明かないから、こうするしかないじゃないですか」

ちなみに女性専用車両に男性が乗ってはいけないという法律などない。

あれはあくまでも「優先席」と同じ任意協力によるものであり、男性を強制的に降車させることはできないのだ。

もし、強制排除すれば刑法223条(強要罪)や、差別を禁じた憲法14条に違反する可能性が濃厚だからである。

しかし、鉄道会社は「専用」という虚偽表示と、執拗な「お願い」という注意によって、実質上、男性を強制排除しているばかりか、女性客も「男性は乗ってはいけない」と勘違いし、「女性様の特権」であるかのように振る舞う人が少なくない。

乗り込んで来た男性を、まるで犯罪者病原体でも見るような目つきで、シッシッ!と追い払う権利など、 これっぽちもないにもかかわらずだ。

女性「専用」車など、法的には存在し得ないのである。

私が女性客と問答していると、50代半ばのご婦人が割って入って来た。

先程も難癖つけてきた女性だ。

この人は我々が他の車両への移動を拒否すると、「男が乗っているから追い出して下さい」と、
わざわざ駅員を呼びに行くという行動を取ったのだ。

やって来た駅員が注意しても我々が引かないので、一度は黙り込み、諦めたかに見えた。

婦人:「もうやめよ。乗るんなら乗って下さい。結構です。これ以上、ガタガタガタガタ周りでやりたくないから。

私も旅行関係のお仕事してて、バスの中で煙草吸わないで下さいと言ったら絶対、皆さん吸いませんから、乗る乗らないはいいです。あなたたちのケンジョウ(?、意味不明)ですから…」 (何を言ってんだろ?)

婦:「あなたたちもガタガタ言わないで乗りなさい!」

私:「ガタガタ言ってねえぞ、おい! 普通に話してるだけじゃないか!」

(かなりムカツク。一体、この人は何様のつもりなのか?

自分で勝手に騒いでおきながら人のせいにするとは恐れ入る)

いったんは収まった。ここで非協力乗車ボード、反対する会のボードをリュックから3枚取り出し、仲間2人に渡す。空いた席に腰掛けた仲間1人と私は、しばらく世間話。

1枚を私が膝の上に掲示。女性客がジロジロ見る。
「ただ今の時間、中ほどの5号車は女性専用車両です。お客様のご理解とご協力をお願いします」

また車内放送だ。相変わらずしつこい。今回も7、8回は聞かされた。

自由が丘駅到着。

「こちらは女性専用車になっております」と駅員。

我々が拒否すると、「わかりました、あい…」と素直に退散。電車は発車。少しして、また車内放送。

「東急電鉄からのお知らせです。ただ今の時間、中ほど5号車が女性専用車です…」 (ホントにしつこい!)

車内はかなり混んでいる。混雑率は170%ぐらいか。(満席で吊り革と同数の立ち客がいて混雑率100%)

しかし、隣の一般車両の混雑は、女性専用車よりも酷いのだ。

「何よ、それ。置きなさいよ。ふざけてんじゃねえんだよ!」

「ふざけてなんかないよ!」

「置きなさい、それ。頭オカシイんじゃないの」

「なんなんだ、うるさいな!」

いきなり素っ頓狂な大声が響いた。

先程の婦人が、仲間の一人が掲げていた当会のボードにイチャモンをつけて来た。

なんと、強制的に取り上げるべく実力行使に出て来たのである。

「これ、なんで持ってなきゃなんないんですか!」

「勝手だろうよ、人の!」

「何時間も働いて帰って来るんですよ!」

「こっちだってそうだよ!」

ボードを奪おうとする婦人と仲間との間で激しい揉み合いになり、私が割って入る。

婦人の手首を掴んで引き離した。物凄い形相で私を睨みつけられたが、こっちも負けてはいない!

「男は痴漢だと言って、あなたみたいに痴漢に遭いそうにない女性がなぜ乗るんですか!」

いきなり婦人に手を出され、気が動転した仲間が不用意に発した一言が、周囲の女の癇に障ってしまった。

先程の若い女性が怒った。

女:「発言としてセクハラ…」

私:「これが侮辱だったら、男がいるだけで不愉快だと言っているあなた方はどうなんですか?」

女:「いや、男がいるだけで不愉快だってことではなくて…」

普段から散々、男性に対して侮蔑、差別的な発言をする女性が多いが、男性が何か言うとすぐセクハラだ、差別だ、 と言い立てるのだから呆れる。

これを身勝手と言わずして何を身勝手と言うのだろう。

差別をするから逆差別を生むのである。

専用車が痴漢対策、弱者保護だというのであれば、その対象にもなり得ない、 このご婦人のような男勝りの強い女性が、特権意識でふんぞり返っている現実には首を傾げるばかりだ。

別の女:「頭、狂ってます…」

仲間:「狂ってない、あなたの方が狂ってますよ!」

婦:「あんたの方が狂ってるっしょ!」

かなり激しいやり合いになり、録音を再生しても聞き取れないほどの応酬となった。

やがて婦人は下車。

降り際に「あんたたちバカじゃない!」と捨て台詞を吐いた。

私:「バカはそっちだろ!」

流石に私も、この時は思い切り大声で怒鳴り返した。

仲間が持っていたラミネート加工のボードは、凶暴なご婦人によって揉みくちゃにされ、ボコボコになった。

一人の駅員が車内に乗り込み、我々を監視していたのに途中で気付く。渋谷から乗り込んでいたのだろうか?

別の仲間によると、連結部分からマイクで逐一、どこかへ報告していたようだという。

今の騒ぎを間近で目の当たりにしながら、この駅員は婦人の暴力を止めようともしなかったばかりか、注意するでもなく、指をくわえて見過ごしていたのである。何という無責任、怠慢ぶりだろうか!

「あなたさ、これおかしいと思わない?男性隔離してさ。我々は犯罪者じゃないんだよ、犯罪者じゃ!」

一人の仲間がこの駅員に抗議する。両軍入り乱れての乱戦模様である。

気がつくと横浜駅に着いていた。あっという間だった。

「もういい加減にこんなもの廃止して下さいよ!」 と降り際、駅員に言うと、この駅員は人を馬鹿にしたように、「いい加減に協力して下さいよ」だと。

「冗談じゃない、協力できますか、こんなものに。ふざけるなよ、ホントに!」

駅員は無表情。ここでもう一つのハプニングが起きたのだ。

「人が倒れています。すぐ来て!」と女性客が駅員に駆け寄って来た。

隣の4号車で年配の男性が床の上で仰向けになっていた。

担架が運ばれ、師走の横浜駅は騒然とするばかり。

専用車(5号車)の隣の一般車(4、6号車)では特に混雑に拍車がかかるため、あの男性は気分が悪くなり、倒れてしまったのではないか?

こうなると悪いことは全て女性専用車のせいにしたくなってしまう。

いずれにせよ、本当に保護され、いたわってあげなければならない「弱者」が蔑ろにされているのが現実ではないか。

我々は駅事務室に立ち寄り、抗議することにした。駅長が不在で、応対したのは助役だった。
事の顛末、一部始終を説明し、

「東急が女性専用車は任意協力であること(男性も乗れる、強制的に追い出す法的根拠はない)を周知徹底しないから、男性は乗ってはいけないと思い込んだ女性客との間に、無用のトラブルが発生する」

と訴えた。

そもそも「専用」という名前が虚偽であり、おかしいことを口を酸っぱくして述べた。

途中から別の助役もやって来て、並んで立っていたが、彼は申し訳なさそうに無言で、 まるでお地蔵さんのように突っ立ったままだった。

助役は「今すぐに改善というわけにはいかないが、苦情は必ず上の方に伝えます」と言った。

20分ほど抗議して我々は引き揚げた。

(関東本部長・星野)

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