2025年8月8日の朝、東武野田線(アーバンパークライン)、つくばエクスプレス、そして都営大江戸線で任意確認(非協力)乗車を行いました。
実施概要
今回のルートは以下のとおりである。
- 東武野田線:大宮→流山おおたかの森
- つくばエクスプレス:流山おおたかの森→新御徒町
- 都営大江戸線:新御徒町→飯田橋
東武野田線(アーバンパークライン):大宮→流山おおたかの森
私達は東武野田線(アーバンパークライン)の大宮駅に朝6:30に集合。


まず、大宮駅6:40発の柏行きに乗車。
車内は運河駅までずっとガラガラで、ラッシュ時間帯なのに空席が多い。この列車では声かけはなく、結局何事も起こらなかった。
ただ一つ気付いたのは八木崎駅まで他の車両に乗っていた男性客9人が5号車から私達が乗っている女性専用車に移ってきて、ドアの前に並んで春日部駅で降りたこと。これは多分6号車から降りた方が改札口に近いからだと思われる。
そしてその男性客たちに「一般車両に戻れ」とか言い出した女性客は一人もいなかった。
この状況は男性客が女性車両に自発的に「よし、協力してあげよう」と思って協力しているのではなく、単に「女性専用車」と案内されているからそれに従っている方が大多数であることが分かる。
おそらく殆どの乗客(男女とも)は「女性専用車」が男性に乗らない義務を課す「強制」ではなく、あくまでも男性の「任意協力」で成り立っていることを分かっているのだろう。
蛇足だが埼玉県ではいわゆる「エスカレーター歩行禁止条例」が施行されている。がしかし、駅で絵師カレーターを立ちどまって利用するように協力を呼びかけているにも関わらず、エスカレーターを見ていると女性専用車と違って、約半数が協力していない(左側に立ち止まって乗っている人の右側を立ち止まらずに歩いている人が大多数のためこう表現)のである。この違いは何なのかを考えると、やはり声かけ(による嫌がらせ)ではないかと思われる。
運河駅で立ち客が目立つほど増えた。
結局特に何事もなく、流山おおたかの森駅に7:43無事到着。
ここでTX(つくばエクスプレス)に乗り換えた。
つくばエクスプレス線:流山おおたかの森→新御徒町

流山おおたかの森駅で発車待ちをしていた7:49発の秋葉原行きの区間快速に乗車。東武野田線とは違って押し合いへし合いになるくらい乗客が多かった。
八潮駅で一旦下車し、より多く任意周知するため後続電車の8:02発の普通秋葉原行きに乗り換えた。やはりというべきか区間快速に比べて空いている。
この列車でも女性客や係員からの声掛けはなく、8:20に新御徒町駅に無事到着。
ここから都営大江戸線に乗り換えた。
都営大江戸線:新御徒町→飯田橋
最後に大江戸線の新御徒町駅で8:30分発の都庁前行きの電車に乗車。
新御徒町駅の時点で既に2人の男性が乗っているのを確認。
その後、春日駅でも男性が乗って来たことを確認した。
都営大江戸線と新宿線は他路線と違って時折、女性専用車に何気なく乗っている男性を見ることがある。
特に何も起きず飯田橋駅に到着。ここで解散することにした。

まとめ
今回は乗車会全体を通して女性客からも駅員からも声掛けされることが一度もなかった。これで良いのである。
しかしながら女性専用車(とステッカーが貼ってある車両)に乗る男性は私達以外は僅少であることから、今後女性専用車にも男性客を増やすにはどうすればよいか考えていく必要があるだろう。


