名古屋市営地下鉄東山線で、名古屋地区メンバーによる非協力乗車会が行われました。
東山線で栄~名古屋間を往復した後、7月から女性専用車両が導入される予定の名城線に乗車し、女性専用車両とエレベータの位置関係などを視察しました。
そのあと、本山から再び東山線で栄に戻り、駅長室で抗議を行いました。
以下、当日参加したメンバーからの報告です。
名古屋地区メンバーが東山線で非協力乗車 7月から女性専用車導入予定の名城線を視察
乗車後、栄駅駅長室で抗議
栄から東山線に乗車
乗車会は14::00過ぎから、以下の通りで行いました。
①東山線 栄→名古屋
②東山線 名古屋→栄
(名城線左回り 栄→本山)
③東山線 本山→栄
(栄駅駅長室での抗議)
④東山線 栄→本山
栄駅で待ち合わせをして乗車。座席に座ったところ、隣には他の男性が乗車していました。
すると突然、列車の外から窓ガラスをバンバンと叩かれました。
振り返ると、男性か女性かは見えませんでしたが、ステッカーを指さし、「ここは女性専用車両ですよ」と言っているようでした。
ホーム柵を超えて列車に手を触れている訳ですから、危険行為ですね。
隣の男性も振り向きましたが、そのまま乗車。
車内には他にも男性が4人いて、私達が名古屋駅で降りる時も、ホームから男性が乗ってきました。
その後、名古屋駅から折り返して栄に戻り、名城線(左回り)に乗り換え。
非協力乗車ではありませんが、7月から女性専用車両とされる予定の車両に乗車しました。
途中、エレベーターの目の前となる駅が続き、視覚障がい者の方も見えました。
現場の状況を、交通局は知っているのでしょうか?
本山で再び東山線へ乗車。
そのとき、女性客が私に「失礼ですが、女性専用車両ですよ」と声掛けしてきました。
「知ってますよ」と返したところ、女性客は別の女性のところへ行って、「知ってて乗る事ないのにねぇ・・・」
などと、やや陰湿な感じで話していました。
その後メンバーのNさんが、任意協力であることを伝えました。
Nさんによると、名古屋では声かけは時々あるものの、このような反応は初めてだと言う事です。
その後、上記2件について報告と抗議のため、栄駅駅長室へ行きました。
駅員の問題では無かったものの、今後このような問題が発生しない為には、乗客に負担させるのではなく交通局による改善が必要であるとして、「男性の任意協力であること」をステッカーに明記するよう求め、また関東では認められている「身体障がい者男性の単独乗車」が、名古屋では不可とされているのはおかしいとして、これもステッカーの表示を変更するよう要望を出しました。
それにしても、その駅員は私たちの要望に対し、不満そうな顔でした。
任意協力であり強制力がないことは認めたものの、「わざわざ乗ることはない、次からは別の車両へ・・・」と連呼していました。
最後に抗議内容について「上に報告しておく」とは言っていましたが、本当でしょうか。
主にNさんが抗議を行いましたが、私からは名城線導入に関して、「本来ならば導入自体やめて欲しいが、ステッカーはこれから新しく作ることになるので、男性の任意協力であること・身体障がい者男性が単独乗車できることを明記する」よう要望しました。
最後は栄→本山(Nさんは千種まで)乗車しましたが、特に何もありませんでした。