2025年11月23日に京都・河原町にて街宣活動を行いました。
当会ではかつて関西・関東で何度も街宣活動を行っており、そのほか名古屋でも過去2回ほど街宣活動を行ったことがありますが、感染症(COVID19)の流行と共に当会も一時、活動停止を余儀なくされ、その後に乗車会は復活したものの街宣活動は復活しないままになっていました。
京都河原町で街宣開始

当会で街宣活動を行うのは本当に久しぶりだ。前回、街宣活動を行ったのが感染症(COVID19)の流行が問題になる前だったので、少なくとも5年以上、当会で街宣活動は行っていなかったことになる。
今回はマイクで演説を行うだけでなく、日英中韓4カ国語で「女性専用車両は日本のウソです。男性も乗れます」と記載されたビラを入れたポケットティッシュの配布も併せて行う。
日本人だけでなく、近年増えてきた外国の人々にも日本の女性専用車両(と名の付く、実は誰でも乗れる車両)が、まるで男性の乗車を禁止する強制力があるかのように装ったウソでしかないことを広く知っていただこうという狙いである。
街宣開始
まず、阪急京都河原町駅直上の交差点の脇の歩道上にて街宣場所のセッティングを行い、ティッシュのチラシに記載したのと同じ内容が書かれたボードを立て、用意したポケットティッシュを各自手に取って、通行人に配布する準備をした。


そして、14時過ぎから街宣活動を開始した。
会員の1人がマイクを持って演説を始め、他のメンバーは通行人にポケットティッシュ(中にやはり日英中韓4カ国語で「女性専用車両は日本のウソです、男性も乗れます」と書かれたチラシが入っている)を配った。
そして、時々ティッシュ配りをしていたメンバーが交代でマイクを持ち、マイクで演説していたメンバーがティッシュ配りに回ったりした。
まず最初にマイクを取った会員Aが演説で語った内容は「女性専用車のウソ」について。
「当会は女性専用車両には反対するが痴漢対策自体には反対する者ではないし、女性専用車両によらない痴漢対策は是非行うべきである」と前置きした上で、以下のようなことを演説で語った。
●女性専用車両という名前はウソである。
→なぜなら、実際には男性の任意協力であり、男性の乗車は禁止されていない。つまり「専用」という表記は偽りである。
これは国土交通省も正式に認めていることであり、また鉄道事業者も過去に「女性専用車両は差別である」として裁判を起こされた際に裁判所から「女性専用車両は問題ない」という判決を得るため「法的根拠がなく、男性になんら義務や罰則を科すものでもない」と自ら主張している。
女性専用車両と名の付く車両に強制的に男性を排除する法的根拠もない(鉄道営業法34条2項は現在の女性専用車には適用されない)し、鉄道会社に男性(とみなした者)を排除する権限もない。強制すれば憲法も絡む差別問題になりかねないからである。特に公営の鉄道事業者は女性専用車両を強制すれば直接、憲法がらみの問題になる。
●女性専用車両で痴漢が減るというのはウソである。
→導入後、痴漢認知件数が減るどころか逆に増えた路線が少なくない。(神戸市営地下鉄・JR中央線・京王線等の実例を件数込みで紹介)
なぜなら女性専用車両を導入しても、痴漢が消えていなくなるわけでもなければ、痴漢が改心するわけでもない。女性専用車両以外の車両に女性がまだ十分にいるのだから、痴漢犯は他の車両でこれまで通り痴漢行為ができてしまう。それ故男性の痴漢冤罪の防止にももちろん役立たない。
●女性専用車両が痴漢対策であるというのはウソである
→痴漢対策ではなく、一部政党の選挙対策になっている。選挙対策になっている時点で、女性専用車両の目的は痴漢対策から外れてしまっている。


また、その後交代した会員Bは女性専用車両が純粋に痴漢対策として導入されたものではなく、政治的な力が働いたからであるということを、会員Aよりもさらに詳しく話した。
街宣中にあったこと
街宣を行っている間にもいろいろなことがあった。
会員Bは演説を終えてティッシュを配っていた際、親子連れの女性の方から「男性も乗れるのだから空いていたら乗ったらいい。痴漢はいけないが痴漢をしないのなら別に男性が乗ってもいい」と言っていただいたとのこと。

また会員Cは外国人留学生2人にティッシュを手渡した後、しばらくその留学生達と立ち話をしていた。
会員Cによると、留学生達はかなり流暢な日本語でいろいろ話してくれたとのこと。会員Cから留学生達に日本の女性専用車の問題点を話し、外国の方にも女性専用車両のどこが問題かなど、いろいろ知ってもらうことが出来たようだ。
途中から会員Dが到着し、会員Dもマイクを持って演説。
「女性専用車があるということは、(痴漢ではない)男性が男性であるというだけで疑われているということであり、そのままで良いのか」「日本より人権意識の進んだ諸外国では女性専用車両は設置されていない。または廃止されている」と道行く人々に訴えかけた。
男女差別や政治的な問題だけでなく、例えば階段を降りた(登った)目の前が女性専用車だった場合にそれを避けようとして男性客がホームを走るなどの「安全上の問題」があることや、SNSなどで女性専用車以外の車両に女性がいるのを見て「女は女性専用車に行け!」といった投稿が見られ、女性専用車が無用な男女対立のもとになっていることも話した。
また、全ての女性が女性専用車を支持しているわけではないということも話した。
今回は特にトラブル等の問題は無く、16時過ぎ頃に街宣を終えた。


