当会関東本部では8月28日に、任意確認乗車会を行いました。
今回は関東本部でいつも乗車活動を行っている京王線に加え、第2部として相鉄線にも乗車することにしました。
以下、当日参加したメンバーからの報告です。
京王線・相鉄線で任意確認乗車
相鉄線では私達以外にも男性客が乗車
第1部(京王線・新宿~調布)
新宿から特急八王子行に乗りました。私達は車内の一カ所に固まって乗車。
女性客が何人か不満そうな様子でこちらを見ていましたが、声をかけてくることはありませんでした。
また、やはり私達は(鉄道事業者に)顔が割れているということもあるのでしょう。
駅員や車掌からの声かけもやはりありませんでした。
このところ関東の活動報告が少ないですが、これは活動していなかったわけではなく、乗車しても何事も起こらないので、特に書く事がなく、掲載していなかったのです。
今でこそ関東地区の路線も、私達が乗車活動を行っても、そうそうトラブルは起きなくなってきましたが、以前は私達がちょっと女性専用車両に足を踏み入れただけで大騒ぎになることも珍しくありませんでした。
ネットなどでは、「乗車活動などをしてもあまり意味はないのでは?」という意見も見かけますが、決してそんなことはありません。
もしお時間があれば、過去(2008年から2011年頃)の京王線や東横線などでの乗車会の報告なども読んでみてください。
今とは全然状況が違うのがよくお分かりいただけるのではないでしょうか?
なぜ私達が女性専用車両に乗車活動を行っても、あまりトラブルにならなくなってきたかといえば、私たちが活動を続けた結果、任意協力であることなどがネットのポータルサイトなどでも取り上げられるなど、徐々に女性専用車両が強制ではないことが世間に知れ渡ってきたからだと思います。
とは言え、まだまだ一般の男性が任意協力であると知ったうえで、多数乗ってくるというところまでは行きませんし、女性専用車両自体も廃止されたり縮小されたりしているわけではありませんので、この先もまだまだ活動は地道に続けていく必要があると考えています。
結局、何事もなく無事調布に到着。
調布で、第1部のみ参加のメンバーが途中離脱し、残りのメンバーも、相鉄横浜駅改札前に21:15に再集合するということで、一旦解散しました。
第2部(相鉄線・横浜~大和)
相鉄横浜駅2F改札口前で21:15まで待ち、それからホームに向かいました。
横浜からは一本で終点(海老名または湘南台)まで行けるのですが、ここはこまめに下車して、いわゆる自由が丘作戦(途中駅で降りて後続の列車に乗り換えること)しようということで、まずは各停湘南台行きに乗り、星川まで乗車することにしました。
発車後、中年の男性客が1人、隣の車両から移ってこられ、そのままこの車両に留まりました。
さらに西横浜から、若い男性3人組が乗車し、うち2人が着席しました。
結局、星川までは私達以外に男性が4人乗っていましたが、女性客や駅員からの声かけはありませんでした。
星川から後続の快速に乗り換え、二俣川まで乗車。
こちらは私達以外男性らしき姿はありませんでしたが、やはり周囲からの声かけはありませんでした。
二俣川から急行海老名行き(といっても、二俣川から先は各駅に停車)に乗り換えました。
相鉄線の女性専用車は、関東では珍しく、中ほどの車両にあるため、時々男性客の通り抜けがあるのですが、こちらでも特に周囲からの声掛けはなく、大和に到着しました。
終点海老名まであと少しですが、時間が遅くなってきたのと、やや遠方まで帰宅するメンバーもいるためここで解散することになりました。
最近は、以前と比べれば、私達「反対派」は乗車できるようになりましたが、次のステップとしては、私達以外の一般男性が安心して普通に乗車できるようにしていく必要があります。
そこで、アナウンス、つまり女性専用車の案内放送についてもしつこい場合は車掌に注意する。
また、駅員や車掌などが乗客に個別に声かけすることもやめさせる。
といったことを実践して行きたいと思います。