主義・主張(JR西日本に物申す)

JR西日本の女性専用車 全日・終日化に物申す。

女性専用車は痴漢対策にあらず。

西日本が、これまで平日の朝夕に実施してきた女性専用車を、休日も含め、完全終日化する。
多くの同業他社が某政党などによる政治的圧力などから、渋々ながら女性専用車を導入・拡大してきた中、痴漢対策とはおよそ思えないような女性専用車を、自らどんどん導入・拡大してきたのがJR西日本である。

「女性専用車は痴漢対策に決まっているではないか」と思われる向きもあるかもしれないが、ちょっと考えてみてほしい。

JR西日本の女性専用車の車内には、化粧直し用のものと思われる鏡が取り付けられているのだが、痴漢対策に鏡が必要なのだろうか?
こんなことをしている時点で、痴漢対策ではなく、女性客への人気取りを狙った女性優遇サービスであると分かる。

本気で痴漢対策を考えているなら、監視カメラこそ導入するべき。

女性専用車は廃止せよ。
女性専用車はすでに全国の多数の路線で導入されているが、実際には、ほとんどの路線で導入しても痴漢件数に大きな変化は無く、下手をすれば、逆に増加するケースまであるということもすでに分かっている。 そのため、現在では女性専用車を導入した鉄道事業者の多くは、「当社では痴漢件数の把握は行っていない」 などとウソをついてまで、自社路線での痴漢件数を隠蔽している。

本当に痴漢対策を真剣に考えているのなら、痴漢件数の減少を期待できない女性専用車を拡大するのではなく、関東のJR埼京線で痴漢件数を半減させた車内監視カメラの設置こそ、JR西日本も率先して行うべきであろう。しかしJR西日本は、一部報道によれば、「監視カメラは効果がはっきりしない」などという理由で、監視カメラの設置は行わないという。
すでに埼京線で「痴漢件数半減」という結果が出ているのに、これのどこが「効果がはっきりしない」のか?

ここからもJR西日本の本当の目的が、効果的な痴漢対策をすることではなく、「痴漢対策にかこつけた女性専用車の拡大」であることが分かる。

「痴漢対策」は、女性専用車を正当化する隠れ蓑。

昨年11月の女性専用車終日化発表とほぼ同時期に、JR西日本のHPにおいても、今回の女性専用車終日化についての記事が掲載されたが、そこでは、「痴漢など迷惑行為対策の強化について」 いう表題がつけられ、女性専用車の拡大と共に、「警察への連携強化」・「痴漢撲滅キャンペーンの実施」 どの施策も併記された。

いかにも、「JR西日本は警察と共に痴漢(迷惑)対策に取り組んでおり、女性専用車もその一環です」と言わんばかりだが、これまでからもJR西日本が、女性優遇目的としか思えないような態度で女性専用車や特急列車の女性専用席などを設置してきた経緯、そして今回の終日化理由の胡散臭さ(このすぐ下で記述)などから考えれば、今回の女性専用車両終日化も、警察からの痴漢対策要請に便乗して、女性優遇サービスを拡大してきたものと受け取られても仕方が無いだろう。

女性専用車終日化理由の胡散臭さ。

JR西日本によれば、「ラッシュ時も閑散時も痴漢の発生件数にほとんど変化が無く、平日・休日の偏りも少なかったため、全日・終日化を決めた」 とのことだが、本当なのか?

JR西日本によると、「乗客から申告があった痴漢被害約250件(平成22年度上半期)のうち、朝夕ラッシュ時発生の割合は51%で、その他の昼間・夜間は計48%と傾向に差がなく、曜日別でも平日と土、日曜で発生件数の偏りは少なかった。」とのことだが、通常、痴漢は混雑に乗じて発生するものであり、「ラッシュ時も閑散時も、痴漢発生傾向にほとんど変わりが無い」 などとは、にわかには信じがたい。<

そこで、同時期の時間帯別の痴漢発生件数について調べてみたところ、このようなものがあった。(警視庁HP・都内における痴漢犯罪の発生状況 ~ 平成22年上半期 ~(リンク切れ)より。)

痴漢被害が、混雑する朝ラッシュ時に集中しているのが一目瞭然である。

さらに調べていくと、2003年2月18日付の毎日新聞で、JR西日本が、当時朝ラッシュ時だけだった女性専用車を夕方時間帯にも拡大したことについて触れられているのだが、その夕方時間帯への拡大理由として、「夕方ラッシュ時に痴漢検挙件数が多いため、午後5時から9時にも拡大・・・」とある。
夕方時間帯に拡大するときは、「夕方の被害が多いから」 そして、終日化するときには、「一日中、被害が多いから」ということなのか?

これでは、女性専用車を終日に拡大したいがために、「ラッシュ時もそれ以外の時間帯もほぼ同じ割合で痴漢が発生している」 などと、ウソ(あるいはごまかし)の発表をしたのでは? と疑われても仕方がない。

女性専用車は公共交通の大原則、「公平」に真っ向から反するもの。

鉄道は、一般のサービス業とは違い、非常に公共性の高い事業であり、同じ運賃を払えば誰もが公平に利用できるのが大原則である。例え、本当に痴漢対策であったとしても、女性専用車のような、公共交通の大原則に真っ向から反するような施策は本来とるべきではない。
ましてや、実際には痴漢対策を建前にしているだけで、およそ痴漢対策とは言えないような女性専用車を、痴漢対策と称して毎日・終日に拡大するなど、言語道断である。

当会は今後も、痴漢対策の名をかたった偽善である女性専用車への抗議活動を続けていく。

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