2021年2月 関西本部:JR京都線 非協力乗車会&新大阪駅抗議の報告

当会関西本部では2021年2月27日にJR京都線で非協力乗車会を行いました。

JR新大阪駅がこのところ、声掛けや駅ポスターでのアピール等、女性専用車(と称する一般車両)に男性を乗車させないための取り組みに力を入れているため、今回も新大阪をルートに組み込みました。

新大阪駅では駅員が高齢男性を排除しているところに偶然遭遇したため、抗議を行いました。


JR京都線で大阪~京都間往復

JR京都線 大阪→京都

今回はJR京都線で大阪駅から京都駅まで普通列車で往復した。

当日の大阪駅

元々京都駅からの帰りは大阪駅まで戻らず1つ手前の新大阪駅でおおさか東線に乗りかえる予定で、新大阪駅で乗り換えのためホームを歩いていた。

すると、駅員が女性専用車内にいた高齢の男性客を移動させているところに偶然遭遇した。

そのためその場で駅員に抗議したのだが、言いわけや詭弁ばかりで話にならず、駅で抗議することにした。

そしておおさか東線に乗車する当初の予定を変更し、新大阪駅から直接大阪駅へ向かい、そこで解散することにした。

新大阪駅での抗議等の詳細については、後述する。

ここしばらく当会サイトをご覧くださっている方ならご存知かと思うが、最近JR新大阪駅が女性専用車(と称する一般車両)に男性を乗せないための取り組みを強化しており、同じJR西日本の中でも際立っているというのは前回の活動報告でも述べた通りだ。

18時半に大阪駅7・8番ホームに集合し、18:40発京都行き普通に乗車することにした。

ホ―ムの女性専用車乗車位置に並んだが、近くを通りかかったJR職員は声をかけてこなかった。

大阪駅と新大阪駅はすぐ隣同士だが、このように対応が全く異なる。

同じJR内でも各駅ごと、あるいはエリアで独自の判断をしているのかもしれない。

大阪駅の電光掲示板
18:38発までしか表示されていないが、私達が乗車したのはこの後の18:40京都行き。

電車は約4分遅れており、大阪駅で快速列車の先発を待った後、そのまま数分遅れで大阪駅を発車した。

車内は押し合いへし合いにはなっていないものの、結構立ち客が多くそこそこ混んでいた。

見たところ私達以外に男性は居ないようだ。

新大阪や東淀川あたりでは車内の乗車率はさほど変わらず、途中の吹田あたりから少しずつ空いてきた。

そして千里丘でまとまった下車があり、立ち客がほぼいなくなって座席がおおかた埋まっているくらいの状態になった。

茨木、JR総持寺を過ぎて摂津富田でもまとまった下車があり、ここから空席が目立つようになった。

摂津富田は特に大きな駅ではなく、新快速はもちろん快速も停まらない駅である。

「なぜ降りる人がこんなに多いのか?」と思いふと外を見ると女性専用車の目の前が階段とエレベーターの位置だった。

女性専用車だから利用しているというより、階段やエレベータに近いからとこの車両を利用している人が多いのではないのか?

摂津富田の次の高槻でも多数の乗客が下車し、車内はガラガラになった。

ここもやはり階段とエスカレーターが女性専用車の目の前である。

その後は私達以外には女性客が7~8人くらいの状態で、大阪と京都の府境を超え、山崎駅から京都府に入った。

車内は至って静かである。

高槻から先はガラガラになった

私達が乗ったこの列車には車内天井に数ヵ所モニターが設置されており、駅に停車するたび「女性専用車Women Only」と表示される。

こういうところにも(実は任意協力であるにもかかわらず)男性を可能な限り乗せないようにするJR西日本の歪な熱心さが現れている。

車内のモニター。駅に着くたびこの表示を出す。

さらに(写真では分かりにくいが・・・)その表示の下に「小学6年生以下の男性のお客様、お身体の不自由な男性のお客様(介助者の方を含みます)が乗車されていることがありますがご理解をお願いします」などと文章を加えているところなど、女性客の機嫌を損ねないよう、JR西日本の「女性のお客様第一」の姿勢が見て取れる。

本当は男性を一切乗せないようにして「男性がいない快適な空間を提供するJR西日本をどんどんご利用ください」とやりたいところだが、国土交通省の方針もあり、バリアフリーも言われる中、流石に身体障がい者まで「男性だから」と排除できないので、仕方なくこのような案内をしているというところだろう。

世間では「女性専用車は痴漢被害が深刻だからやむを得ず設けられたもの」と思われているだろうが、かつてJR西日本が「乗ってますか?女性専用車」・「終日実施しているからいつでも乗れる」・「行きも帰りも女性専用車、もう私の習慣です」・「私は乗る!女性専用車」などと、女性専用車をモニターやポスターで売り物のように積極的に宣伝していたことからもわかる通り、実際は痴漢対策の名を借りた「女性ウケ狙いの客寄せサービス」である。

一部の女性客の特権意識や男性嫌悪などに訴えかけ、それを営利目的に利用しているのだ。

公共交通機関である鉄道が(世間が女性専用車を痴漢対策だと思っているのを良いことに)こんなことをしているのである。

痴漢対策というなら、なぜ混雑のない日中や土休日まで含め、毎日終日実施するのか?

この時点で痴漢対策としてはすでにおかしい。

(だからこそ「女性に安心して乗車いただくため」と、理由がすり替わる)

JR西日本の女性専用車に疑問を呈するツイート

列車は長岡京、向日町と過ぎ、桂川で女性客が3人ほど私達の近くのドアから乗車してきた。

特に私達のことは気にしていない様子で、何気ない会話をし始めた。

次の西大路ではホームに人はいたが女性専用車には誰も乗ってこず、19:31頃終点京都駅に到着。

結局ここまでJR職員や女性客からの声かけはなかったが、男性の乗車も確認できなかった。

JR京都線 京都→新大阪

京都で一旦改札を出て、今度は京都発19:58普通西明石行きに乗車することにした。

まだ発車まで15分くらいあるが、声掛けがないかどうかの確認のため早くから女性専用車位置に全員で並んだ。

京都駅の駅標
当日の京都駅ホームの様子

西明石行きは京都始発のため、ホームに19:47頃入線してきた。

私達は早速乗車して着席した。車内は私達だけ。

その後ぼつぼつと女性客が少し乗車してきたが、車内は発車間際まで本当のガラガラだった。

しばらくして駅ホームを乗務員(恐らく運転士)が歩いて通り過ぎたが、私達にはまったく声をかけてこなかった。

さらにその後、今度は車内を清掃員の男性が車内を掃除しながら私達の目の間を通り過ぎたが、やはり声掛けはして来なかった。

やはり新大阪だけがかなり違った対応をしているようだ。

その後、今度は車掌と思われる乗務員が先ほどの運転士とは逆方向にホームを歩いていったが、やはり私達には声をかけて来ずだった。

ただ、声掛けはして来ないものの、駅員や車掌がそれぞれ肉声で「この電車の前から5両目は女性専用車です。ご理解とご協力をお願いします。」とアナウンスしたり、また電光掲示板にも女性専用車に関する字幕が流れていた。

このようにJR西日本は平日だけでなく土曜休日ダイヤの日であろうが(任意なのに)女性専用車というウソの案内を積極的に行い、痴漢対策にかこつけた女性向けサービスのために男性を事実上排除している。

本当はこれだけでも充分男性客を軽視・差別しているといえるのだが、新大阪はその上に声掛けも徹底してやっているのだからより悪質である。

発車時刻近くなって一組の男女ペアの乗客が乗車してきて着席しようとしたが、男性の方が女性専用車と気付き、留まることを拒否して隣の車両に移動して行った。本当は移動しなくても良いのだが・・・

やがて列車は京都駅をゆっくり発車した。

車内は私達以外に10数人程度である。

そのまま特に何もなく大阪府に入り、高槻駅に到着して何人か乗車してきた中に男性を一人確認した。
今回の乗車会では初めての確認である。

降りた人もおり、車内は京都を出たときよりもむしろ乗客が減った感じだ。

そのまま摂津富田・JR総持寺を過ぎ、茨木駅で高槻からの男性客は降りていった。

結局ガラガラのまま20:43頃新大阪に到着、ここでおおさか東線ホームに移動して、今度はおおさか東線に乗車する予定だったのだが・・・

新大阪駅で・・・

西明石行きの列車を降り、おおさか東線乗り場に移動しようとホームを歩いていたら、ホ―ムにいた駅員が女性専用車内に座っていた高齢の男性客に声をかけ、移動させているところに偶然遭遇した。

以前から当会が言い続けている通り、任意であることを伝えずに「女性専用車です」と言って移動させるのは、騙しているも同然である。

なぜ女性専用車が「女性専用」と名乗りつつ実は男性乗車禁止ではなく、任意協力になっているのか?

といえば、本当に強制してしまうとまずいからである。

本当に強制してしまうと「同じ運賃を支払えば誰でも公平にサービスを受けられる(受けられなければならない)公共交通機関の大原則に反するばかりでなく、法的にもまずいのだ。

だからこそ「任意協力」を抜け道にして「強制していないから」と、女性専用車をまかり通らせているのである。

しかし実際には「女性専用車」などと、とても任意とは思えない名称をつけ、しかも車内に男性がいると(任意協力であることは一切伝えずに)「ここは女性専用車です」といって移動させる。

そしてそれを「男性が自分の意思で協力してくださったのですから何の問題もありません」と片付けてしまうのである。正にアンフェアの極み、だからこそ抗議する必要があるのだ。

会員A、B、C、Dの4人が駅員のところに行き、まずは会員Aが駅員に抗議した。

新大阪駅のホームで抗議
左にいるのは会員B。写真には写っていないが、中央の駅員氏の目の前に会員A・Cがいる。撮影は会員D。

会員A:すみません。女性専用車は任意協力でしょう?ウソを言わないでいただけます?

駅員:何が?

会員A:だからそれ(専用車)は任意でしょう?

駅員:別にご協力下さいしか言ってないでしょう?他に何か言いました?乗ったらあかんとか言いました?

会員B:任意だと言いましたか?

駅員:あくまでも「ご協力お願いします」しか言ってないですよ。乗ったらいけないと一言も言ってないですから。

会員B:任意だとも言ってないですよね?

会員A:これでは騙しているも同然じゃないですか?

駅員:何で?何が騙しているんですか?女性専用車なのでご協力お願いします言うてるだけで。

会員C:専用という日本語自体おかしい。任意であって強制ではないなら、専用ではない。

駅員:専用かどうかというのは私が決めることじゃないですよね。ただ上からは専用車言うてるけど、あくまでご協力お願いしますと言うてるだけで・・・

言い訳・詭弁ばかりで話にならないので、今度は駅で抗議することにした。

対応したのは改札口近くにいた駅員。

私達が改札口で「責任者の方を呼んでいただけますか?」声をかけようとしていたところ、駅員のほうから私達のほうに「何か御用でしょうか?」と声をかけてきた。

とりあえず、先ほどのホ―ムにいた駅員とのやり取りについて説明したところ「不快な思いをさせて申し訳ございませんでした」と謝罪。

そして、本人(ホームの駅員)には指導しておきますとのこと。

そのあとしばらく女性専用車自体についてもこちらからいろいろと話をした。

私達が「女性専用車は痴漢対策と言いながら毎日・終日実施されていたり、女性専用車限定広告で高い広告料を取っていたり、痴漢対策とかけ離れているのではないか?」と言うと、「そうですね。確かにかけ離れてしまっていますね」と回答。
【相手の言うことは否定しない】というクレーム対応の基本である。

その上で駅員氏は「今では導入されてから20年近く経って、当時とは状況が変わってきていると思う」と言っていた。

(実際には導入当初からJR西日本は女性専用車を客寄せサービスとみなしていたフシがあったのだが、その時は私達からそれは言わなかった)

一見して感じは良かったものの、何だかクレーム対応のお手本という感じ。

ちょっと余談になるが、当会がいつも言っている「女性専用車両は政治的圧力によってつくられた」というのは主に各都市の公営鉄道路線(地下鉄)や首都圏の私鉄・JRなどに当てはまることである。

これは各都市の過去の議事録や女性専用車両を推進した政党のアピールなどを見ていると良く分かる。

(例えばJR東日本の京浜東北線の女性専用車もある政党の議員が「●●(議員の名前)が実現!」)と、自らアピールしていた)

政治家が盛んに自分の宣伝目的に活用する時点で本末転倒。すでに「痴漢対策」は表向きの理由であると言える。

一方でJR西日本については特に政治的圧力等はなく、先述の通り最初から営業戦略として女性専用車を自ら積極的に推進してきた。

現在女性専用車を実施している鉄道事業者は大きく分けて以下の3パターンに分類できる。

  • 政治的圧力などから導入した事業者(各都市の地下鉄や首都圏の多くの私鉄・JRなど)
  • 営利目的や社会的アピールになると考え、自ら積極的に推進した事業者(JR西日本・熊本市電など)
  • 「他がやっているからウチも・・・」という、横並び意識で導入した事業者(阪神電鉄・神戸電鉄など)

いずれにしても【痴漢対策が建前でしかない】ことには変わりないが・・・

・・・結局、駅員氏とは10分ほど話をして、話を終わろうとすると駅員氏のほうから「今回のことは本社に伝えておきます」と言ってきた。

そして、「ただ、上の者は国鉄時代の頑固者が多いですから、すぐには態度を改めないとは思いますが、お客様の声は確実にお届けします」とも言った。

まあこれも「上手いクレーム対応」といったところか。

もちろん、仮にこの駅員氏がきっちり本社に伝えたとしても本社からすれば「ああ、またか」くらいのものだろう。

しかし、私達のような反対派が今も動いていることを鉄道事業者には常に伝えておかなければならない。

【反対派の存在が忘れ去られてしまえば、反対意見はないことにされてしまう】からだ。

対応してくださった駅員氏には「お忙しいところありがとうございました」と伝え、その場を後にした。

JR京都線 新大阪→大阪

結局、時間も遅くなったので予定を変更しておおさか東線には乗車せず、新大阪駅からそのままJR京都線で次の大阪駅に向かいそこで解散することにした。

しばらくしてやってきた21:10発の普通新三田行きに乗車したが、特に声かけはなく、また私達以外に一組の男女ペアの乗客が乗車してきて、二人で一緒に座席に座った。

女性専用車と知っていたかどうかまでは分からないが、知っていてそうしたのなら良いことである。

淀川を渡って、約4分で大阪駅に到着。ここで下車した。

下車後に参加メンバーで通行の妨げにならないところへ移動し、そこで少し最後の総括を行った。

やはり「専用に出来ないもの」を専用と偽り、本来差別に当たるから公共交通機関では出来ないはずのものを「任意協力」を抜け道にしてまかり通らせている現状については、たとえ地道でも引き続き乗車活動して【任意協力を抜け道にした事実上の強制】を許さないようにしていかなければということで一致した。

もちろん、乗車活動をしてもすぐに女性専用車がなくなるわけではないが、だからといって私達が活動をやめてしまったら、それこそ本当に強制することが可能になってしまうだろう。

今でこそ、女性専用車に男性が乗っていても鉄道員が声をかけてこないことが多くなってきたし、また声掛けがあっても男性が移動を拒否すれば鉄道員はそれ以上言ってこないが、過去には移動を拒否すると男性であるというだけで駅員などに力ずくで強制下車させられたりといった事例が多発していた。

当会の活動でも2011年の12月にJR塚口駅で当会の会員が女性専用車から力ずくで引きずり降ろされている(当会内では「塚口事件」と呼んでいる)。

また、2014年にはJR東西線の御幣島駅で駅員らが多数現れて電車を20分近く止めた上、当会メンバーの腕をつかんで引っ張るなどして大騒ぎになったこともあった(こちらは当会内で「御幣島事件」と呼んでいる)。

2011年12月 JR西日本福知山線での強制排除に対する報告(塚口事件)

2014年8月 関西本部:JR神戸(東海道)線&JR東西線 非協力乗車会

「御幣島事件」では当会会員の腕をつかんで引っ張るなどした駅員2名が後に書類送検された。

当会のサイトをよくご覧になられている方ならお分かりだと思うが、現行法では女性専用車に男性客が乗っている時にその男性客を職員や他の乗客らが力ずくで引きずり降ろした場合、暴行罪や強要罪などの罪に問われる加害者はその男性客ではなく【引きずり降ろした側】(つまり、その職員または他の乗客ら)である。

先にも触れたが、そもそも女性専用車は痴漢対策を口実にしているだけで、実際には多くの場合は政党が鉄道事業者に導入を働きかけ、選挙戦などの際にそれを実績としてアピールするなど、政治家の自己利益目的に利用されてきた。

あるいはこのJR西日本のように自ら女性客を呼び込み、また女性専用車を広告料収入源(JR西の場合、女性専用車のみ車内広告一枚当たりの広告料が他の車両の約4倍!)に利用するための営業戦略として導入されたりしてきた。

しかしそれを表向き痴漢対策と言っておくことで、女性専用車を「正義の車両」と世間に思いこませることが出来、また私達のように反対する者を「痴漢被害者のことを考えないで反対している連中」とレッテル貼りすることも出来るのである。

そして「公共交通機関での差別だ」という声に対しては、先ほども述べたように「任意だから差別ではないし問題ない」でうまくすり抜け、しかも反対派の抗議の声がなければ任意だということは一切隠して、事実上の強制を行ったりするのである。

だからこそ私達は何度でも女性専用車に「男性として、敢えて乗車し続けている」のである。

ところが、どうやらツイッターを見ていると、恐らくごく一部の人間だと思われるが
「女性専用車両反対派は、車内に乗りこんで訴えかければ女性客が味方してくれると思っている。そんなことしたって女性客が理解を示してくれるわけでもないのに反対派はどこまで馬鹿なんだ?」
と、本気で思いこんでいる連中がいるらしい。

当会は女性専用車の中で声を大にしたりはしない。
当会では、他の乗客にこちらから話しかけるのは原則禁止している。念のため。
しかしどうやったら、「女性専用車に乗りこむ=女性客が反対派に回ってくれると思ってやっている」という解釈ができるのだろう。謎だ。

思わず「ハァ?」と言いたくなるが、このツイート主だけでなく、他にもいくつか同様の趣旨のツイートがあったので、どうやら一部でそのような情報が流れているのだろう。

デタラメもいいところだ。

なぜ「反対派が女性客に味方してもらえると期待して乗車している」などという、ありえない発想になるのか、逆にこちらから聞き出したいくらいである。

私達は乗り合わせた女性客には何も期待していないし、何の用もない。

そもそも非協力乗車は同乗した女性客に訴えかけるためのものではない。

先述の通り、任意なのに事実上強制のように装う鉄道事業者のウソを許さないためのものである。

つまり鉄道事業者が「任意協力だから差別ではない」と言うのなら、本当に任意で男性が乗車できるようにしなければという活動なのである。

もし女性客に期待することがあるとすれば、女性専用車に男性がいてもそれが当たり前のようになり「別に珍しくもないか・・・(あるいは、仕方ないか・・・)」と思うようになってくれれば、くらいのものである。

それよりも鉄道員が声をかけてこなくなり、男性客が今よりももっと女性専用車(と名の付く一般車両)に乗りこんで来るようになれば、そして任意協力だということを知った上で敢えて乗車してくる人が増えて女性専用車が形骸化(女性専用車両も他の車両と同じくらいの男女比)すれば、それが私達の期待している「大きな前進」である。

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当会は男女を問わず、さまざまな年齢や立場の会員が在籍しています。
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