2022年11月 北海道:札幌市営地下鉄南北線・東西線任意確認(非協力)乗車会

去る11月21日の朝、札幌市営地下鉄において任意確認乗車を行いました。

以下その報告です。


南北線は安心車両内に男性の姿がちらほら

東西線は私達以外に男性の姿は確認できず

すすきのからスタート

今回は南北線すすきの駅からスタート。日中は多くの人々で賑わうところだが、まだ朝早いせいか、コンコースもホームも人の姿はまばらだった。

すすきの駅コンコース。朝早いためか人の姿もまばらだ

改札を抜けてホームに降り、女性と子どもの安心車両(他地域で言う女性専用車両)の乗車位置に並んだが、並んでいるのは私達だけ。

ホーム全体でも並んで電車を待っている人は数えられるくらいだった。

それにしてもこの「女性と子どもの安心車両」という名称だが、まるで「男性が存在するせいで女性や子供は安心できない。諸悪の根源は男性だ」と言っているようで、女性専用という文言は無いものの、やはり(犯罪者などではない)一般の男性客に対し、実に失礼な名称であると感じてしまう。

札幌市交のサイトによれば、「女性専用車両」という名称では男性の障がい者や介護者など「乗車できるとされている男性」(実際は誰でも乗れるのだが・・・)が乗りにくいと言う声があったため、そういう名称にしたとのことらしい。

しかし実際には「乗車できるのは女性と子どもと、男性の障がい者やその介護者」と限定しているかのような(実際は限定していない)案内をポスターやステッカーで行っており、「女性専用」というワードを外しつつもしっかりと利用者に、「中学生以上の健常者男性は乗れない」かのように思いこませている。

「以下の方がご乗車頂けます」と書いて「それ以外は乗車できない」と錯覚させているようにも見える。

よく見れば分かるが、「以下の方がご乗車いただけます」と書いているだけで、「以下の方だけがご乗車いただけます」とは言っていない。

つまり「以下の方」以外については「触れていないだけで、乗れないとは言っていない」と、言い訳が出来るのである。

こう考えて行くと「女性専用ではなく、任意協力で男性の乗車は禁止ではないと正直に言っている」ということではなく、女性専用という文言を使わず、それでいて「子供や障がい者・介護者以外の男性は乗ってはいけない」かのように思わせる、狡猾な作戦のように思えてしまう。

さて、しばらく待ってすすきの7:12発の麻生行きがホームに入ってきたが、この時点でもやはり安心車両位置にいたのは私達だけ。

すすきの駅に到着した7:12発の麻生行

これでは安心車両もガラガラかと思ったが、ドアが開いて乗りこむと車内は座席がほぼ埋まり、立ち客が少しいる程度。思ったよりは乗っていたが、それでも朝ラッシュの混雑とは程遠い。

すすきの駅到着時点で、すでに男性が1人乗車していた。

すすきのを出て少し走ると、そのまま次の大通駅に到着。若干人が入れ替わったが乗車率に大きな変化はなし。

そして大通を出ると、程なくしてさっぽろ駅(地下鉄の札幌駅は「さっぽろ駅」と、ひらがな表記)に到着。私達はここで一旦降りてホームでしばらく様子を見ることにした。

さっぽろ駅の安心車両位置には駅員が立っていることがあるが、今日は立っていないのだろうか。

さっぽろ駅もまだ時間が早めのためか、ホームにも人はそれほど多くない。

しばらくして後続の7:22発麻生行が到着、そして同じホームの反対側に、ほぼ同時に(逆方向の)真駒内行も到着した。

どちらも若干立ち客がいる程度だ。

7:26にさらに後続の麻生行が到着した。これもあまり混んでいない。

さっぽろ駅で乗客が降りて、空いた状態で発車して行った。

7:30にも麻生行が到着した。先ほどの26分発の麻生行よりは若干乗客が多い。

そろそろ本格的に朝のラッシュが始まろうというところであろうか。

さっぽろ駅で乗客が降りた後、ホームから男性が1人安心車両に乗りこんでいき、そのまま発車していった。

どうやら今日はホームに駅員は居なさそうなので、私達は一旦改札を出てきっぷを買い直した。

そして真駒内方面の列車で大通まで1駅引き返し、そこから東西線で新さっぽろまで乗車することにした。

東西線 大通~新さっぽろ

大通駅で降りた後、私達は階段を降りて東西線のホームへ向かった。

東西線のホームは人が多く、ラッシュらしい状態になっていた。

目の前に新さっぽろ行きの電車が停まっていたが、混んでいたのと発車間際だったため、1本見送って次の列車に乗ることにした。

大通駅東西線ホーム。朝ラッシュ時らしく人が増えてきた

ホームには駅員による肉声のマイク放送が流れた。

「この時間帯、前から〇両目は女性と子どもの安心車両としております。男性の皆様のご協力により運行されています。ありがとうございます」

という内容。

列車が発車した後、ホームで次の列車に乗るべく並んだところ、近くに駅員がいるのが見えた。

向こうはこちらに気づいているのかいないのか分からないが、声はかけてこなかった。

しばらくして7:41発新さっぽろ行が到着。

到着した新さっぽろ行き

車内は押し合いへし合いにこそなっていないが、結構な混雑である。

バスセンター前・菊水・東札幌と進んで行くが、各駅で乗り降りはあるものの、乗車率は変わらない。

白石駅を過ぎたあたりで少し立ち客の数が減った。しかしまだまだ立ち客が多い。

両隣の車両を見ると、前の車両は安心車両よりも明らかに混んでいたが、後ろの車両は、それほどでもなかった。

南郷7丁目あたりから明らかに立ち客が減ってきたが、まだ数十人くらい立っている。

さらに南郷13丁目・南郷18丁目・大谷地・ひばりが丘と過ぎたが、結局空席が出ることなく、

終点の新さっぽろに8:01に到着した。

新さっぽろ駅の駅標
当日のホームの様子

今回、駅員や女性客などからの声かけは全くなかった。

また、南北線では時折男性の乗車が見られたが、一方の東西線では(私達が見た限りでは)私達以外の男性客の姿は確認できなかった。

これは札幌に限った話ではないが、形骸化させるには少しでも多くの男性が乗車する必要がある。

交通局に直接抗議するのも決して無駄だとは言わないが、それだけでは交通局(鉄道事業者)は動かないし、そもそも女性専用車両(安心車両)に反対の意を表明している者がいること自体、世間に知られることは(自分からネット上にあげて報告しない限り)ない。

札幌及びその近辺にお住まいの方で、女性専用車両(安心車両)に日ごろから疑問や不満のある方は、札幌でも会員募集しているので是非、入会申込フォームから入会を申し込んでいただければ幸いである。入会申し込みフォーム | 女性専用車両に反対する会 (oawc.jp)

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