現在(2020年6月)、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、当会も活動自粛中ですが、サイトの更新が長期間にわたって滞るのを避けるため、緊急事態宣言が出される前に行っていた乗車会の中から、まだ紹介していなかったものを紹介します。
声掛けは相変わらずの京王線
車掌が「障がい者手帳はお持ちですか」など、失礼な声掛けを連発
京王線 新宿→調布(先発)
新宿20:10発の特急橋本行きに乗車しました。
やはり発車前に車掌が肉声で女性専用車の案内放送をしていました。
明大前で一旦降り、次に後続便の明大前20:25発特急京王八王子行きに乗車しました。
最後尾の扉から乗車したところ、また放送で女性専用車の案内をしたあと、ホームから私の鞄を眺めてから「あの、失礼ですが、障がいをお持ちですか?」と、本当に大変失礼なことを聞いてきました。
恐らく私が「ヘルプマーク」を付けているかを見ていたのでしょうか。
しかしそれ以前に声かけ自体が失礼です。
そこで、「そんなことは聞かないほうがいいですよ。大変失礼です。聞くのなら、全員に聞きなさい。」と一蹴しておきました。
女性専用車両という名前になっていますが、実際は障がい者云々以前に「性別に関わらず誰でも乗れる一般車両」です。
本当に男性を男性というだけで排除する車両など、今の日本国憲法下では作れません。
だからこそ、法的なことや差別云々について言われたときに言い逃れができるよう、建前上「任意協力」ということにしているわけです。
そしてそのことを隠しながら、名前だけ「女性専用車」にして、乗客を騙す形で男性が乗らないようにして「男性の乗客が自発的に協力してくださっているだけだから、問題ない」ということにしているわけです。
どうやら京王は女性専用車が「女性専用車という名前がついていても、実は任意協力で、性別に関係なく誰でも乗れる(=女性専用という表示は虚偽)」という事実を完全に「なかったこと」にしてしまおうとしているようですね(怒)。
調布に到着後、再度乗車するため、一旦新宿まで戻りました。
京王線 新宿→調布(後発)
新宿21:19発、特急京王八王子行きに乗車したところ、車掌が先ほど(の列車の車掌)にも増してさらに失礼なことを聞いてきました。
「手帳はお持ちですか?」
「何の手帳ですか?」
以降のやり取りは下記の動画をご覧ください。
いきなり「手帳をお持ちですか?」はないでしょう。
それも個別にです。失礼極まりありません。
もちろん、もしも障がい者手帳等を持っているとしても(障がい者割引乗車券を購入するとき以外)提示する必要はありません。
なぜならば、「女性専用車という名前がついているだけの、誰でも乗れる車両」でしかないからです。
車掌が不適切な声かけをすることで、横にいた女性客が何か勘違いし、私らを「変な人」などと侮辱してきました。
しかも、不適切な対応に対して「お疲れ様です」というのは完全に図に乗っています(怒)。
このため、後発では途中で降りることはせず、このまま乗務区があり車掌が交代する(しない場合もあり)高幡不動まで行き、乗務を終えた車掌にみっちりと抗議(講義)し、帰りには調布駅詰所にも寄り、抗議(講義)しました。