毎年2回、夏と冬に行われるコミケットマーケット(通称、コミケ)に今回、当会が団体として始めて参加。
女性専用車両に「男性も実は乗れる」という事実を含め、当会の主張や女性専用車両の問題点を世間に広めるため、今回は当会で作った2種類の冊子を頒布しました。
以下、その報告です。
コミケットマーケット94(C94)に初出展
冊子の売れ行き、意外に好調
コミケに初出展
当会関東本部では、8月10日~12日まで行われた、コミケットマーケット94(C94)に、団体として初めて出展(出展は8月12日のみ)し、今回は2種類の冊子をそれぞれ一冊200円で販売しました。
当会としてはこれまで、乗車会を行ったりするほか、街角で街宣なども行ってきましたが、やはり我々の意見や主張を少しでも多くの人に知ってもらうために、他にも何かできないかということで、今回の出展となりました。
早朝から、関東本部のメンバーで出展のための準備を行い、机を出して、用意した2種類の冊子を机の上に出し、通りかかった人がいつでも一冊取って立ち読みできるようにして準備完了。
以後、2名ずつ交代で、売り子として机の番をすることになりました。
開場すると、多数の来場者が押し寄せ、一気に会場は人でいっぱいになりました。
最初は「どれだけ冊子が売れるのだろうか?」とか、「何か文句をつけてくるような人はいないだろうか?」などと、少々気になったりもしましたが、始めてみると、冊子の売れ行きは結構、好調なものでした。
しばらくすると、関西本部からも2名、応援の会員が駆けつけました。
2種類の冊子ですが、一つ目は「女性専用車両には 男性も女性も自由に乗れます」というタイトルで、女性専用車両の実態や当会の主張を写真入りで分かりやすく解説したもので、女性専用車両は実は男性であっても誰でも乗れる(女性専用は名前だけ)ということをはじめ、普段、女性専用車両問題に関心のない人にも、なぜ我々がこのような活動をしているのか、女性専用車両のどこか問題なのかを理解してもらうことを目的とした冊子です。
もう一つは、「はじめての女性専用車両体験記」と題して、女性専用車両に男性が乗車すると、現状ではどういうことになるか、実際に当会の乗車会でメンバーが体験したことを基に、何人かの登場人物を出して、物語風に解説したもので、こちらも読む人に、女性専用車両のどこが問題なのか、理解していただくことを目的としたものです。
その他、女性専用車両の問題点をまとめたチラシ(無料)も配布しました。
いろいろな人が我々の出展している前を通り過ぎていきましたが、特に当会に文句をつけてくる人はいませんでした。
時々立ち止まって冊子を手に取り、立ち読みする人、そして冊子を購入下さる方も多く、結局、用意した冊子のうち、「女性専用車両には 男性も女性も自由に乗れます」の方は、ほぼ完売という状況でした。
やがて時刻は16時近くなり、コミケも終了時間に近づいたため、当日参加のメンバーで後片付けを行い、最後は隣で東方projectのグッズを販売していた、見知らぬサークルの人とも「お疲れ様でした」とお互いに挨拶をかわし、会場を後にしました。
その後、ゆりかもめで新橋まで戻り、遠く関西から来てくれたメンバー2人も含め、近くの居酒屋で2次会を行いました。