当会関東本部では、さいたま市のJR大宮駅前で、専用車反対の街頭宣伝&ティッシュ配布活動を行いました。
以下、その報告です。
ティッシュ2000個完配!
通行人に女性専用車両の不当性を訴える
去る6月7日午後3時より、JR大宮駅前(埼玉県さいたま市)にて、女性専用車両反対の街宣&ポケットティッシュ配布活動が行われました。
関東地方は、前日まで4週間連続で週末になると雨が降っていたのですが、この日は久しぶりに週末に晴れたため、ここ数週間の週末と比べると、かなりの人通りがありました。
これが幸いしたのか、2000個用意したチラシ入りのティッシュは終了の30分前には全て配布することができました。
大宮駅西口前のペデストリアンデッキ上で最も人の流れが激しい場所を選び、そこを陣取って行いました。
用意した5本のピンク色の幟旗はかなり目立ち、100メートルほど離れた場所からも一目瞭然という感じでした。
演説者の後ろには横断幕を出し、前述した幟旗とともに、行き交う人たちの視線が注がれます。
街宣では参加者が交代でマイクを握り、下記の主張を軸として女性専用車両に対する不当性を次々と訴えました。
●女性専用車両は痴漢対策になっていない。
●女性専用車両は公明党が女性票獲得のために導入したものである。
●女性専用車両は任意であり、誰でも利用できる。
これらはいずれも鉄道会社が乗客に周知することのない、「本当のこと」なのです。
そのため、かなりの方が私たちの主張を聞いて「えっ?」という顔つきで通り過ぎていきました。
中には演説に振り向く方、立ち止まって演説を聞いている方、チラシを読んでいる方、歩きながら女性専用車両のことを話されている方も少なくありません。
開始早々には、わざわざ引き返してカンパして下さった若い男性も。
大宮駅西口前のペデストリアンデッキは人通りが多いため、ティッシュ配布も順調に行われました。
「女性専用車は廃止を!男性差別反対!」
と背中に書かれたウインドブレーカーも、行き交う人たちの注目を浴びていました。
当会の女性会員は、通りすがりの年配の女性から次々と話しかけられました。
ある人は「あんなものには乗りたくない。化粧臭くて嫌だ」と訴えたそうです。
「自分は若くないし、痴漢には遭わないので乗りにくくて…」と言っていた高齢の女性もいました。
2時間の間に女性会員は10人ほどの女性から話しかけられたのです。
やはり、このようなことは女性同士の方が話しやすいのでしょう。
10人とも女性専用車両に対して批判的な意見を述べていたのは意外でした。
女性専用車両に対する不当性を多くの方に知っていただくためにも、今後もこうした活動を各地で行っていきたいと考えています。